■Heart-Break症候群 / 小野由美 (RIV.STAR)
本日の主役たる小野由美は、ちょうどサイケおやじが島流しにされていた時期に活動していたらしく、それゆえに自分にとっては全くの「幻のアイドル」なんですが、掲載したシングル盤A面曲「Heart-Break症候群」だけは、流刑先に届いた支援物資の中にあったカセットテープという、今では懐かしい記録媒体に入れられていたので、その当時の記憶と共に焼き付けられたフェバリットソングのひとつになっています。
ですから、ご赦免後の浦島太郎状態から脱するために熱を入れていた猟盤活動でも、狙いを定めるブツであり、しかも案外と簡単に入手出来たのは嬉しくもあり、その反面、ちょいと気の抜けた感もありましたですねぇ~ (^^;
そして、あらためて謹聴し、制作クレジットを確認してみれば、作詞:小林まさみ&作曲:山崎一修が狙っていたのは、やっぱりハードな歌謡ロックであり、同時に痛快なアイドル歌謡ポップスとしても聴けるという、逆二律背反!?
もちろん、そこにはアップテンポのロックフィーリングが求められますから、歌いまくる小野由美の節回しが所々て不安定になるのは、そりゃ~、納得するしかないとは思いますが、山中紀昌のアレンジがストレートで容赦無いところから逃げていない雰囲気に好感が持てるんですねぇ~~♪
とすれば、ジャケ写スリーブに記載があるとおり、未見ではありますが、「魔龍戦記」という思わせぶりなタイトルのアニメ主題歌という真相も、なんだか納得するしかありませんが、肝心の小野由美が、どんな感じでライブギグをやっていたのか、好奇心は増すばかり!
なぁ~て思いつめていたんですが、驚いた事に(?)彼女はアイドルからアダルトビデオの女優へ転身してしまったそうで、他に音源があるか、否かは探索中であります (^^;
ということで、明日は久々に猟盤活動に入れそうなんで、本日は早めに寝ます (^^ゞ
素敵な獲物に巡り会えますようにっ!