2018年2月9日~13日、シンガポールへ行ってきました。
カナダを国外追放されてから1年半、そろそろ海外に行きたくなってきたなぁというのがきっかけでした。
行き先はシンガポールにすぐに決まりました。ちょうどこの時期、シンガポールエアショーという航空・防衛産業の見本市が行われるのです。ちょうど2年前にこれを知り、次回開催時に行ってみたいなぁと狙っていたわけです。
2月9日。
出発は成田空港から。やっぱり遠いのよね。
乗った飛行機はスクートというシンガポールのLCCです。LCCですがビジネスクラスに乗って快適移動・・・のはずでしたが、機材到着遅れにより3時間もの遅延。いきなり躓きました。
機材はボーイング787です。LCCらしい派手な塗装をしています。
シンガポール行きですが途中台北に寄港します。不便と思うか気分転換になるかは人それぞれでしょうが、私は楽しめました(毎回これだと嫌気がさすでしょうが)。かつてのアンカレッジ空港経由というのはこういう感じだったのかなぁと思ってました。
で、シンガポール・チャンギ空港に着陸したのが0時過ぎ、空港を出れたのが1時ごろ。結局3時間遅れは大して回復できず。
電車でホテルまで行くつもりでしたが終電過ぎているので、タクシーでホテルまで直行することに。トホホ。
明日の行動を決めて2時半就寝。初日から辛い。
2月10日。
ホテルの近くにホーカーズという飲食施設があるのでそこで朝飯にします。
ローカルフード種類が豊富なのでどれにするか迷います。味は申し分なく、値段も格安ですので、滞在中の食事はほとんどをこういうホーカーズで食べました。
この日の予定は、まずエアショーのチケットを受取り、その後シンガポール動物園へ行く行程です。
その途中で何箇所か寄り道します。ひとつめはマレー鉄道の廃線跡。2011年にシンガポール内のマレー鉄道は廃線になって線路も剥がされてしまいましたが、一部は遺構が残されています。
ここにはトラス鉄橋と駅舎が残っています。
ふたつめは旧フォード工場。
自動車工場が保存されているわけではなく、第二次世界大戦中、日本軍がシンガポールへ侵攻した際、イギリス軍と日本軍とで降伏の交渉が行われた場所です。
フォード工場という名前ですが、戦争記念館であり工場の面影はありません。実際に交渉に使われた机が残っているのが印象的なところです。
そしてシンガポール動物園へ。海外まで来て動物園というのも・・・と最初は抵抗ありましたが、まあ行ってよかったですね。展示内容は充実しています。
特に、開放展示という柵や網を極力排した展示をしているので、これらに邪魔されること無く撮影ができるのは大きな魅力です。
目玉のひとつがホワイトタイガーですが、目の前で毛づくろいするという最高の状態でした。ホワイトタイガーに限らずここの動物はなんだかサービスがいいなぁという印象でした(それでも閉園間際になるともう入りたいと室内への扉の前をうろついていましたが
また、猿が多く生息する東南アジアという立地上、霊長類が多く飼育されているという特徴があります。ここと張り合えるのは日本モンキーセンターあたりじゃないでしょうか。
写真はテングザルですが、やけに表情豊かでしたね。
夕方まで動物園を堪能し、日が沈んでからはナイトサファリへ。
自動車に乗って夜間の動物を観察できるのです。
街頭が少しあるだけで、本当に真っ暗。当然フラッシュ撮影禁止なので撮影向きじゃありません。
なので写真にするとああなんかいるね、という感じに。
自動車に乗って移動しながら見る以外に遊歩道を歩いて見て回る動物もおります。こっちは接近して満足するまで写真撮れますゆえ。
それにしてもサーバルちゃんがいるとは知らず。姿勢がいいな。
1日中歩き回るわ、ホテルに帰ったの0時だわでクタクタ。すぐに寝ました。
2月11日。
お待ちかねのエアショーだ!楽しむぞ!
指定された電車の駅からシャトルバスに乗って会場まで移動するんですが、驚くほどシャトルバス待機列の流れが滑らかで、待機列が停まることは殆どなかったかと。
バス乗り場と会場は数十分かかるくらい離れていますから、どんだけの台数を動員してるんだと。よくそんだけの台数動員する金あるなと。
会場では地上展示機を物色。
ホスト国のシンガポール空軍の展示がやはり多いです。F-15SG(F-15E相当)とかF-16D Block52+とか初めて見る機体多し。ああもう来てよかった。
アメリカ空軍のF-22AとF-35B。米軍の2大ステルス戦闘機が集結しているという垂涎モノの光景が!
前回F-22が来ていたので今年も来るかなと踏んでいたのですがF-35まで来るとは!ああもう来てよかった。
他にもオーストラリア空軍も展示。新しいP-8。
日本から参戦(といえるのかビミョーですが)のホンダジェットもいました。
飛行展示もやるのだ。
シンガポール空軍は曲技飛行体を持たないのですが、インドネシア空軍のジュピターが曲技飛行を披露。うーん、技術は高いけどまだ上には上がいるかな、という感じでした。
シンガポール空軍のF-15とF-16。F-15は空軍創立50周年の特別塗装でした。ああもう来てよかった。
この日も1日中歩き回ってしかもかなり日に焼けてしまい真っ赤になりました。日焼け止めを持ってこなかったのは大失敗でしたね・・・。
昨日まで2日連続で夜中まで動いていたので今日はもう疲労困憊。ホテルに直帰して近場でご飯を食べてすぐに寝てしまいました。
2月12日。シンガポール最終日です。
昨日まで忙しく動き回ったので、今日はもうあまり考えず街ブラしようと心に決めました。
まずはリトルインディアへ。インド人街ですね。ここだけ開発から取り残されたような古い町並みが広がっていて非常に味わい深かったです。
有名な寺院があったそうですが考え無しで動いていたので見逃しました。トホホ。
次、アラブ人街。
大きいモスクがすぐ目に入ったのでここは外さずに見学。なぜかISO9001を取得してるんですけど、なんなんでしょうかね?
次、ダウンタウン。
今まで行ったところはのんびりした町ばかりでしたが、ダウンタウンは辺りの空気というか時間の流れが早く感じました。スーツ姿の人間が多く、ここは経済の最前線なのだなと強く感じました。
対岸にはビルの上にお船が乗っかったマリーナベイサンズホテルが構えています。泊まってみたいンゴねぇ。
必修課題のマーライオンも無事履修。直前まで修理中で足場が建てられてたみたいで・・・。運が良かったね。
日が沈んだらマリーナベイサンズホテルのお船まで上って、シンガポールの夜景を堪能。きれいなもんですぞ。
夜景を見終えたら全ての行程終了。チャンギ空港へ向かって日本へ帰ります。
2月13日。
成田に降り立ったのは11時くらい。どっか軽く1箇所くらいは寄れそうだなぁと思い、前日くらいにツイッターで密かに話題になっていた浅草凌雲閣の基礎の遺構が発見された現場へ行ってみました。
特徴的な八角形の土台の一部が顔を覗かせているのが分かります。基礎に使われたレンガも出土しました。
なお執筆時現在は見学は不可能になっているようです。
この後はお家へ帰って終了です。
というわけでシンガポール旅行でした。
例によってみんなが忘れた頃に書き出しますので、はい。すみませんねホント。
カナダを国外追放されてから1年半、そろそろ海外に行きたくなってきたなぁというのがきっかけでした。
行き先はシンガポールにすぐに決まりました。ちょうどこの時期、シンガポールエアショーという航空・防衛産業の見本市が行われるのです。ちょうど2年前にこれを知り、次回開催時に行ってみたいなぁと狙っていたわけです。
2月9日。
出発は成田空港から。やっぱり遠いのよね。
乗った飛行機はスクートというシンガポールのLCCです。LCCですがビジネスクラスに乗って快適移動・・・のはずでしたが、機材到着遅れにより3時間もの遅延。いきなり躓きました。
機材はボーイング787です。LCCらしい派手な塗装をしています。
シンガポール行きですが途中台北に寄港します。不便と思うか気分転換になるかは人それぞれでしょうが、私は楽しめました(毎回これだと嫌気がさすでしょうが)。かつてのアンカレッジ空港経由というのはこういう感じだったのかなぁと思ってました。
で、シンガポール・チャンギ空港に着陸したのが0時過ぎ、空港を出れたのが1時ごろ。結局3時間遅れは大して回復できず。
電車でホテルまで行くつもりでしたが終電過ぎているので、タクシーでホテルまで直行することに。トホホ。
明日の行動を決めて2時半就寝。初日から辛い。
2月10日。
ホテルの近くにホーカーズという飲食施設があるのでそこで朝飯にします。
ローカルフード種類が豊富なのでどれにするか迷います。味は申し分なく、値段も格安ですので、滞在中の食事はほとんどをこういうホーカーズで食べました。
この日の予定は、まずエアショーのチケットを受取り、その後シンガポール動物園へ行く行程です。
その途中で何箇所か寄り道します。ひとつめはマレー鉄道の廃線跡。2011年にシンガポール内のマレー鉄道は廃線になって線路も剥がされてしまいましたが、一部は遺構が残されています。
ここにはトラス鉄橋と駅舎が残っています。
ふたつめは旧フォード工場。
自動車工場が保存されているわけではなく、第二次世界大戦中、日本軍がシンガポールへ侵攻した際、イギリス軍と日本軍とで降伏の交渉が行われた場所です。
フォード工場という名前ですが、戦争記念館であり工場の面影はありません。実際に交渉に使われた机が残っているのが印象的なところです。
そしてシンガポール動物園へ。海外まで来て動物園というのも・・・と最初は抵抗ありましたが、まあ行ってよかったですね。展示内容は充実しています。
特に、開放展示という柵や網を極力排した展示をしているので、これらに邪魔されること無く撮影ができるのは大きな魅力です。
目玉のひとつがホワイトタイガーですが、目の前で毛づくろいするという最高の状態でした。ホワイトタイガーに限らずここの動物はなんだかサービスがいいなぁという印象でした(それでも閉園間際になるともう入りたいと室内への扉の前をうろついていましたが
また、猿が多く生息する東南アジアという立地上、霊長類が多く飼育されているという特徴があります。ここと張り合えるのは日本モンキーセンターあたりじゃないでしょうか。
写真はテングザルですが、やけに表情豊かでしたね。
夕方まで動物園を堪能し、日が沈んでからはナイトサファリへ。
自動車に乗って夜間の動物を観察できるのです。
街頭が少しあるだけで、本当に真っ暗。当然フラッシュ撮影禁止なので撮影向きじゃありません。
なので写真にするとああなんかいるね、という感じに。
自動車に乗って移動しながら見る以外に遊歩道を歩いて見て回る動物もおります。こっちは接近して満足するまで写真撮れますゆえ。
それにしてもサーバルちゃんがいるとは知らず。姿勢がいいな。
1日中歩き回るわ、ホテルに帰ったの0時だわでクタクタ。すぐに寝ました。
2月11日。
お待ちかねのエアショーだ!楽しむぞ!
指定された電車の駅からシャトルバスに乗って会場まで移動するんですが、驚くほどシャトルバス待機列の流れが滑らかで、待機列が停まることは殆どなかったかと。
バス乗り場と会場は数十分かかるくらい離れていますから、どんだけの台数を動員してるんだと。よくそんだけの台数動員する金あるなと。
会場では地上展示機を物色。
ホスト国のシンガポール空軍の展示がやはり多いです。F-15SG(F-15E相当)とかF-16D Block52+とか初めて見る機体多し。ああもう来てよかった。
アメリカ空軍のF-22AとF-35B。米軍の2大ステルス戦闘機が集結しているという垂涎モノの光景が!
前回F-22が来ていたので今年も来るかなと踏んでいたのですがF-35まで来るとは!ああもう来てよかった。
他にもオーストラリア空軍も展示。新しいP-8。
日本から参戦(といえるのかビミョーですが)のホンダジェットもいました。
飛行展示もやるのだ。
シンガポール空軍は曲技飛行体を持たないのですが、インドネシア空軍のジュピターが曲技飛行を披露。うーん、技術は高いけどまだ上には上がいるかな、という感じでした。
シンガポール空軍のF-15とF-16。F-15は空軍創立50周年の特別塗装でした。ああもう来てよかった。
この日も1日中歩き回ってしかもかなり日に焼けてしまい真っ赤になりました。日焼け止めを持ってこなかったのは大失敗でしたね・・・。
昨日まで2日連続で夜中まで動いていたので今日はもう疲労困憊。ホテルに直帰して近場でご飯を食べてすぐに寝てしまいました。
2月12日。シンガポール最終日です。
昨日まで忙しく動き回ったので、今日はもうあまり考えず街ブラしようと心に決めました。
まずはリトルインディアへ。インド人街ですね。ここだけ開発から取り残されたような古い町並みが広がっていて非常に味わい深かったです。
有名な寺院があったそうですが考え無しで動いていたので見逃しました。トホホ。
次、アラブ人街。
大きいモスクがすぐ目に入ったのでここは外さずに見学。なぜかISO9001を取得してるんですけど、なんなんでしょうかね?
次、ダウンタウン。
今まで行ったところはのんびりした町ばかりでしたが、ダウンタウンは辺りの空気というか時間の流れが早く感じました。スーツ姿の人間が多く、ここは経済の最前線なのだなと強く感じました。
対岸にはビルの上にお船が乗っかったマリーナベイサンズホテルが構えています。泊まってみたいンゴねぇ。
必修課題のマーライオンも無事履修。直前まで修理中で足場が建てられてたみたいで・・・。運が良かったね。
日が沈んだらマリーナベイサンズホテルのお船まで上って、シンガポールの夜景を堪能。きれいなもんですぞ。
夜景を見終えたら全ての行程終了。チャンギ空港へ向かって日本へ帰ります。
2月13日。
成田に降り立ったのは11時くらい。どっか軽く1箇所くらいは寄れそうだなぁと思い、前日くらいにツイッターで密かに話題になっていた浅草凌雲閣の基礎の遺構が発見された現場へ行ってみました。
特徴的な八角形の土台の一部が顔を覗かせているのが分かります。基礎に使われたレンガも出土しました。
なお執筆時現在は見学は不可能になっているようです。
この後はお家へ帰って終了です。
というわけでシンガポール旅行でした。
例によってみんなが忘れた頃に書き出しますので、はい。すみませんねホント。
ネオンさんはマレーシアにも行かれたそうで、私ももっと休みが取れればそっちにも足を伸ばしたかったです。旅行記楽しみにしています!