黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

2011/08/21~22 裏辺研究所オフ会in愛知・三重 その2

2011-08-25 22:04:15 | 旅行・イベント記

桑名駅のそばにある西桑名駅から三岐鉄道の北勢線に乗り換えます。もともと近鉄が運営していたものを2003年に三岐鉄道が引き継いだものです。
軌間752mmのナローゲージ路線です。私は軽便鉄道って言った方がしっくりきます。



ナローゲージなので車内もせまいです。人と話すには丁度いい広さ(狭さ?)ですよ。



屋根にクーラーを置くスペースがないのか、置くと重みに耐えられないのか、車内に取り付けていました。



東員駅では200系と列車交換。元・三重交通モ4400形です。



どーも 奥さん 知ってるでしょ? 大泉でございます おいパイ食わねぇか
他に穴太(あのう)とかあったのに、これ撮ってくるとかね。



終点、阿下喜駅で下車。



前時代的なナローゲージということで駅舎も古いものなのかな~と思っていたのですが、沿線のどの駅も近代的できれいなものばかり。自動改札機も完備しています。
これはこれで素晴らしいことだと思いました。



駅の隣には軽便鉄道博物館があり、そこにはモニ226が保存されていました。1931年製造で、北勢線、内部・八王子線で活躍していました。
整備を終えたばかりだそうで、現役さながらの状態でした。



かつては実際に使われていたというターンテーブルも残っていました。ターンテーブルの周りにあるレールはライブスチームなんかなのでしょう。

この後はタクシーで三岐鉄道三岐線の終点西藤原駅へ向かいます。



タクシーを降りると、おや、よく見る顔つきのやつがいますねぇ。いぶきさんおひしぶりです。どうやらいつの間にか静岡県島田市に来てしまったようです。
それもそのはず。これはいぶき502号機で、大井川鐵道にいるいぶき501号機の片割れです。
滋賀県の大阪窯業セメント(現・住友大阪セメント)伊吹工場から大井川鐵道に譲渡されたいぶき501・502はその後に中部国際空港の土砂輸送のために三岐鉄道へ501へ移ることになりました。
土砂輸送完了後は、501は大井川鐵道へ帰っていきましたが、502は売却扱いだったためにそのまま廃車され、現在西藤原駅で静態保存されています。



DB25号機。小野田セメント(現・太平洋セメント)名古屋サービスステーションの25トンのスイッチャーです。
名古屋SSの閉鎖後は小野田セメント藤原工場経由でここで保存されています。



E102号機。三岐鉄道開業時から存在する蒸気機関車で、三岐線電化後は大阪窯業セメントへ譲渡され、引退後は三岐鉄道70周年記念として里帰りしました。

というわけで、蒸気機関車から電気機関車まで揃っています。



駅舎はこのようにSLを模したユニークなものになっています。
ただ、C11のナンバーは架空のものがよかったんじゃね?とかどーでもいいこと思ったり。



ちなみに保存車両の保存場所はホームの横なので、こうしてみるとあら不思議、あっという間に新金谷駅。



その隣に停まっている元西武701系の801系に乗って丹生川に向かいます。



ローカル線の割には結構スピードを出します。途中ではセメント工場の間をすり抜けていきます。


その3へ→


最新の画像もっと見る

コメントを投稿