ミニスカ歌謡は安倍律子

■愛のきずな / 安倍律子 (キング)

ミニスカ芸能人と言えば、歌謡スタアの安倍律子も忘れらません。

それは掲載したデビュー盤のジャケ写からも嬉しいほどに伝わってくるはずですが、とにかくテレビでも実演ステージでも、リアルタイムで接することが出来た幸運は、神様に感謝したくなっても当然でしょう。

サイケおやじの場合は昭和45(1970)年初秋、テレビの歌番組で初めて彼女に出会った瞬間、その日本人形のような面立ちとミニスカから見せつけられる美脚、そして「ミステリアスなセクシーさ」というか、清楚と妖艶のギリギリの狭間で危ういバランスを保たんとする佇まいには、瞬時に降伏させられましたですねぇ～♪

まあ、平たく言えば、エッチな雰囲気を漂わせる綺麗なお姉様という、サイケおやじが少年時代から最も好む女性の典型でありました。

ですから、テレビに登場する彼女は常にミニスカであったのも、如何にも和物系の美脚が大きなウリであって、それが評判を呼び、加えて丁寧な歌い回しで正統派歌謡曲を演じるとあっては、この「愛のきずな」が大ヒットするのも当然が必然だったと思います。

それはレコードジャケットが、その魅力を百％表現する見開きにデザインされていることや、もちろんパンチラは絶対的な「お約束」として、期待は裏切られません♪♪～♪

ちなみに、ここで「和物系の美脚」と書いたのは、その頃既にミニスカで売っていた西野バレエ団の奈美悦子や原田糸子、あるいは由美かおる等々のダンサーっぽいスタア達とは明らかに異なる、ちょいとムチムチした日本的な美が感じられる部分であって、これは実際に彼女をご覧なられた皆様ならば、共鳴していただけるものと思いますが、いかがなもんでしょう。

ですから安倍律子＝ミニスカ＆水着というイメージがデビュー当時には強く残り、それゆえに特大のヒットは「愛のきずな」だけという結果も、それはそれで評価されると思います。

そして極言すれば、安倍律子はそれゆえに我国芸能史からは決して消えることがないでしょう。

もちろん既に述べたように、彼女の歌唱力は丁寧な節回しが素晴らしく、コブシのツボを外さないところも、サイケおやじが好むところです。

ということで、安倍律子のような歌手が登場していたからこそ、昭和歌謡曲は面白かったわけですし、ビジュアル面では、まさに歌番組がテレビの主流だった時代を証明する存在だと思います。

そこで今、一番に望まれるのが、彼女の映像復刻！

特にデビュー当時のミニスカ姿は、全ての日本人が拝謁に値するほどですよ♪♪～♪

そこでサイケおやじの妄想として、テレビ出演やステージでの彼女は当然、マイクの前でお辞儀をするわけですから、その背後からの眺めはミニスカ鑑賞には最高だったでしょうねぇ～♪　つまり当時は当たり前だったバックのフルバンのメンバーには、最高のプレゼントだったと思われます。

また、これは以前に服役経験のある某有名人がテレビで語っていたことですが、刑務所に慰問に訪れた安倍律子が強烈なミニスカ姿ということで、その場は暴動寸前になったとか！？！？

う～ん、さもありなんですよねぇ。

一刻も早い社会復帰を誓った受刑者も多かったんじゃないでしょうか。

そんなこんなも含めて、安倍律子の素晴らしさは不滅というのが本日の結論でした。

ミニスカ、最高～～～～♪