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サイケおやじの生活と音楽

名曲不滅の理:女の意地 ~ このB面も素敵です

2024-01-26 17:40:39 | 歌謡曲

女の意地 c/w 女ごころ / 藤井明美 (ビクター)

藤井明美麻丘めぐみの実姉と云われているんですが、その真偽について、個人的には確証を掴めていないところから、数枚の手持ちのレコードを取り出し、ジャケ写スリーブを眺めていたら、うむ、なるほどなぁ~~、と独り言ちたのが本日掲載の1枚なんですが、ど~です?

なんとなく面立ちが似ていませんか、藤井明美と麻丘めぐみは (^^)

まあ……、だからと言って、両者が姉妹だとする論拠にはならないわけですが、それはそれとして、このシングル盤は、なかなか魅力的なんですねぇ~~♪

それはまず、収録A面曲「女の意地」が説明不要、鈴木道明が作詞作曲した日本歌謡史に残る傑作であり、拙ブログでも本家本元の西田佐知子、さらには平浩二のカバーヒット作をご紹介している他にも夥しいカバーバージョンが制作され、大勢の歌手によって歌い継がれている人気名作ですからねぇ~~♪

それをここでの藤井明美は寺岡真三のアレンジを得て、オリジナルの味わいを大切にしつつも、しつとりと儚げに歌っており、ちょいと「細い」彼女の声質と演奏パートのイントロから泣いているアルトサックスが魅力的にリンクしているあたりは、完全にサイケおやじの好みなんですよ (^^)

う~ん、このあたりは制作発売された昭和46(1971)年のムード歌謡に強く滲んでいたジャジーなフィーリングでもあるんですが、ジャケ写スリーブに記載があるとおり、このバージョンが当時TBSで放送されていた所謂昼メロの連続ドラマ「第二の結婚」の主題歌であったというのであれば、こ~ゆ~湿っぽさも正解でありましょうか、サイケおやじは件のテレビドラマには全く接しておりませんでしたので、素直に彼女の歌にシビレるだけであります (^^)

そして、尚更に耳を奪われてしまったのが同じ制作スタッフから提供されたB面曲「女ごころ」でして、こちらはミディアムテンポでポップス歌謡寄りのソフトロック演歌に仕上がっており、キャッチーなメロディラインをメリハリを利かせて節回す藤井明美が実にイイんですねぇ~~♪

いゃ~~、こ~ゆ~隠れ名曲・名唱が裏面に入っているんですから、この頃のシングル盤は侮れません。

正に昭和歌謡曲の底力を再認識させられてしまいます (^^♪

ということで、昨日書きましたレコードプレイヤーの不調も持ち直し、「騙しだまし」ではありますが、やっぱり好きな歌や演奏を聴けるのは安心出来る行動と申しましょうか、心の安寧に繋がります (^^)

日々、そんなこんなの積み重ねが喜怒哀楽ってやつかもしれません (^^ゞ

コメント (2)
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