黒鉄重工

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北米project 4 ~Is the order a warbird? その15【2016/03/04~10】

2017-05-22 20:50:51 | 海外旅行記

売店を出るとそこは主甲板後部でした。第3砲塔がお出迎え。



主甲板後部はヘリコプターが着艦できるようになっています。ただし、USSアイオワには艦載機は無かったはず。
博物館船になった今では、ここで貸切パーティができるみたいです。広さは十分ですからねぇ。
船をパーティ会場にするという手法は、維持費の貴重な財源になるのか、どの船でも行われている感じです。



対岸を見てみると台湾の長栄海運のコンテナ船Ever Smart (IMO 9300403)がコンテナの積み下ろし中でした。ガントリークレーンが壮観。
船体のEver Greenの文字と色にどうも見覚えがあると思ったら、台湾のエバー航空と同じフループ会社なのでした。



主砲を真正面から。やはりこの画ですよ!もっと遠くから望遠でぶち抜きたい。
本当は艦首から見たかった。



斜めから。なんだかんだ言ってもこれだけ見た目で訴えてくる迫力のある兵器というのは今後そうは現れないでしょう。
それにしても、砲塔の中に入れなかったのは残念。



右舷側を歩きます。各射撃指揮装置がよく分かります。



エロ光に照らされて。
なるほど鉄(くろがね)の城とはよく言ったもので。新造時は5inch連装砲が今の倍あって、対空機銃もハリネズミのごとく付いていたので、更に物々しい姿だったでしょうね。
いよいよ下船します。どうにか開館時間内に回り切れましたね。ちなみに16時59分。閉館1分前でした。



撮影角度がアレで今の今まで触れてきませんでしたが、第1煙突の真上に追加で取り付けられている魚焼き網みたいなのが、AN/SPS-49対空レーダーです。・・・ってここからでもあんまり良く見えなぇな。もういいや。



これでUSSアイオワとはお別れです。
博物館になった軍艦を見学したのは横須賀の三笠に続いて2隻目でしたが、三笠よりも原型を留めていて、やはりこうでなくては・・・と思いました。
また見てみたいなぁ。艦の全体を写し損ねてるからね。
でも他のアイオワ級も見てみたいしなぁ。アイオワ級は4隻中4隻が残っているので(本当によく全部残せたと思いますよ・・・)、全艦見て回るのが優先度は低いですけど密かな夢です。一番難しいのはUSSウィスコンシンですねぇ。

後ろ髪を引かれつつ車に戻って、次の目的地へと向かいます。



2016年3月4日(金)17時51分
カリフォルニア州サンペドロ サンパシフィック・ビレッジ

USSアイオワから車で3分。サンペドロという町にあるサンパシフィック・ビレッジという所にやってきました。ここで夕飯にします。この後チノまでちょっとしたハイウェイドライブなんですが、恐らく途中で飯を食べるタイミングはないと思ったので(そしてそれは当たった)、ここで済ましておこうと思ったのです。時間もちょうどいいし。
本当の目的はここの向かいを走るむか~しの路面電車だったのですが、観光路線ということもあって夕方になると営業を終了してしまったようで、姿を見ること無く終わりました。まあ見れたらいいな程度の話だったので無問題。

で、このサンパシ(略)はレストランなわけですが、なんだか胡散臭い雰囲気を出しています。入口にデデンと建っている門が既に怪しいわけですが、日本じゃないな・・・韓国か中国のイメージといったところでしょう。でも中を覗いてみると行き交う言葉はスペイン語・・・なんだもうぐっちゃぐちゃだな。アメリカらしいけど。
この中には数軒のレストランが同居しているのですがどこも似たような感じなので、意を決してアラスカ・シーフード&スシ Alaska Seafood & Sishi という屋号からして国籍ごっちゃごちゃな店に入りました。
いけすやトロ箱に魚や蟹や貝が並べられていて、それでいて注文はフードコートのような方式で、先に注文してからお金を支払い、出来上がった料理を受け取って席で食べるというもの。なんだか不思議なところでした。



初日から豪勢に行くのも今後が心配なので(元々今回食事に関しては節制するつもりだった)、比較的質素なコンボを。
ディープフライド・フィッシュ・コンボみたいなそんな感じ。値段は覚えていないですが、$8~15くらいだったかな?
主菜はティラピアの素揚げ。見た目は獰猛ですが食べてみると美味しいんですなこれが。ちょっと油が臭かったけどな・・・。
主食はトルティーヤ数枚。温めてあったのが高得点。
左奥は豆スープ。真ん中はメキシカンライス。右はメキシコっぽいサラダ。酸っぱくてぴりりとくる。

という風にメキシコ料理ですね、これ。通りでスペイン語を話す人が多いわけだ。メキシコ系御用達のお店だったのね。その中に中国人と思われてるかもしれない日本人が1人だけいるのはちょっと怖かったですが。
ただ地元民がよく来るお店を当てられたのはよかったと言えますね。味も良かったです。



さてここから、今夜の宿のあるチノへ向けて進軍します。
ホテルまでは53mile (85km)あります。まあまあな距離よ。
ほとんどをハイウェイを走るのですが、そこはさすが自動車大国アメリカの大都会ロサンゼルス、ハイウェイが網目状に延びていて分岐が数km置きに出てきます。
しかもハイウェイの車線は脅威の4~5車線。うまいこと車線変更しておかないと別の分岐に行ってしまいます・・・。
案内はスマホ常駐のグーグルさんにしてもらいましたが、おちおち画面も見れずに音声だけでひとり走るのはキツイものがあり(そのために大船のやきうのお兄ちゃんを招集したのだが)、何度か道を間違えました。
しかも、よく考えたら前日の夜は寝ておらず、そのままほぼ起き続けたままここまで来ていますから、睡魔さんとも戦わなければならず・・・。
初日にして今回一番キツかったところでした。



2016年3月4日(金)20時27分
カリフォルニア州チノヒルズ ホテル・チノヒルズ

1時間で着くところが2時間掛かったけど、どうにか着いたぞ今夜の宿!
チノ・ヒルズ Chino Hills というところにありまして、ごちうさ難民的には長野県茅野市と共に外せない土地ではないでしょうか?
普通のホテルスタイル。今回泊まった中で2番目に良かったです。



てっきり大船のやきうのお兄ちゃんが来るつもりでいたので部屋はツインです。でも実際に使うのは一人。もうひとつのベッドは荷物置きにしかなりませんでした・・・。
この先泊まるホテルのフロントでいちいちもう一人は来ねぇよと説明しなければならないと思うと気が滅入る。ツインを1人で使うのも背徳感がある。

そういうわけで、ようやく初日が終了しました。
書き始めたのいつだと思って遡ってみたら1月初めでした。1日分の記事書くのに4ヶ月以上もかかってんじゃん・・・(呆れ
次の日は航空機まみれなので、これも先が思いやられますね。

今日はここまで。翌日へ続く。


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