■恋のサンライト・ツイスト c/w 心のときめき / 小山ルミ (ユニオン)
昨日は所要で某お役所へ行って仰天!?
クールビスによる衣替えとはいえ、なんと! 職員の中にアロハシャツ姿が!?
う~ん、それはそれで現場の意向なんでしょうが、なんともリゾート気分のユルフンムードが、現在の国難に相応しくないと思うのは、サイケおやじだけでしょうか。
なにか額に汗することが馬鹿を見るという風潮を称揚するが如き……。
と、まあ、嘆き節ばかりじゃ、前に進みませんから、個人的には女性職員の水着着用とか、あるいは本日掲載した小山ルミのジャケ写の様なセクシー&ハッピーフィーリングを優先させることが、有意義な税金の使い道じゃなかろうかと思ったりしました。
そこで肝心のレコードについては、小山ルミが昭和48(1973)年7月に出したドメスティックなオールディズカパーの人気作♪♪~♪
まずA面の「恋のサンライト・ツイスト」の原曲は、イタリアのアイドル女優として絶大な人気があったカトリーヌ・スパークが1963年に主演の「太陽の下の18才」で使われた挿入歌というよりも、青山ミチのカパーによって我国の歌謡ポップスファンにはお馴染みじゃないでしょうか。
それを小山ルミは千家和也が新しく書き下ろした歌詞を得て、実にダイナミックに快唱してくれますから、気分はすっかり情熱の恋♪♪~♪ もちろん竜崎孝路の編曲はオールディズ風味を大切にしたリズムアレンジを基調としながらも、当時流行のブラスロックやニューソウルの味わいを巧みに取り入れた温故知新のスタイルですし、録音そのものが低音重視ながら、実は分離が良すぎるほどのステレオミックスとあって、なにか意図的に好き嫌いを狙ったところも感じられます。
しかし小山ルミの歌いっぷりは、絶妙に抑制されたお色気と艶っぽい声質の使い方が最高で、本当にたまりませんよ♪♪~♪
また、B面収録の「心のときめき」も、スイング・ウエストに在籍していた湯原昌幸の持ち歌として知られていますが、どうやら原曲はインドネシアの民謡!? それをA面同様に竜崎孝路の編曲と千家和也の新作詞でもって作りなおしたのが、小山ルミのバージョンというわけですが、これまた屈託の無い歌謡ポップス王道路線の仕上がりで、侮れません。
とにかくシンプルで明快なリズムアレンジと先が読める快感のストリングをバックに歌う小山ルミのお気軽なムードが結果オーライということでしょうか。
ということで、永田町の大馬鹿野郎どもの茶番劇や利己主義の政治姿勢に辟易されられる日々の中では、こういう素敵な分かり易さが一番必要なのかもしれませんねっ!
はじめまして、コメントありがとうございます。
はい、サイケおやじはプロレスも大好きです♪
もちろん、「昭和」ですけどね(笑)。
これからも、よろしくお願い致します。
曲調も秀樹が歌ってもいい旋律。
こういう歌謡曲っぽい曲は、日本人のせいか妙に惹かれる。