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OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

一月三日の誓いと妄想

2025-01-03 17:04:18 | 歌謡曲

一月三日、八月五日 / 片山三紀子 (日本コロムビア)

新年もスタートしてみりゃ~、ほとんど何も変わっちゃ~いないのがサイケおやじの本性ということで結局、自分が好きなのは、こ~ゆ~サウンドに彩られた捨て鉢演歌!?

それが昭和46(1971)年12月に発売され、翌年新春に局地的ではありましたが、それなりに巷に流れていた片山三紀子の「一月三日、八月五日」であります (^^)

それは既に述べたとおり、作詞:ちあき哲也&作曲:井上かつお、そして編曲:小谷充が企図提供した、これが薄幸な女の未練と諦観が歌い込まれたミディアムテンポのR&B演歌であり、そのキャッチーなメロディラインを節回す片山三紀子の幾分スリムでシャープな声質は殊更印象的なサビのパートで冴えまくり (^^♪

また、サウンド作りにしても、完全定番とも云うべきピアノのイントロからグルーヴィなリズム隊と不穏なホーン&ストリングスの響きが実に素晴らしく、加えて間奏で炸裂するニューロックなギターソロもニクイばかりに、決して片山三紀子のコブシを阻害していないんですねぇ~~♪♪~♪

しかも、コーダーで未練たっぷりに流れ続ける演奏パートは、もっともっと聴いていたいなぁ~~、とサイケおやじに恋慕(?)させるほどですから、これは入れてもらっている高齢者バンドで本年中に練習したいもんだと、まあ……、それもサイケおやじの新年の抱負みたいなものになっております (^^;

最後になりましたが、主役たる片山三紀子に関しては未だ、勉強不足で知るところもございませんが、それにしても「片山」は東映女優にしてセクシーアクションドラマの最高峰「プレイガール」でも大活躍した「片山由美子」、「三紀子」は「平山三紀」を強く連想させられるという、個人的には妄想を掻き立てられる芸名(?)ですねぇ~~ (^^♪

あぁ~~、片山三紀子!

今年も大いに気になる女性歌手であります (^^♪

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あけみにゾッコン!

2025-01-02 16:59:53 | 歌謡曲

ゾッコン作戦 / 三沢あけみ (日本ビクター)

遅ればせながら、謹賀新年 <(_ _)>

昨日は、大変失礼いたしました <(_ _)>

そこで本日は明るく、楽しく、ウキウキするハッピーソングということで、昭和43(1968)年に三沢あけみが出した本日掲載のシングル盤A面曲「ゾッコン作戦」で盛り上がりたいと思います。

なにしろ、それは作詞:佐伯孝夫&作曲:吉田正という、当時の日本ビクターにおいては最高のヒットメーカーコンビですから、その頃の日本を席巻していたGSブームなんて、何処の国の話!?

―― とばかりに勢いのあるミディアムアップのジャズ歌謡であり、ジャケットスリーブに記載があるとおり、ハニー・ナイツのコーラスとのコール&レスポンスも調子は最高ぉぉぉ~♪

そして三沢あけみの程好いオトボケセクシーな歌いっぷりもジャケ写ポートレートに逆らう事の無い華やかさであり、曲調としてはエレキ&GS歌謡にアレンジされていても全く不思議ではないほどの真相をあえて、ジャズ歌謡に仕立て上げた寺岡真三の編曲はニクイばかりだと思いますねぇ~~ (^^♪

あぁ~~、これぞっ!

昭和元禄を今に伝えるイケイケムードが横溢した楽しい傑作ですねっ!

ということで、本日は皇居へ新年一般参賀、その後、某神社で初詣という定番コースで、お神籤は当然ながら、それしか出ないという「大吉」ですから、そ~ゆ~日本的な安寧に身を任せていられる幸せに感謝 <(_ _)>

本年も精進を重ねる所存でございます <(_ _)>

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美女ジャケ盤で大晦日

2024-12-31 18:40:42 | 歌謡曲

女のとまり木 / 朱鷺あかり (日本コロムビア)

今年も様々ありましたが、やはり大晦日には美女ジャケのレコードをご紹介したいということで取り出したのが、昭和60(1985)年に発売された朱鷺あかりの掲載シングル盤です (^^♪

いゃ~~、ど~ですかぁ~~、フェロモン大放出でありながら、慎みも疎かにしていない彼女の佇まいは最高じゃ~ありませんかねぇ~~ (^^♪

少なくともサイケおやじは、辛抱たまらん状態ですよ、既にして (^^;

そして作詞:松井由利夫&作编曲:伊藤雪彦が提供のA面曲「女のとまり木」こそは、ミディアムテンポの典型的な正統派演歌であり、泣き節メロディをジンワリと歌う朱鷺あかりの声質が、なんとなく八代亜紀っぽい雰囲気を滲ませているあたりも高得点♪♪~♪

う~ん、こ~ゆ~歌が普通に流れていたからこそ、「昭和」という時代が忘れられないのだとしたら、「令和」の現在、誰かにリメイクして欲しいと思うのはサイケおやじだけではないはず!?!

―― と、まあ……、そんなふうに思うのがサイケおやじの大晦日であります。

ということで、本年も皆様からの応援・ご厚情に支えられ、拙ブログも継続出来ました <(_ _)>

ちょいと諸々ありまして、皆様からのコメントにお返事が滞っておりますことも、ご容赦願う次第です <(_ _)>

もちろん、それにつきましても、新年からは、きっちり対応させていただきますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます <(_ _)>

それでは皆様、恙なく新年を迎えられますよう、祈り申し上げます <(_ _)>

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純エリ子の明快歌謡曲

2024-12-29 18:43:41 | 歌謡曲

初めての約束 c/w 悲しみのバラード / 純エリ子 (日本コロムビア)

掲載したのは昭和45(1970)年11月に発売された、おそらくは純エリ子藍美代子のデビュー作と思しきシングル盤なんですが、この頃の彼女は続く「恋のチュチュチュ」のジャケ写ポートレートのスタイルと同様、ボーイッシュなイメージを前面に出していたんでしょうか?

正直、その頃の彼女に対しての記憶が無いに等しいサイケおやじにしてみれば、あくまでも推測の域を出ない印象ではありますが、それはそれとして、ここに作詞:中村小太郎&作曲:鈴木淳とクレジットされたA面曲「初めての約束」はミディアムテンポの青春歌謡チックなアイドル歌謡と申しましょうか、サビのメロディ展開には幾分の流行洋楽性も感じられるとはいえ、船木謙一のアレンジがモロに昭和30年代の色彩に染まっていますし、純エリ子の屈託の無い歌いっぷりが、それに拍車をかけているというか…… (^^;

そのあたりは彼女の本質的に明快な歌唱力を活かした結果という、「鶏と卵」の関係なのかもしれませんが、時代的にも聊か古いタイプの歌謡曲に仕上がっているのは、賛否両論でありましょう。

サイケおやじとしては素直に彼女の歌唱力を楽しむのであれば、これでもOKとは思うんですが、前述「恋のチュチュチュ」の素晴らしい出来具合を知ってしまえば、なにやら煮え切らないものを感じたりもします (^^;

しかし、B面に収録された作詞:吉岡オサム&作曲:市川昭介から提供の「悲しみのバラード」は曲タイトルどおり、ミディアムスローのベタベタな歌謡曲で、船木謙一のアレンジによるサウンド作りもネチネチしたストリングスやちょい前のGS歌謡期を想起させられてしまうリズム&ビートの使い方等々、なかなか曲想に合っていますから、純エリ子も素直な歌唱を披露しているんですねぇ~~♪

もちろん、そこにも持ち前の明瞭さが滲み出ているあたりは十人十色の好き嫌いが必然かもしれませんが、サイケおやじは何か憎めないものを (^^;

ということで、この1枚は藍美代子ファンというよりも、彼女のコレクター優先のブツかもしれませんが、昭和歌謡曲という括りの中では、好事家だけの楽しみにしておくのは勿体無いと思うんですよ。

逆に言わせていただければ、それだけ歌謡曲は楽しいジャンルというのが本日の結論であります <(_ _)>

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これが秀美のハプニング?

2024-12-27 18:43:36 | 歌謡曲

あなたとハプニング / 石川秀美 (RCA / RVC)

個人的には、あんまり評価されているとは思えない石川秀美の歌唱力に関して、サイケおやじはパワー派のボーカリストだと推察しているんですが、それにしても……、ちょいと奥底の知れない節回しを披露してくれたのが昭和60(1985)年4月に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「あなたとハプニング」でした。

なにしろ、結論から申し述べさせていただければ、作詞:安井かずみ&作曲:加藤和彦、そして編曲:奥慶一が企図提供したのはミディアムテンポで抑揚の無い、シンプルというよりも、単調なニューウェイヴ歌謡でありながら、それを不思議な味わいを表出させながら歌ってしまったという、それも石川秀美のアイドル証明作業だとしたら、ゾクゾクさせられてしまうほどの倒錯性がイイ感じ???

特にサビのパートでは、彼女自身の声を用いた4分音符ズレの所謂ディレイ効果の変態コーラス(?)が設置されているんですから、ほとんど気持ち悪いアレンジ&プロデュースというのが初聴の印象ながら、それがクセになっちまうんですよ (^^;

しかも石川秀美の節回しが、そのパートでは殊更ネチネチしているというか、ロックフィーリングさえ感じさせるハネた歌い方までやっているんですから、たまりません (^^)

今なってはアイドルシンガーとして、それなりの成果を残した彼女が本格的なロックボーカリストとしての活躍をやってくれなかった事が悔やまれるという思いのサイケおやじとしては、この「あなたとハプニング」が妙に心に残っているというわけです。

ということで、年末年始が本格的にスタートしたとはいえ、あんまり楽しい気分にならないのがサイケおやじの例年行事 (^^;

ボチボチやっていきますね (^^)

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中毒性刹那節の八泉鮎子

2024-12-26 17:19:13 | 歌謡曲

女の砂漠 c/w 落葉の女 / 八泉鮎子 (大映レコード)

さて、拙サイトでは二度目のご紹介となる八泉鮎子の、これは昭和43(1968)年12月に出したとされるシングル盤です。

いゃ~~、それにしても決してセンスが良いとは言い難いジャケットデザインには聊か悪い予感もしてしまいながら、やはり個性的な彼女のボーカルが聴きたいばっかりにゲットさせられたのは、ひとつの中毒性でしょうか (^^;

そして実際、作詞:八丈太郎&作編曲:南條健とクレジットされたA面曲「女の砂漠」に針を落としてみれば、イントロから怪しげなタイコの響きに咽び泣くテナーサックスが夜のムードを演出すれば、なかなかキャッチーなメロディで歌われる捨て鉢な刹那節は、八泉鮎子のグルーミーな歌いっぷりで尚更に強い印象を残してくれますよ♪♪~♪

ミディアムテンポで乾いたトーンのエレキベースが絶妙のアクセントを効かせるカラオケパートも面白く、だからこそ、アクの強い八泉鮎子のボーカルスタイルが普通(?)に聴けるんじゃ~ないでしょうか?

いやはや……、それは我ながら贔屓の引き倒しなんでしょうねぇ…… (^^;

ですから、作詞:ふるさとあけみ&作編曲:山路進一から提供のB面曲「落葉の女」が軽いタッチのカントリー&ウェスタン調の渡り鳥歌謡(?)として企図され、しっかりとそれを歌いこなしている八泉鮎子の歌唱力は確かに素晴らしく、当然ながら凄んだ唸り節を程好く用いる上手さはニクイばかり (^^♪

そして、ここでも口笛メロディや薄味のストリングス等々、アレンジの面白さも彼女のボーカルをグッと引き立てている様に思います。

ということで、掲載盤は先日、漸く手に入れたブツでして、なかなか個人的には八泉鮎子とは良い出会いがありません (^^;

もちろん、それゆえに奥の細道の探求は続くわけですが正直、コンプリートの復刻CDを強く望んでいるのでした。

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年の瀬に笹みどり

2024-12-23 17:14:52 | 歌謡曲

柴又初恋門前町 / 笹みどり (クラウン)

歌謡曲のジャンルには所謂「ご当地ソング」という、ある特定の地域を題材にした歌が夥しく発表されていますが、その亜流というか、例えば「下町・花街」を舞台にした楽曲も、これが女のせつない人生模様を描いていればこそのヒット作も少なくありません。

本日掲載のシングル盤A面曲「柴又初恋門前町」は、その曲タイトルからして既に皆様ご推察のとおりの「下町・花街」でして、しかも歌っているのが、そ~ゆ~作品が殊更十八番という笹みどり (^^♪

そ~ですよ、笹みどりと云えば昭和40(1965)年以来のメガヒット&ロングセラー「下町育ち」という決定的な名曲・名唱で強い印象を残している和風美人歌手ですからねぇ~~、この昭和47(1972)年に作詞:関沢新一&作編曲:小山恭弘から提供の「柴又初恋門前町」にしても、しっとりとした刹那の歌心は冴えまくり♪♪~♪

それはミディアムスローでフックの効いたメロディを節回す笹みどりのグッと耳に残るハイトーンボイスが殊更サビのパートでイイ味出しまくり (^^♪

ジンワリと余韻を残してくれる曲終わりのボイシングも素晴らしいかぎりと思います (^^♪

また、サウンドの作りも当時流行のソフトロックっぽさと和物の味わいを分かり易く融合させるという、これは小山恭弘のイイ仕事でしょうねぇ~~♪

なかなか飽きないで聴き返せる仕上がりですから、機会がございましたら、皆様にも、ぜひっ!

ちなみに笹みどりはテレビ等々でも知られているとおり、時としてハメを外した様なケラケラの笑いっぷりには「笹みどり」というイメージを覆される瞬間もあるわけですが、まあ……、それもご愛敬 (^^;

全ては彼女の儚げな風情を表現する歌唱力へと収斂する、その前段と思い込んでいる次第です (^^;

ということで、いよいよ冬本番という気象予報とカラカラ天気は、それを感じていられる心の余裕と思えば、幸せに感謝!

恙なく年末年始を過ごせますように <(_ _)>

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忘年会はムード歌謡で

2024-12-21 17:16:02 | 歌謡曲

西海ブルース / 内山田洋とクール・ファイブ (RCA / 日本ビクター)

サイケおやじは基本的に洋楽でもコーラス入りの演目が十八番のグループが好きなので、歌謡曲でも所謂ムード歌謡コーラスを自分が入れてもらっているバンドでやれるのは大歓迎 (^^♪

そして昭和歌謡史においても、そ~したヒット曲が山の様に残されていますから、あれやこれやと飽きない中にあって、やはり内山田洋とクール・ファイブのヒット曲の数々は外せませんよねぇ~~♪

そんな中、本日取り出したのは昭和52(1977)年に出した掲載のシングル盤A面曲「西海ブルース」でして、これは作詞:永田貴子&作曲:尾形よしやす、そして編曲:森岡賢一郎が提供の典型的なムード歌謡ながら、ミディアムテンポでメリハリの効いたメロディラインを節回す前川きよしのある意味「しつっこい」ボーカルがあればこそっ!

演奏パートにしても、イントロからサックスとギターのコラボでツカミはOK♪♪~♪

またコーラスパートが控えめなところから、前川清のソロというか、我々がカラオケで独唱(?)しても、これが立派なムード歌謡として成立するという、いゃ~~、全くアーバンな歌謡曲の決定版じゃ~ないでしょうか (^^)

実は本日敢行(?)した高齢者バンドでも、この「西海ブルース」を演じさせていただきまして、殊更リードを歌ったバンマス氏の機嫌の良さは面映ゆいほどでありました (^^;

でも、それが我々日本人が楽しむ歌謡曲の本質のひとつだと思うばかりでございます。

ということで、昼間っから忘年会気分ではありましたが、さらにこれから、打ち上げという段取りは、申し訳なくも気分が高揚しているという次第です <(_ _)>

あぁ~~、明日の事なんて、ど~でもいいって (^^;

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これぞっ! 昭和の歌謡曲

2024-12-19 18:54:11 | 歌謡曲

ギター仁義 / 北島三郎 (日本コロムビア)

現在、入れてもらっている高齢者バンドには、昭和40年代に本職の「流し」をやっていたゲストボーカリストが特参しているということで、急遽演目に入れたのが昭和38(1963)年に北島三郎が出した代表曲「ギター仁義」であります。

これは皆様ご存じのとおり、北島三郎がルーツとも云える、下積み時代にやっていたギター弾き語りの「流し」を題材にした哀愁演歌であり、そんなこんなの刹那の作詞は嵯峨哲平、そして作曲:遠藤 実&編曲:福田 正が紡ぎ出す、これぞ義理と人情の演歌節こそは、耐えて忍んで、花咲く日を目指しつつ、それが叶わぬ夢と歌う北島三郎の真骨頂!

それは歌い出しから抑えた節回し、じっくり披露する仁義口上のパート、そしてハードボイルドなキメの歌心は何度聴いても心に滲みいるばかりでございます (^^)

で、件の元「流し」氏の話では当時、「流し」を始める最初の必須演目こそが、この「ギター仁義」だったそうですよ (^^)

ということで、我々は敬意を表しつつ、この「ギター仁義」を練習しております。

しかし……、残念なのは元「流し」氏が以前に軽い脳梗塞を患い、左手が不自由になった所為でギターの弾き語りスタイルが出来なくなった事……。

それゆえにバンドスタイルで歌っていただく次第ではありますが、そ~したコラボも双方楽しいわけですし、北島三郎のオリジナルバージョンにしても、それなりの演奏パートが入っていますからねぇ~~♪

最後になりましたが、掲載盤は某さぶちゃんコレクター氏から昔、頂戴したピカピカのシングル盤なんですが、もちろんオリジナルではなく、再発盤との真相も、やはり北島三郎という偉大なボーカリストの永遠の人気を証明する物件でありましょう。

いゃ~~、こんな素敵な歌謡曲賛歌、忘れられてはなりませんよねぇ~~~ (^^)

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素晴らしい歌唱力の彼女こそは

2024-12-17 18:52:57 | 歌謡曲

ハイチャイこの町 / 坂芳子 (クラウン)

掲載したのは驚くなかれっ!

以前ご紹介した柳亜矢の前身とされる坂芳子のシングル盤なんですが、ど~です、これが発売された昭和39(1964)年当時の彼女だとしたら、ほとんど中学生だったんでしょうかねぇ~~、それでも既にプロの歌手としてレコードを吹き込んでいるんですから、やっぱり驚きです!?!

しかも、後年の柳亜矢のイメージとは違っているのが当然というジャケ写ポートレートに相応しく、作詞:緒方優作&作曲:越純平、そして編曲:福田正が提供のA面曲「ハイチャイこの町」は、如何にも昭和30年代がド真ん中の正統派歌謡曲であり、ミディアムテンポで素晴らしいばかりのコブシ回しを披露する坂芳子の歌唱力は半端じゃ~ありませんっ!

いゃ~~、声質が年相応というか、如何にも子供っぽいハイトーンボイスで、大人の世界の歌詞を歌っているという倒錯性もニクイところなんですが、だからこそ、後年の純アイドルとは一線を画した芸能の本質を今に伝える証拠物件でありましょうか?

彼女が如何なる芸歴を積み重ねていったのかは知る由もありませんが、ここまで実力のある歌手ですから、残されたレコードには探索する価値が絶対にあると思っている次第です (^^)

ということで、今日は直ぐには聴かないとわかっていながら、洋楽のCDをあれやこれやと物色ゲットしてしまいました……。

自分が若かった頃の事を思い起こせば、バチアタリは百も承知ながら、それでも物欲だけは衰えていないという、その刹那こそが生きている証と自分に言い聞かせているのでした (^^;

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