いきなり……、公私共にゴタゴタが……!?
今年は大荒れの予感に満たされているサイケおやじではありますが、負けていらんないです!
こんな自分ではありますが、皆様のご多幸をお祈り申し上げます <(_ _)>
いきなり……、公私共にゴタゴタが……!?
今年は大荒れの予感に満たされているサイケおやじではありますが、負けていらんないです!
こんな自分ではありますが、皆様のご多幸をお祈り申し上げます <(_ _)>
■女のとまり木 / 朱鷺あかり (日本コロムビア)
今年も様々ありましたが、やはり大晦日には美女ジャケのレコードをご紹介したいということで取り出したのが、昭和60(1985)年に発売された朱鷺あかりの掲載シングル盤です (^^♪
いゃ~~、ど~ですかぁ~~、フェロモン大放出でありながら、慎みも疎かにしていない彼女の佇まいは最高じゃ~ありませんかねぇ~~ (^^♪
少なくともサイケおやじは、辛抱たまらん状態ですよ、既にして (^^;
そして作詞:松井由利夫&作编曲:伊藤雪彦が提供のA面曲「女のとまり木」こそは、ミディアムテンポの典型的な正統派演歌であり、泣き節メロディをジンワリと歌う朱鷺あかりの声質が、なんとなく八代亜紀っぽい雰囲気を滲ませているあたりも高得点♪♪~♪
う~ん、こ~ゆ~歌が普通に流れていたからこそ、「昭和」という時代が忘れられないのだとしたら、「令和」の現在、誰かにリメイクして欲しいと思うのはサイケおやじだけではないはず!?!
―― と、まあ……、そんなふうに思うのがサイケおやじの大晦日であります。
ということで、本年も皆様からの応援・ご厚情に支えられ、拙ブログも継続出来ました <(_ _)>
ちょいと諸々ありまして、皆様からのコメントにお返事が滞っておりますことも、ご容赦願う次第です <(_ _)>
もちろん、それにつきましても、新年からは、きっちり対応させていただきますので、今後とも、よろしくお願い申し上げます <(_ _)>
それでは皆様、恙なく新年を迎えられますよう、祈り申し上げます <(_ _)>
二十数年ぶりに再会した友人と旧交を温めていたら、こんな時間に!?!
楽しい時の過ぎるのは本当に早いですねぇ~~ (^^)
これから、もう一丁、盛り上がりますんで、本日はこれにて失礼させていただきます <(_ _)>
■初めての約束 c/w 悲しみのバラード / 純エリ子 (日本コロムビア)
掲載したのは昭和45(1970)年11月に発売された、おそらくは純エリ子=藍美代子のデビュー作と思しきシングル盤なんですが、この頃の彼女は続く「恋のチュチュチュ」のジャケ写ポートレートのスタイルと同様、ボーイッシュなイメージを前面に出していたんでしょうか?
正直、その頃の彼女に対しての記憶が無いに等しいサイケおやじにしてみれば、あくまでも推測の域を出ない印象ではありますが、それはそれとして、ここに作詞:中村小太郎&作曲:鈴木淳とクレジットされたA面曲「初めての約束」はミディアムテンポの青春歌謡チックなアイドル歌謡と申しましょうか、サビのメロディ展開には幾分の流行洋楽性も感じられるとはいえ、船木謙一のアレンジがモロに昭和30年代の色彩に染まっていますし、純エリ子の屈託の無い歌いっぷりが、それに拍車をかけているというか…… (^^;
そのあたりは彼女の本質的に明快な歌唱力を活かした結果という、「鶏と卵」の関係なのかもしれませんが、時代的にも聊か古いタイプの歌謡曲に仕上がっているのは、賛否両論でありましょう。
サイケおやじとしては素直に彼女の歌唱力を楽しむのであれば、これでもOKとは思うんですが、前述「恋のチュチュチュ」の素晴らしい出来具合を知ってしまえば、なにやら煮え切らないものを感じたりもします (^^;
しかし、B面に収録された作詞:吉岡オサム&作曲:市川昭介から提供の「悲しみのバラード」は曲タイトルどおり、ミディアムスローのベタベタな歌謡曲で、船木謙一のアレンジによるサウンド作りもネチネチしたストリングスやちょい前のGS歌謡期を想起させられてしまうリズム&ビートの使い方等々、なかなか曲想に合っていますから、純エリ子も素直な歌唱を披露しているんですねぇ~~♪
もちろん、そこにも持ち前の明瞭さが滲み出ているあたりは十人十色の好き嫌いが必然かもしれませんが、サイケおやじは何か憎めないものを (^^;
ということで、この1枚は藍美代子ファンというよりも、彼女のコレクター優先のブツかもしれませんが、昭和歌謡曲という括りの中では、好事家だけの楽しみにしておくのは勿体無いと思うんですよ。
逆に言わせていただければ、それだけ歌謡曲は楽しいジャンルというのが本日の結論であります <(_ _)>
何時も高齢者バンドが使っている練習場が急遽取り壊される事になり、移転作業の1日でした。
元々はバンマス氏所有の車庫兼倉庫だったんですが、それを長年かけて少しずつ音楽スタジオ仕様にリフォームしていたとかで、なかなか勿体ない話ではありますが、電気設備に問題が発生したとの事…… (>_<)
で、新しい場所は、バンマス氏の知り合いが提供してくれた半地下みたいな物置(?)で、それなりに広いのは良いんですが、反響が厳しそうというか……、何れにしろ来年のお楽しみってやつです。
ということで、疲れ切ったので、本日は失礼させていただきます <(_ _)>
明日からは余裕で生活出来そうではありますが…… (^^;
■あなたとハプニング / 石川秀美 (RCA / RVC)
個人的には、あんまり評価されているとは思えない石川秀美の歌唱力に関して、サイケおやじはパワー派のボーカリストだと推察しているんですが、それにしても……、ちょいと奥底の知れない節回しを披露してくれたのが昭和60(1985)年4月に発売された本日掲載のシングル盤A面曲「あなたとハプニング」でした。
なにしろ、結論から申し述べさせていただければ、作詞:安井かずみ&作曲:加藤和彦、そして編曲:奥慶一が企図提供したのはミディアムテンポで抑揚の無い、シンプルというよりも、単調なニューウェイヴ歌謡でありながら、それを不思議な味わいを表出させながら歌ってしまったという、それも石川秀美のアイドル証明作業だとしたら、ゾクゾクさせられてしまうほどの倒錯性がイイ感じ???
特にサビのパートでは、彼女自身の声を用いた4分音符ズレの所謂ディレイ効果の変態コーラス(?)が設置されているんですから、ほとんど気持ち悪いアレンジ&プロデュースというのが初聴の印象ながら、それがクセになっちまうんですよ (^^;
しかも石川秀美の節回しが、そのパートでは殊更ネチネチしているというか、ロックフィーリングさえ感じさせるハネた歌い方までやっているんですから、たまりません (^^)
今なってはアイドルシンガーとして、それなりの成果を残した彼女が本格的なロックボーカリストとしての活躍をやってくれなかった事が悔やまれるという思いのサイケおやじとしては、この「あなたとハプニング」が妙に心に残っているというわけです。
ということで、年末年始が本格的にスタートしたとはいえ、あんまり楽しい気分にならないのがサイケおやじの例年行事 (^^;
ボチボチやっていきますね (^^)
■女の砂漠 c/w 落葉の女 / 八泉鮎子 (大映レコード)
さて、拙サイトでは二度目のご紹介となる八泉鮎子の、これは昭和43(1968)年12月に出したとされるシングル盤です。
いゃ~~、それにしても決してセンスが良いとは言い難いジャケットデザインには聊か悪い予感もしてしまいながら、やはり個性的な彼女のボーカルが聴きたいばっかりにゲットさせられたのは、ひとつの中毒性でしょうか (^^;
そして実際、作詞:八丈太郎&作編曲:南條健とクレジットされたA面曲「女の砂漠」に針を落としてみれば、イントロから怪しげなタイコの響きに咽び泣くテナーサックスが夜のムードを演出すれば、なかなかキャッチーなメロディで歌われる捨て鉢な刹那節は、八泉鮎子のグルーミーな歌いっぷりで尚更に強い印象を残してくれますよ♪♪~♪
ミディアムテンポで乾いたトーンのエレキベースが絶妙のアクセントを効かせるカラオケパートも面白く、だからこそ、アクの強い八泉鮎子のボーカルスタイルが普通(?)に聴けるんじゃ~ないでしょうか?
いやはや……、それは我ながら贔屓の引き倒しなんでしょうねぇ…… (^^;
ですから、作詞:ふるさとあけみ&作編曲:山路進一から提供のB面曲「落葉の女」が軽いタッチのカントリー&ウェスタン調の渡り鳥歌謡(?)として企図され、しっかりとそれを歌いこなしている八泉鮎子の歌唱力は確かに素晴らしく、当然ながら凄んだ唸り節を程好く用いる上手さはニクイばかり (^^♪
そして、ここでも口笛メロディや薄味のストリングス等々、アレンジの面白さも彼女のボーカルをグッと引き立てている様に思います。
ということで、掲載盤は先日、漸く手に入れたブツでして、なかなか個人的には八泉鮎子とは良い出会いがありません (^^;
もちろん、それゆえに奥の細道の探求は続くわけですが正直、コンプリートの復刻CDを強く望んでいるのでした。
■The Ventures' Christmas EP (Liberty / 東芝)
A-1 Jingle Bells / ジングル・ベル
A-2 Santa Claus Is Comin' To Town / サンタが町にやってくる
B-1 White Christmas / ホワイト・クリスマス
B-2 Rudolf The Red Nosed Reindeer / 赤鼻のトナカイ
クリスマス!
――と言ったって、仏教徒のサイケおやじには矢鱈に浮かれた気分なんてものは何時頃からか失せてしまっているんですが、それでも少年期だった昭和40年代には、それなりにウキウキした気分に導かれていた事は確かです (^^;
それはクリスマスケーキ等々の御馳走の他に街に流れていたクリスマスソングに気分が触発されていたと思えば、エレキで奏でられる本場のクリスマスソングにはノー文句でシビレていましたですねぇ~~♪
もちろん、中でも圧倒的だったのは王者ベンチャーズのクリスマスレコードで、掲載したのは昭和41(1966)年に我が国独自で発売された通称コンパクト盤と呼ばれた4曲入りの33回転7吋盤なんですが、上記した収録曲は当然ながら、前年に発表し、以降世界的ロングセラーヒットになっている傑作LP「ベンチャーズ・クリスマス・アルバム / The Ventures' Christmas Album」からカットしたトラックですから、その完成度は永遠不滅!
実際、主にR&Bの有名曲から引用したリフやリズムパターンを洒脱に使ったアレンジで演奏されるエレキインストは説明不要、正にベンチャーズの真骨頂 (^^♪
そして特筆しておきたいのがジャケットデザインの楽しい雰囲気の良さで、もちろんこれはベンチャーズ本人達の新しいグループショットが入手出来なかった当時の我が国レコード会社の苦肉の策ではありましょうが、それにしても軽妙にして楽しさ満点のデザインは秀逸ですよねぇ~~ (^^♪
ということで、クリスマスは宗旨は違えど祝賀行事であれば、やはり虚心坦懐に楽しむのも十人十色、決して強制されるものではありません。
しかし、不肖サイケおやじは、久々に掲載盤に針を落とし、ベンチャーズサウンドによるクリスマスソングにシビレさせられたという、あらためてクリスマスの意義のひとつを痛感させられました (^^;
うむ、キリストもベンチャーズも偉大なり!
■柴又初恋門前町 / 笹みどり (クラウン)
歌謡曲のジャンルには所謂「ご当地ソング」という、ある特定の地域を題材にした歌が夥しく発表されていますが、その亜流というか、例えば「下町・花街」を舞台にした楽曲も、これが女のせつない人生模様を描いていればこそのヒット作も少なくありません。
本日掲載のシングル盤A面曲「柴又初恋門前町」は、その曲タイトルからして既に皆様ご推察のとおりの「下町・花街」でして、しかも歌っているのが、そ~ゆ~作品が殊更十八番という笹みどり (^^♪
そ~ですよ、笹みどりと云えば昭和40(1965)年以来のメガヒット&ロングセラー「下町育ち」という決定的な名曲・名唱で強い印象を残している和風美人歌手ですからねぇ~~、この昭和47(1972)年に作詞:関沢新一&作編曲:小山恭弘から提供の「柴又初恋門前町」にしても、しっとりとした刹那の歌心は冴えまくり♪♪~♪
それはミディアムスローでフックの効いたメロディを節回す笹みどりのグッと耳に残るハイトーンボイスが殊更サビのパートでイイ味出しまくり (^^♪
ジンワリと余韻を残してくれる曲終わりのボイシングも素晴らしいかぎりと思います (^^♪
また、サウンドの作りも当時流行のソフトロックっぽさと和物の味わいを分かり易く融合させるという、これは小山恭弘のイイ仕事でしょうねぇ~~♪
なかなか飽きないで聴き返せる仕上がりですから、機会がございましたら、皆様にも、ぜひっ!
ちなみに笹みどりはテレビ等々でも知られているとおり、時としてハメを外した様なケラケラの笑いっぷりには「笹みどり」というイメージを覆される瞬間もあるわけですが、まあ……、それもご愛敬 (^^;
全ては彼女の儚げな風情を表現する歌唱力へと収斂する、その前段と思い込んでいる次第です (^^;
ということで、いよいよ冬本番という気象予報とカラカラ天気は、それを感じていられる心の余裕と思えば、幸せに感謝!
恙なく年末年始を過ごせますように <(_ _)>