デラシネ(deracine)

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横浜スタジアム生観戦!タイガース延長戦を制して勝利!!

2015-05-23 23:34:14 | 阪神Tigers
行ってきました!今季初横浜スタジアム。昨日は悔しい、いや腹立たしいサヨナラ負けでしたが、
今日も終盤ハラハラの展開を制して、定番だった連勝の後は連敗、のパターンを止めました。
DeNAのホームでの連勝記録を止めました。

能見と井納でスタート、タイガースはマートンのタイムリーで幸先良く先制しますが、
3回に追いつかれ、その後はよく言えば投手戦。悪く言えば両軍の打線が沈黙。
能見は打たせて取るピッチングが冴えました。でも失点は2度とも先頭を出してのもの。
井能も序盤は不安定でしたが中盤以降立ち直ります。でも投手戦の割には息詰まる展開ではなかったなと思ってたら、
終盤にゲームが動きます。

9回、タイガースはゴメス四球で代走荒木。これが生きます。盗塁、そして悪送球で無死3塁。ここで福留の犠牲フライが生まれて勝ち越し。
とにかく9回でリードします。その後上本の2塁打(走塁の間に3塁)から点が入らなかったのがアレでしたが。
でもこの日は走塁面が良かったタイガース。ベイの守りの乱れにも乗じてよく走りました。
代走の起用も正解でした。

9回裏は球数が少なかったからか能見続投。呉昇桓が大丈夫なら呉昇桓だったと思いますが。
しかしDeNAに追いつかれてしまいます。筒香の当たりをファーストに入ってた荒木がエラーした(記録は安打)のが・・・・あれは止めないと。
まさかの同点で延長へ。9回表の1点で勝ったと思っただけに、今日これで負けたらヤバかったですね。
でもサヨナラは今日は許さなかった。タイガースの意地が見えました。

10回は鳥谷四球からパスボールでよく走って3塁へ。珍しい鳥谷のヘッドスライディング!
しかし俊介がスクイズ失敗の上に三振。2死3塁となって、マートンゴメスが引っ込んでいたため、勝ち越しは難しいかに思われました。
ところがベイ投手が四球連発で満塁。
9回の田中、10回の安部と、勝ちパターン以外のベイ投手の駒の無さが見えましたね
満塁となって福留。役者が違いました。初球を勝ち越しのタイムリー。この日3打点です福留。
そっから畳み掛けられませんでしたが、2点リードとなりました。
チャンスマーチ各種歌えて楽しかった終盤でした。

その裏は当然オスンファ・・え?福原?これは呉昇桓に何かあったな・・・
しかし急遽ストッパーの福原がしっかり3人で抑えて勝利。

ギリギリの勝負でした。とにかく勝ててよかった。
呉昇桓は体調不良だったようですね。しっかり頼みます。
DeNAの守備の乱れ、控え投手の四球に助けられたのも確かだけど、タイガースに特に守りはミスがありませんでした。荒木以外。

本当に勝てて良かった。心から嬉しい勝ちでした。生観戦、負けてたら本当にしんどかったはずです。
9回投げぬいた能見に勝ちがつき、オスン欠場でも勝つことができました。
西岡の離脱は痛いですけどね・・・あまり投手に声かける人がいなかったような?


さて、首位DeNAが相手でしたが、打たれたヒットは6本。そのうち筒香が3本。
筒香、本当におそろしいです。投手は投げるところがありません。大きいのも打ちますが、それを捨ててミートもできます。
地元出身、日本人4番、若い、ホームランも打点も打率もすごい。新たなスターになりました。
どうやって筒香を抑えるか。それがこれからの鍵になりそうです。
ただ、梶谷が欠場中なのもあり、他はあまり怖さを感じませんでした。バルディリスはちょっと怖いけど。ロペスはこの日は音なし。
若さはあるけど、読売打線のような嫌らしさはない。
勢いが無くなった時、どこまで粘れるか。今日弱さを露呈した3番手4番手のリリーフ陣も課題です。長田が良かったのは意外だけど。

でも首位に立っているのもあって、この日のハマスタは満員でした。すごい人でしたよ。
勝つことが一番の集客力です。明日もまた多くのお客さんでハマスタが埋め尽くされるでしょう。


以下、写真です。

本日は試合日。球場周辺にこの幟が。


入場したらこんなステッカーをもらいました。何だろう。去年もIラブYOKOHAMAのステッカーもらったっけ。
とにかく地元密着を打ち出していますね。子供連れも多い。本当にお客さんが入る球団になりました。


就いてまずビール。3杯いただきました。


満員の観客席です。いつもは空席も目立つバックネット裏もかなり入ってました。


相変わらずギッシリのタイガース応援席。自分はこのエリアは初めてかなあ。2900円でした。


7回、ジェット風船。神宮、東京ドームは禁止なので関東のセ球団ではここだけで見れます。


能見のピッチング。筒香以外は翻弄しましたね。9回は仕方ないけど、先頭出したら大体やられる。


9回、ついに勝ち越したのですがね。でもこの日終盤の粘りは見事でした。


勝利のハイタッチ。本当に勝ててよかったという試合でした。


ヒーローインタビューは3打点の福留。頼りになる男です。


終了後も意気上がるタイガース応援団。私もたくさん歌ってきました。明日も行きます!




【オマケ】
横浜スタジアムを出た後、みなとみらい地区を抜けて横浜駅まで歩いてきました。
大桟橋には巨大豪華客船が。カメラマン多数いました。


そこからみなとみらい「臨港パーク」へ。20年ぶりです。20年前はサザンオールスターズのライブ「ホタル・カリフォルニア」で来ました。
その時とはおそらくかなり風景が変わっていると思いますが・・・というかその時の印象がほぼ無く・・・
桜木町から歩いたんだっけ・・・帰りは横浜駅に歩いたんだっけ・・・暑くて死にそうで酒飲んで頭痛くして・・・
でも楽しかったのは覚えています。来週はそのサザンのライブへ行きます。東京ドームです。
↓海側に向かって撮りました。結構人がいましたね。1人でいる人も多かった。


↓海側から撮りました。カマボコ、パシフィコ横浜、そしてランドマークタワーが見えます。


そこから横浜駅へ行く途中にマリノスタウンが。閉鎖するとのことでニュースに出てましたね。マリノスvsJEFのユースかな?試合してました。


以上です。

5・21プロレスリング・ノア「SEMex.」新宿FACE大会観戦記!

2015-05-23 00:41:49 | プロレス
21日木曜日、プロレスリング・ノア「SEMex.」(以下SEM)新宿FACE大会へ行ってきました。
気がつけば5・4後楽園から毎週NOAHです。来週も再来週もです。
この日はいわゆる若手主体興行「SEM」ですが、メンバーはいつものNOAHと大日本、ヤンキー二丁拳銃が加わった形。
NOAHを席巻している鈴木軍はおらず、またセミに北宮、メインに熊野、第1試合のバトルロイヤルに新人・友寄のプレデビューと、
若手主体興行の趣は残しておりました。

観客はさすがにこの日程、カード、諸々の条件が重なったか、空席も結構多く、NOAHの発表340(満員)は盛りすぎです。
もちろん鈴木軍がいない、ってのもあるでしょう。いたらどこまで埋まったかはわかりませんけど。
あと、twitterでも文句を書きましたが、この日の料金設定が「?」です。
最安がB席4000円。これは後楽園や有明コロシアムと変わりません。それどころか新宿FACEはドリンク代が取られる。
どうもこのあたりが納得いかない。カード数、内容的にも後楽園や有コロと同じでいいはずがない。
・・・それでもお金は払って見ますけどね(笑) 仕事帰りに寄れるし、見たいカードはあったし。

大会は19:00開始の21:05ぐらい?終了。バトル・女子入れて6試合のコンパクトでいい大会でした。だから最安は3000円でいいのに・・・ブツブツ

第1試合から簡単に振り返ります。なお、先のタッグリーグでの新宿FACE大会とは異なり、この日は全てSEM仕様でした。

最初は友寄志郎プレデビュー戦、8人参加バトルロイヤル。
メンバーはウェブ、ギャンブル、ヨネ、勝彦、小川、ザック、キャプテン、友寄。


↑写真の真ん中、白の吊りパンツが友寄です。
ブレて見えにくいですが、明らかに緊張していました。いい写真が撮れず。すみません。終了後握手しました。真面目そうな青年です。
最初はフォアアームで向かっていきますが、すぐにボディスラムで投げられ、ザックのエルボースマッシュ、勝彦の蹴りを食らいます。
でも身体は背は無いけどガッシリしているし、気迫は凄かった。向かっていく気持ちは見せました。
ボディスラム食らいっぱなしだった熊野の時とは少し違いましたね。最後は勝彦のブレーンバスターに沈みますが、上々のプレデビューです。
勝彦のブレーンバスターは得意のツイスターと呼べるほどエグくなかったですが、結構頭から落とし気味でしたね。
次は30日のディファ有明でいよいよデビュー本戦、北宮とのシングル船を迎えます。何を見せてくれるのか。
9ヶ月ぐらい練習生やっていたんですね。とにかく、熊野以来久々のNOAH新人です。練習生2人にもいい励みになったでしょう。

↓ザックに向かう友寄。お客さんも「志郎!!」「友寄!!」と声援を送っていました。色は志郎だから白だとか。
あと、煽りVでは「沖縄っぽさを出していきたい」と言ってましたが、何だ、沖縄っぽさって(笑)


さて、友寄が去ってはじめてバトルロイヤルが始まった感じ。普段あまり見られないマッチアップが楽しかったです。
↓ザックと小川の技術展覧会に新宿が酔いしれました。腕を取って首の前で交差させる攻防。うなりっぱなし。


キャプテンとヨネ、キャプテンと勝彦などの顔合わせも。↓クロスフェース・オブ・邪・・・・いや、キャプテン。
最後はヨネのキン肉。序盤何もしてなかったヨネが勝利しました。



第2試合は女子。SEM常連の華名と大阪女子の下野の対戦。面白かったです。
華名の蹴りやサブミッションvs下野のショルダーアタックやヒッププレス、柔と剛の対比。
最後は華名が絶妙に絡みついて、胴締め式チキンウイングフェイスロック。でもどうしても女子は身長とロープの関係が気になる・・・



第3試合は後楽園あたりで組まれもおかしくない石森&小峠vs原田&玄藩。


玄藩がメキシコ遠征前日の石森小峠にはなむけのマイクでスタート、その玄藩、ツバがほとんどなく、かなりシリアス。
原田共々ベルト挑戦を控えているからでしょうか。原田も良かったし、小峠と原田は意地の張り合いで試合を引っ張ります。
割とゴツゴツといくやった3人に対して石森は持ち前の華麗な動きで翻弄。玄藩にペースを狂わされるところもあったけど。
試合は20分ドロー。でもこういう普通の試合がやっぱり面白いと感じるのは私がNOAHファンだからでしょう。

↓試合後もにらみあった小峠と原田は6・19後楽園でシングル。去年有コロ、今年大阪と好勝負やってきたカードが再び。何か新展開はあるのか。



第4試合は6人タッグ。マイバッハ&拳王&大原vs杉浦&彰俊&ストーム。
これは超危暴ジュニアの竹刀誤爆などで盛り上がり、またヘビーの4人はゴツゴツとした戦いで激突、安定のNOAH6人タッグ。
ただ、杉浦がジュニア2人を圧倒、マイバッハはベルト挑戦を控えて好調。最後は雪崩式マイバッハボム。杉浦は竹刀を壊して退場。
超危暴劇場はなく、割とあっさり終了。
横浜でタッグ奪回ならなかった杉浦のモチベーションが落ちてなければいいけど。ファイトはいつもと変わらないけど。





休憩後に第5試合。北宮&クレイジーvs大日本・関本&岡林。
いやー、とにかく大日本コンビのパワーが凄くて圧倒されました。派手なことは何もないんだけど肉体が凶器となり、北宮を破壊しにかかります。
クレイジーもいつもの陽気さを最近は抑えて厳しい攻めを見せます。北側客席、私の目の前から飛んだトペコンも披露。
さて北宮。
NOAHに入ってから、この日が一番良かったのでは、ぐらいの内容でした。とにかく気迫が凄い。気合が凄い。技じゃない、気持ち。
もちろん大日本コンビが受け止めてくれたってのもあったでしょう。しかしバックフィリップで2人を投げ、
ショルダー外してからのスピアーは思わず関本が悶絶する一撃。最後はラリアットからのぶっこ抜きジャーマンに散りますが、
北宮ここにありと見せてくれました。これを今後いかに継続できるのか。そこだけでしょう。本当に良かった。
新宿が大日本コンビに、そして最後は北宮によって沸騰しました。

無限ボディスラムを食らっていた時の北宮。ボロボロにされてから立ち上がったところに価値があります。


クレイジーと大日本勢の絡みは珍しい。


北宮、天晴れの玉砕。しかし勝った関本が青コーナー下で蹲る。関本と岡林はまた上がってほしい。



メインは丸藤&熊野vsヤンキー二丁拳銃宮本裕向&木高イサミ。
こういうカードが見たかった。二丁拳銃大好きです。「大人の勲章」で入り、「One Night Carnival」で退場。しびれた。
丸藤は熊野を全面に出しつつも、自分もしっかり二丁拳銃を味わい、チョップを打ち込んでいきました。宮本は不知火にトライしてたっけ。
木高は少し雰囲気が違ってきてるような?キャラ転換?そこ語れるほど彼には詳しくないのですが。
やっぱり二丁拳銃は面白いですよ。連係攻撃も良かったし、受けもできる。そして熊野を光らせることもできる。もっと上がってほしい。
さて熊野。
北宮がセミで大奮闘しましたが、熊野も負けじと頑張りました。どうにか食ってやろうとする気持ちですね。
初勝利を挙げて自信が漲ってもいると思います。何か新しいムーヴも出していたような気がしたけど・・・
丸め込み連発で宮本に迫りますが、最後はサンダーファイヤーで決まりかと思ったらこれを返した熊野!ムーンサルトに沈むも、
メインの重責は果たしたと思います。合格点をあげていい内容でした。決して気持ちで負けてなかった。でも何か大技はほしい。
そしてこの日、試合前も試合後も握手も求めてきた二丁拳銃に対し、熊野は断りました。それでいい。

宮本は黄色のコスチューム。イサミは髪にバンダナ?を巻いてました。


丸め込みで3カウント寸前まで攻めた熊野。


終了後、二丁拳銃と丸藤が握手。でも熊野は断った。


そしてなんと熊野がマイク。初か?
「負けてマイク持つんじゃダメだ。でも俺は諦めない!ヤンキー二丁拳銃、他のベルト持ってる奴ら、全部俺がぶっ飛ばす!!」(主旨)
「ぶっ飛ばす!」が熊野の1つのキャッチフレーズになるのでしょうか?熊が相手をぶっ飛ばすその日を待つ!!
最後は広島でジュニアタッグに挑戦する玄藩が健闘を讃えて出迎え。玄藩の優しさが最近目立つとの声(笑)



以上です。面白かったですよ。行った価値はありました。
不満もあるけど、鈴木軍いない中でも十分楽しめた。
そして、何よりも友寄、北宮、熊野といった若手、
NOAHの将来を担う選手の頑張りがしっかり確認できたことが大きいです。「SEM」とした意義はありました。
若い選手が出てくるのを見るのもプロレスの1つの楽しみです。
そして団体はこの層が盛り上げないといけないですね。今後の成長に期待しましょう。