OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

もっと知りたい八泉鮎子

2015-10-13 15:11:17 | 歌謡曲

はぐれ雲 / 八泉鮎子 (大映レコード)

この人も相当に無国籍なルックスというのが本日掲載のシングル盤ジャケ写の本人、八泉鮎子です。

どうやら発売されたのは昭和42(1967)年らしく、勝新太郎の主演人気シリーズ「悪名十八番」に挿入歌とクレジットされていますが、サイケおやじはその本篇を観たことが無いので、八泉鮎子が女優として、どのような登場をしているのかは知る由もありません。

また、彼女を「女優」と決めつけているのも、この1枚が「大映レコード」から発売されている点に準拠したまでの事で、果たして八泉鮎子はどのような活動をしていたのか? という部分についても、全く自らの不明をお詫びしなければなりません。

しかし、それでも作詞:川内康範&作曲:曽根幸明が提供したA面曲「はぐれ雲」を聴けば一発! 脂っこいコブシ回しも強烈な正統派歌謡曲が保守本流の仕上がりですよ。

う~ん、まさにこのルックスにして、この歌唱こそが、昭和元禄のひとつの典型だったように今は思うばかりです。

ちなみにサイケおやじがこのブツをゲットしたのは、例によって中古盤屋の店先ではありますが、やはり「ジャケ買い」趣味を同じくしていたであろう居合わせた他のお客さんとのちょっとした争奪戦がありまして、そこは当日の猟盤の中から若干のトレードを成立させたという経緯も思い出深いところでしょうか。

何せ件の同好の士は後にそんなこんなのレコード趣味を纏めた本を出したり、様々な復刻オムニバス盤の解説を書いたりした有名人だったんですねぇ~~!?

う~ん、世間はやっぱり出会いが大切という事でしょうか。

そんなに親しくはならなかった間柄も、せつない様な気分ですよ……。

ということで、個人的には八泉鮎子のレコードは、これっきりしか持っていませんが、既に述べたとおり、この「はぐれ雲」が挿入歌として用いられた映画「悪名十八番」はDVD化されているので、入手してみるつもりです。

もしも女優として出演されているのであれば、動く彼女のお姿も、なかなか楽しみになっているのでした。

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