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紅葉だな、箱根とか綺麗そうだな、箱根登山鉄道の旧型車もうすぐ引退だったな、大雄山線の復刻塗装もあったな、などの考えが溜まっていったので、日帰りで箱根まで行ってきました。
写真は道中で撮影した伊豆急行8000系。停まっているとつい撮りたくなるやつ。
そういえば、熱海駅の駅ビルが開業しましたので背後にビルが写り込むようになり、背景の印象が若干変わりましたね。
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小田原駅に着いたらまずは大雄山線を攻めることにしましょう。JRと大雄山線の乗り換えには一旦駅の外に出ないといけませぬ。
写真は改札外で見かけた箱根登山バスのふそうエアロスター。出入り口は前扉だけ使うんですね。以前の神奈中みたいだ。
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大きいJRの駅ビルの隣で肩身が狭そうに建っているのが大雄山線の駅舎。
三島を走る伊豆箱根鉄道の路線ですが、元をたどると大雄山鉄道という別の会社によって設立されて、後に合併された経緯を持ちます。
そういう歴史的経緯や三島の駿豆線と地理的にも離れていることからか、伊豆箱根鉄道と呼ばれることはなく、路線名の大雄山線で通っています。駅舎の看板も大雄山線が一番大きいですし。
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大雄山線という名前はめちゃくちゃカッコイイ鉄道ですが、ホームは典型的な地方私鉄の小じんまりとした始発駅という感じ。
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5000系に乗ります。
大雄山線の電車は全部5000系ですが、年に1回程度の頻度で導入されていったので車体や内装が時期ごとに異なっています。最初と最後の編成を見比べると「ぜんぜん違うやないかーい!」というツッコミが入ること請け合い。
今から乗るのは最終型の第6編成。行先表示器がLEDだったりスカートが付いていたり座席が転換クロスシートだったりするデラックス電車です。
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飯田岡駅で下車します。
また狭いところに駅を建てたなという感じでして。
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駅から小田原方へ向かって狩川沿いの土手を歩いて行くと5分経たずに線路の開けた良さげな場所が見えてくるので、そこで撮影します。
目的は2016年に登場した5000系の復刻塗装車です。5000系以前の車両に塗られていたいわゆる「赤電」塗装を塗られたやつなのですが、いきなり出てきましたね。
中々似合っているね。
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1本だけ撮って撤収するのもアレなので、もう数本撮影していきましょう。
ステンレス車体、スカート無しの5000系。この形態の車両が多勢です。
しかし大雄山行きは逆光ですね・・・。
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小田原行き。
やっぱり微妙だな、と思い始めてきました。光線の角度的に朝に来ないとダメかもね。
この後来る大雄山行きは赤電ですから、乗るのも兼ねて撤収しました。
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駅に戻って大雄山行きに乗車。予想通り赤電の5001Fが来ました。
上で5000系は形態差が激しいと書きましたが、この第1編成は車体が普通鋼製、座席はロングシートです。これで同じ形式の電車にしちゃうんだという感じですが、車体から下は同一ですし、チーム事情というものもありましょう。
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終点の大雄山駅に到着。特に用事はないですが、今まで終点まで乗り通したことがなかったので。
車庫も併設されていますので、構内は広々。終点に車庫がある鉄道というのは意外とありそうで無いような気がします。
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大雄山駅でも5001Fを撮影。
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前の行先表示板がいい味を出していると思います。
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駅は頭端式ホームで改札や駅舎もある立派な駅で、こういうのは地方私鉄ならではかなと。国鉄線の盲腸線なんかだとそっけない設備の場合が多いですからね。
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駅舎は1935(昭和10)年築なんだそうな。足柄市の登録有形文化財に指定されているので本当なんでしょう。見た目の割に古いのだな。
駅前はバスターミナルや商業施設があって、意外と賑やか。
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ここら辺は足柄なので金太郎伝説の地です。なので駅前にはまさかり担いだ金太郎が熊に跨りお馬の稽古でハイドウドウしている像がありにけり。
金太郎と熊の他にも動物が居ますが、猿と犬と来たら兎じゃなくて雉じゃないのかと思いますが、そうすると別の昔話になってよろしくないんでしょう。
クリスマス前だったので金太郎とついでに猿にもサンタコスプレがされています。
というところで今日はここまで。
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