OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

九月を歌う碧夏子

2021-09-12 17:53:05 | 歌謡曲

それは九月 / 碧夏子 (テイチク)

昨年来のコロナ禍に振り回されているうちに、今年も9月半ば……。

公私ともに目標としていた事が半分も出来ていないのは例年どおりとはいえ、妙に焦りを感じてしまうのは、齢を重ねた所為でしょうか……。

しかし、だからこそ、自分の好きな世界に耽溺したくなるのは「逃げ」でもあり、「希望」でもあるというのが、サイケおやじの心情でありますので、本日は堂々と季節の歌のご紹介として、碧夏子が昭和57(1982)年8月に出した掲載のシングル盤A面曲「それは九月」です。

いゃ~~、実は久々に針を落としたんですが、作詞:荒木とよひさ&作曲:坂田晃一が書いたのは、なかなかAORな失恋ソングで、不思議な懐かしさを感じさせるハワイアンポップスみたいなアレンジを施した矢野立美の思惑と碧夏子の歌唱の相性が素晴らしいんですよねぇ~~♪

ジャケットスリーブに記載されているとおり、これは当時の昼の帯ドラマだった「ライオン奥様劇場」で放映されていた「愉快なおばあちゃん」の主題歌という事ですが、もちろん、サイケおやじは全く件のドラマには接しておらず、当然ながら、楽曲そのものもオンタイムでは聴いた事がなかったんですが、時が流れて、中古盤としてサイケおやじの手元に入った掲載盤は今や大切な1枚というわけです。

以前にも書きましたが、碧夏子は大きなブレイクも無いままにフェードアウトしたと思われる、幻の美人歌手のひとりだったかもしれませんが、普通の歌謡曲よりも、ここで歌ってくれた様なニューミュージック調のAOR歌謡が似合うボーカリストだったんじゃ~ないでしょうか?

サイケおやじが所有している彼女のレコードは、これを含めてもシングル盤が5枚だけで、カタログ番号から類推して、この「それは九月」が一番に新しいという事なんで、以降の活動が大いに気になるところです。

ということで、今夜は自宅でテレビ会議に参加という予定なんで、短めのレコード話でございます <(_ _)>

さあ、これからPCの調整だぁ~~ (^^;

コメント
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