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サイケおやじの生活と音楽

医療は待たされるからこそ

2024-01-11 17:16:57 | サイケおやじの日常

定期健診で眼底検査を受けたので、目の前が真っ白……。

本日は、これにて失礼させていただきます<(_ _)>

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追悼・八代亜紀 ~ 絶唱、そして……、もう一度逢いたい

2024-01-10 14:51:11 | 追悼

港町絶唱 / 八代亜紀 (テイチク)

八代亜紀の訃報に接し、昨夜から聊か茫然自失……。

昨年秋からの闘病・休養は知らされていたとはいえ、その直前までテレビの歌番組等々で元気なお姿を見せてくれていたので、難病とはいえ、近いうちに再び、素晴らしい歌を聴かせてもらえるものと信じていた次第です、それも普通に……。

ところが……、やはり急逝としか思えない悲報には、あらためて無常観を覚えるばかり……。

故人が八代亜紀として我々の前に登場して以降、全く「歌の力」の存在を確信させるが如き活動は、残してくれた音源の全てが絶唱であり、歌謡曲全盛期の昭和50年代をリードし、全てのリスナーを和ませ、感動させ、シビレさせた彼女の歌声は正に八代観音・亜紀菩薩でありましょう。

そして発売されたシングル曲は全てがヒットした中で、追悼の意を込めた1曲のご紹介など、あまりにも不遜ではありますが、サイケおやじが特に聴きたくなって針を落したのが、昭和55(1980)年に出してくれた本日掲載のシングル盤A面曲「港町絶唱」でして、これは「舟歌」「雨の慕情」から続く作詞:阿久悠&作曲:浜圭介から提供の三部作の最後を飾った名曲であり、その三部作全てを編曲した竜崎孝路の手腕の冴えも、八代亜紀の個性を存分に堪能させてくれるは秀逸な仕事!

ここでのそれは正統派演歌 ~ ニューミュージックをも包括したドラマチックにして、決してお仕着せがましくない、絶妙の物語として展開されているんですから、これは八代亜紀でしか表現しえない歌謡世界でしょう。

実は、この「港町絶唱」は名曲であるがゆえに他の歌手によって、幾つかカバーバージョンが制作されてはいるんですが、失礼ながら、その何れもが本家・八代亜紀には云々という結果は言わずもがなです。

近年は、あまり公の場では披露されない八代亜紀のヒット曲のひとつにして、裏傑作と云えば、それは贔屓の引き倒し!

こ~ゆ~、哀しい女の性を歌わせては孤高の存在であった故人は、正に「演歌の女王」であったのと同時に、そのハートウォームな人柄の良さは、例えば近年放送されていた彼女の冠テレビ番組「八代亜紀、いい歌いい話」におけるゲストを交えての楽しい雰囲気からも伝わってまいりましたですよ。

また、歌謡曲に留まらない幅広い音楽性に基いた歌の世界は、ジャズやブルースばかりか、例えばヘビメタ歌謡とも言える「MU-JO」等々、夥しく残してくれた音源・楽曲は未来永劫、聴き継がれるにちがいありません。

最後になりましたが、やはり八代亜紀と云えば、デビュー当時から所謂「彫の深い」面立ちとスレンダーにしてメリハリを感じさせる抜群のスタイルでしたから、美人歌手の代表格でありながら、ある意味での「アクの強さ」からお笑いのネタにされていた時期があったのも、大スタアの証であったはずですし、近年ではグッと質量を増した佇まいに猫顔というところから、やはり慈愛・慈悲を庶衆にもたらす歌謡の女神になっていた気がしております。

ありがとう、八代亜紀!

素直な気持ちは、もう一度逢いたい!

衷心より、合掌。

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この南翔子は大好きな世界

2024-01-09 16:57:38 | 歌謡曲

タッチ・マイ・ハート / 南翔子 (Kitty)

ちょい前からブームなっている「シティ・ポップ」が、昭和50年代に新種の歌謡曲として公認(?)された「ニューミュージック」の再発見運動だとしたら、当然ながらアイドル歌謡のジャンルにも探索の手が伸びるのは必然であり、だからこそ、その狭間で活動していた南翔子にも注目していただきたい一心で本日ご紹介するのは、昭和61(1986)年8月に発売された掲載シングル盤A面曲「タッチ・マイ・ハート」です♪♪~♪

いゃ~~、なにしろこれがアップテンポでライトタッチのブラコン歌謡と申しましょうか、チョッパーペースが目立ちまくりのタイトなリズムセクションは、この当時の流行がド真ん中ですし、流麗なストリングスに華やかなホーンセクション、加えて爽やかさ優先主義の薄味コーラスをバックに歌う南翔子は持ち前の素直な声質と節回しを完全披露 (^^♪

そして気になるソングクレジットを確認すれば、作詞:松井五郎&編曲:水谷公生は当然ながら、このキャッチーなメロディを書いたのが南翔子、その人なんですから、たまりませんねぇ~~♪

以下は全くサイケおやじの独断と偏見ではありますが、作曲には歌詞からのインスパイアも含めてのメロディ優先主義とリズムやコード進行からメロディを乗せていくという、二通りの作法があると思っているんですが、ここで南翔子が作り出した「タッチ・マイ・ハート」を聴いていると、おそらくは後者だったじゃ~なかろうか?

―― なぁ~んて思ってしまうんですが、それは彼女の実兄が良く知られているとおり、スタジオセッションの世界でも秀逸な活動を残している元ワイルドワンズの渡辺茂樹とスペクトラムの渡辺直樹ですから、そ~ゆ~偉~い兄さんが仕事をやつている現場を彼女は見知っていたという推察は、いかがなものでしょう?

ちなみに何時も似た様な曲ばっかり作っている山下達郎にしても、自分好みのリズムとコード進行からリフやメロディを捻り出していんじゃ~ないでしょうか?

いゃ~~、だからこそ、南翔子の「タッチ・マイ・ハート」に何となく、タツローっぽさを感じてしまったりもしますが、それはもちろん、サイケおやじの大好きな世界というわけです (^^♪

ということで、連日真冬なのに夏向き歌謡ばっかりご紹介しておりますが、それまた天邪鬼な快感として、サイケおやじの本性の一端であります (^^ゞ

あぁ~~、好きな音楽に季節はカンケェ~ネェ~~!

今年は初っ端から、そんな気分に満たされているのでした (^^;

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愛を歌うフェロモン菩薩 ~ 歌謡サンバは真冬でも

2024-01-08 17:06:24 | 歌謡曲

愛のサンバ / 平山洋子 (ポリドール)

日頃、何かと「回りくどい」サイケおやじであるが故に、直球勝負に弱いところは否めません。

例えば、本日掲載のシングル盤A面曲「愛のサンバ」は平山洋子が昭和50(1975)年に出してくれた、そのものスバリのフェロモン歌謡でしたから、ノー文句でシビレきったサイケおやじのザマは皆様ご推察のとおりです (^^ゞ

だって、作詞:水木かおる&作編曲:馬飼野俊一とクレジットされた「愛のサンバ」の企図制作は文字どおり、フェロモン唱法を称揚する歌謡サンバであり、それをミディアムテンポで節回す平山洋子の恣意的なセクシーさは、ある意味……、ポルノチックでもあるんですからっ!?!

もちろん、当時の我が国歌謡界においては、こ~ゆ~表現が普通に制作されていた事は言わずもがな、ここでのメロディ展開は実にオシャレですし、フルートやストリングス、さらにはシャラララコーラスをバックに囁きと溜息ボイスを巧みに用いた平山洋子の歌唱は、こ~でなくっちゃ~~、なんにもなりませんよ (^^♪

ですから、正にフェロモン菩薩と化しているジャケ写の中の彼女を眺めつつ、この「愛のサンバ」を聴いていると、フワフワとした気分に満たされてしまうのがサイケおやじの偽りの無い心持というわけです (^^♪

しかし……、これは自分独りだけで聴くのが正解と申しましょうか、お茶の間じゃ~~、気まずい雰囲気しかありませんからねぇ~~、オンタイムで彼女がテレビ出演で「愛のサンバ」を歌っていたのかは、記憶に無いのも当然でしょうか (^^;

それでもストレートな曲タイトルに偽り無しの名曲名唱だと思うのが平山洋子の「愛のサンバ」であります。

ということで、残念ながら……、彼女が残した音源の復刻状況は芳しくないわけですが、ここらでひとつ、妹の平山三紀ばかりじゃ~なくて、平山洋子にも光が当たって欲しいと願っております。

ちなみに平山洋子は女優・園江梨子としての活動もあり、それちらでは尚更にフェロモン系の役柄を演じているとはいえ、松竹作品でのちょい役がメインなので、過大な期待は禁物でしょうか……。

でも、平山洋子、好きだなぁ~~~♪

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明るく歌う麻里圭子

2024-01-07 17:30:58 | 歌謡曲

銀色のお月さま c/w そんな夢 / 麻里圭子 (ビクター)

こんな世相なればこそ、明るい歌声の素敵な歌謡曲をっ!

―― ということで取り出したのは、麻里圭子が昭和43(1968)年に出した本日掲載のシングル盤です。

というか、サイケおやじは年末年始になると、ど~ゆ~理由か、麻里圭子のレコードが聴きたくなる習性があるみたいなんですが、それはそれとして、まずは作詞:水島哲&作編曲:寺岡真三が提供のA面曲「銀色のお月さま」はアップテンポのラテンジャズ歌謡に仕上がっており、流麗なストリングスやオープンハーモニーも用いたドュビドュビシュビドュバのスキャットコーラス、そして軽快なリズムセクションのノリも楽しいカラオケパートをバックに歌う麻里圭子は「Silvery Moon」と附された英語の曲タイトルにも臆する事の無い、本領発揮の快唱を存分に聴かせてくれますよ (^^♪

う~ん、スクールメイツのバックコーラスとの相性も素敵ですねぇ~~♪

一方、作詞:水島哲&作編曲:鈴木邦彦が提供のB面曲「そんな夢」は津々美洋とオールスターズ・ワゴンとの共演レコーディングという企画がドンズバの快作で、微妙な初期ビートルズっぽさもニクイところなんですが、「ふっきれた」麻里圭子の歌いっぷりをバックで煽る(?)津々美洋のシャキッとしたギターを核とした演奏&コーラスパートの安心感も素晴らしいと思います (^^)

ということで、ここに素晴らしいシングル盤を出した麻里圭子は以降、ポップス歌謡路線を突き進むわけですが、それが幾分オシャレ過ぎていた感がオンタイムでは確かにあったのかもしれず、だからこそ、後年になっての再評価は当然が必然なのかもしれません。

あぁ……、極みのボックスセットの編纂発売を強く望むばかりです <(_ _)>

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確かにロックしていた伊藤さやか

2024-01-06 17:33:11 | 歌謡曲

恋はFeel So Lightで ! c/w あいつにパーキング / 伊藤さやか (ビクター)

おそらく本職はモデルだったのかもしれませんが、それでも一生懸命に歌謡ロックをやっていたいたのが、本日の主役たる伊藤さやかでした。

しかも、それが所謂「80年代アイドル」全盛期の芸能界の中でっ!

―― だったんですから、周囲は彼女もアイドルシンガーという認識に抗ってのアンチぶりっ子な姿勢は、サイケおやじにも伝わって来るものがありましたですねぇ~~♪

もちろん、今となっては伊藤さやかの活動のメインはテレビドラマやCMモデルとしての印象が色濃く残っているばかりかもしれませんが、少なくとも昭和57(1982)年の歌手デビュー当時から、幾分のハイトーンボイスでツッコミ気味に歌っていく個性は同時期の女の子アイドルとは一線を画していた事は、常識的にはキワモノの誹りもありながら、何かしらのロック魂をサイケおやじに感じさせるものだったのです。

さて、そこで本日掲載したのは、そんな彼女が昭和58(1983)年9月に出したシングル盤でして、まずは作詞:Heart Berry&作曲:Kisaburo Suzuki、そして編曲:Keiichi Suzuki が提供のA面曲「恋はFeel So Lightで !」からして、これがミディアムアップのキャッチーな歌謡ロックであり、サウンドの味わいがタテノリのパワーポップというのも好ましいところですが、伊藤さやかの歌いっぷりが声量の物足りなさをロックフィーリングで補っている感じは賛否両論とはいえ、サイケおやじには可愛く思えたりします (^^)

そ~ですよ、実際この頃の彼女はテレビ出演やステージギグにおいてもギターを弾きながら目いっぱい歌っていたんですよねぇ~~♪

ですから、作詞:Heart Baby&作曲:Takashi Sato、そして編曲:Tsugutoshi Goto とクレジットされたB面曲「あいつにパーキング」が尚更にアップテンポのロカビリー歌謡に仕上がっているのは、仕込まれた泣きメロを上手く節回してくれるであろう、そんな伊藤さやかのフィーリングを信じてのプロデュースであったとしたら、ビシッとタイトなバックの演奏に負けじと歌いまくる彼女は最高 (^^♪

個人的にはA面曲「恋はFeel So Lightで !」よりも好きなほどです (^^♪

ちなみに彼女の楽曲音源がレコード化された時の制作クレジットはデビュー当時から英語表記が多く、例えば最初のシングル曲「天使と悪魔 (ナンパされたい編)」の作詞クレジットにある「Heart Box」とは篠原仁志でしたから、ここでの「Heart Berry」「Heart Baby」についても同様の推察は易いところですし、「Kisaburo Suzuki」は鈴木キサブロー、「Keiichi Suzuki」は鈴木慶一、「Takashi Sato」は佐藤隆、「Tsugutoshi Goto 」が後藤次利という現実は言うまでもないとは思いますが、そんな仕掛けさえも、伊藤さやかを歌謡ロックのアイドルシンガーとして売らんとしていた企画戦略だったんでしょうねぇ~~♪

そして何よりも、それを本人が強く望んでいた事は当時から知られていたとはいえ、そんなこんなの奮戦も空しく、レコード会社の移籍、芸名変更等々を経て、いつしかフェードアウト……。

ど~やら現在でも芸能活動は継続されているらしいですが、もう一度、歌って欲しいなぁ~~~♪

ということで、ど~にも物騒な我が国の情勢には気が滅入るわけですが、そんなこんなを一瞬でもブッ飛ばしてくれるのが好きな音楽であり、これは趣味性が異なっているのならば、後は自ずと十人十色!?

心の豊かさを保つのは容易ではない場合も確かにございますが、皆が一致協を望むばかりです <(_ _)>

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エネルギー保存の法則を信じる ~ プロレス愛は姑息な言い訳か…

2024-01-05 17:20:53 | サイケおやじの日常

急遽、友人からチケットを譲り受け、新日本プロレスの試合観戦へ出かける事になりました (^^)

しかし……、件の友人は能登半島地震に関連する仕事多忙のためという次第なんで、なんとも素直には喜べないわけです。

それでも自分がプロレス会場で熱くなるエネルギーが巡り巡って、少しでも被災地の為になれば……、そんなムシの良い言い訳を考えている卑小な気持ちは、我ながら……。

せめて……、おそらくは設置されているであろう募金箱に!

あぁ……、もっと光をっ!

 

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これがキングレコードのサウンドだっ!

2024-01-04 18:51:14 | 歌謡曲

水色の世界 c/w お熱い仲 / じゅん&ネネ (キングレコード)

今日から仕事初めとはいえ、街は未だ本格的に動いている感じもなく、それでいて、どこかしらザワザワしているのは大きな災害や事故が連続しているからでしょうか……。

サイケおやじとしては、そんな中だからこそ、ビシッとしたサウンドが楽しめるレコードをっ!

―― そんな思いで取り出したのが本日の掲載盤でして、これはじゅん&ネネが昭和44(1969)年元日に出した、彼女達の名義では2作目のシングル盤♪♪~♪

もちろん、それは前述した思惑どおりの仕上りでして、まずは作詞:山上路夫&作曲:平尾昌晃から提供のA面曲「水色の世界」が如何にも「平尾メロディ」という和洋折衷フィーリングにファンタジーな恋愛模様が綴られた歌詞が乗っかっているという、このあたりは当時流行のGS歌謡を踏襲したプロデュースだと思えば、ミディアムテンポでビート感を強くした小谷充のアレンジも秀逸であり、特にビシッとしたドラムスに泣きメロのエレキギターが特徴的なカラオケパートがあればこそ、じゅん&ネネのツインボーカルとハモリのコンビネーションはヒット狙いがド真ん中 (^^♪

実際、この「水色の世界」は前作「愛するってこわい」に続いての大ヒットになった事は言わずもがな、同じ制作スタッフが関わったB面収録曲「お熱い仲」こそは、アップテンポで尚更にGS歌謡性感度が抜群に高い傑作 (^^♪

というか、メロディ展開のヒネリとかも含めて、それはA面曲「水色の世界」と比べれば幾分雑なところは否めないかもしれませんが、現代の耳で聴いても尚更の事、この歌謡ロックっぽさは捨て難い魅力に溢れていると思いますし、じゅん&ネネがビシバシのドラムスに負けじと歌いまくる仕上がりは痛快至極!

あぁ~~、この当時のキングレコードで制作されていたGS歌謡やエレキサウンドの諸作は、じゅん&ネネに限らず、例えば中村晃子や寺内タケシ等々の諸作の他にも夥しく残されている音源で同系の迫力のある音作りが確認出来るという、その楽しみは幸せでありましょう (^^♪

ということで、流石に年始回りに疲れを感じるんじゃ~、しょ~がないです……。

でも……、それなりにボケないで、付き合っていけるのは、幸せなんでしょう。

そ~思わなきゃ~、バチアタリ (^^;

本年も、よろしくお願い申し上げます <(_ _)>

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お正月のボサノバ歌謡

2024-01-03 17:39:03 | 歌謡曲

愛のオーロラ c/w 夏の別れ / 萬田久子 (invitation / ビクター)

お正月、お年玉を貰っていた子供の頃から、それで物欲を満たしていたのはサイケおやじの吉例行事であり、そ~ゆ~「買い初め」は齢を重ねても、記憶に残り続けるものですから、小学生の時から続けている「日記擬き」を紐解いて、あぁ~~、あの年は、あれを買っていたんだなぁ~~、という感慨に耽るのも、これまたサイケおやじの正月行事になっています。

で、本日掲載したのは昭和57(1982)年の正月にゲットしたブツのひとつでして、これは前年10月に公開された萬田久子の主演映画「夏の別れ(東映・井上眞介監督)」で流れた本人歌唱によるテーマ曲「愛のオーロラ」と関連挿入曲「夏の別れ」をカップリングしたシングル盤です。

まあ……、今となってはカルト作品扱いになっているらしい件の「夏の別れ」は、しかし公開当時は美人女優としてブレイクしていた萬田久子のヌードが拝めるという話題が沸騰していたもんですから、サイケおやじがスケベ心全開で劇場鑑賞へ赴いた次第は皆様ご推察のとおりです。

しかし、映画本篇は萬田久子に憧れるネクラ青年・安藤一夫のストーカーな行動がメインの青春物語的な展開で、もちろん劇中には萬田久子の他に出演している、例えば内田あかり、麻生えりか、五十嵐めぐみ等々の女優陣や有名男優の安定した演技が周到に用意されてはいたんですが、サイケおやじには如何にも日活ロマンポルノの影響下にあるというか、東映ならではのギラギラした「らしさ」が物足りない感じで、正直肩透かし…… (^^;

サイケおやじが鑑賞した時の客の入りも含めて、興行的にもコケたと思えば、早々に上映を打ち切った劇場もあったと云われるほどだったのは、ちょっぴり哀しい気持ちでありました。

それでも、萬田久子が歌っていたテーマ曲&挿入歌は、なかなか耳に残る好ましさだったもんですから、そこでの印象を求めて入手したのが掲載盤というわけです。

いゃ~~、まずはジャケ写ポートレートが際立つシンプルなスリーブデザインがイイですよねぇ~~♪

そして肝心のA面に収録されている主題歌「愛のオーロラ」は作詞:三浦徳子&作編曲:安川ひろしが手掛けたミディアムアップの歌謡ボサノバであり、メリハリの効いたカラオケパートをバックに歌う萬田久子の曖昧な節回しが逆説的に雰囲気を作り出していると申しましょうか、ヘタウマとは似て非なる「女優の歌」と書いて、これは贔屓の引き倒しではないと自分に言い聞かせている次第です (^^;

つまり……、このあたりの感覚は実際に件の映画「夏の別れ」を観ているか、否かという現実問題にも関係しているのでしょう (^^;

ですから、作詞:中島丈博&作編曲:安川ひろしが提供のB面曲「夏の別れ」が尚更にボサノバ歌謡性感度の高い仕上がりに企図制作されているのも、繰り返しますが萬田久子の曖昧過ぎる歌唱力を活かしきったプロデュースと思うばかりで、サイケおやじは大好き (^^)

いゃ~~、既に述べたとおり、このシングル盤をゲットしたのは「お正月という冬」でありながら、「夏」のイメージが避けえないボサノバ歌謡にシビレてしまうという、そ~ゆ~スノッブさをご容赦願えれば、幸いでございます <(_ _)>

ちなみに件の映画「夏の別れ」のサントラ音源等々を集めたLPも同時期、萬田久子名義で発売されておりまして、これは最近になってCD復刻盤も出ているらしいので、気になる皆様は、お楽しみくださいませ (^^)

最後になりましたが、ここで作曲を担当した安川ひろしは同時期、倉田信雄と DEW と名乗るデュオユニットをやっており、もちろん両者はスタジオミュージシャンとして活動していた音楽性を遺憾無く発揮したソフト&メロウな楽曲を作り出し、LPを発表しておりますので、参考までに (^^)

それと肝心の映画本篇「夏の別れ」は以前、DVD化されたものの、これまたアッという間に廃盤となり、ネットじゃ~~、なかなか高値安定の人気商品ということで、再発が待たれるというか、萬田久子ファンにはマストですよねっ!

あぁ……、今年も趣味に生きる道の険しさを自覚させられているのでした (^^ゞ

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ふりそでシスターズの花と癒しと懐かしさ

2024-01-02 17:33:56 | 歌謡曲

恋とメロン / ふりそでシスターズ (ローヤルレコード)

新年早々、大きな災害が発生し、おめでたい気分なんか微塵も無いお正月とはいえ、人は環境では幸せになれないと思えば、とにかくも健やかに、安らかに暮らしてゆきたいものです。

実は昨日のサイケおやじは人並みに初詣に出掛けたわけですが、ちょっぴり物足りないというか、寂しいのは、ほとんど振袖姿の女性を見かけなかった事でして、それも現代の風潮であるとは思いつつ、なんだかなぁ……。

思い返してみれば、昭和40年代後半にだって、例えば神田神保町にあったジャズ喫茶「響」ではウェイトレスが振袖姿だったという嬉しい記憶もあったりするほど、お正月は艶やかな着物姿の女性が普通に目立っていたものだったんですけどねぇ…… (^^;

そこで本日は、往年の風情を懐かしみつつ、ふりそでシスターズが昭和42(1967)年1月に出したとされるシングル盤をご紹介させていただきます。

ちなみに「ふりそでシスターズ」と云えば、昭和30年代後半から活躍していた3人組という認識がサイケおやじにはあるんですが、掲載盤のジャケ写には2人しか登場していないところから、果たして前述の3人組と同一のグループなのか、否かは判然としません。

しかし、ここに登場している2人は、なかなかの美形 (^^)

そして作詞:岩城かずみ&作曲:松本重信が提供のA面曲「恋とメロン」は皆様ご推察のとおり、基本は所謂お色気歌謡であり、ミディアップでラテンジャズ風味のアレンジを施した岐南木三郎の手際も冴えていますから、随所で上手いハーモニーコーラスを交えつつ、ドンズバのフェロモンを放出するのは、ふりそでシスターズの手慣れた魅力なんでしょうか。

残念ながら、サイケおやじは、この当時のふりそでシスターズの実演には全く接しておりませんので、それは想像の域を出ないとはいえ、本当に振袖姿でフェロモン歌謡を演じていたとしたら、シビレは必至 (^^♪

それが殊更、新年であったなら、嬉しさも何倍かに膨らむというものですが、いやぁ~~、気になりますねぇ~~♪

ちなみに、このシングル盤のB面には「扇雀姉妹」名義の「恋と坊さん」なる楽曲が収められていますが、こちらは作詞作曲:直川哲也&編曲:新良晋一郎とクレジットされているとはいえ、楽曲の基本は例の――

  土佐の高知のぉ~ はりまや橋でえ~
  坊さんかんざしぃ~ 買うを見たぁ~

―― という「よさこい節」をモチーフにした所謂ノベルティソングであり、演じている「扇雀姉妹」については知る由もありませんが、A面の主役たる「ふりそで姉妹」の華やかさには聊かラ分が悪いかもしれません。

それほど、ふりそで姉妹にはナチュラルに美しい芸風が感じられるんですよ、サイケおやじには (^^)

何と申しましょうか、聴いているうちに心が豊かになるというか、苦しい時に思い出したくなる歌を提供してくれる気がしております。

ということで、あんまり現在の社会情勢には相応しくないレコードの紹介になってしまいましたが、何かしらの安らぎに繋がるのならば……、という思いもございます。

光は必ず射す事を信じるばかりです。

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