フィスプで1時間ほど空き時間が出来たので、駅で撮り鉄を敢行。
まず来たのはEW-ⅣのIR(インターレギオ)。急行列車です。3両目にRe460電気機関車が挟まっている変態編成。
RBDe560形電車によるR(レギオ)。各駅停車です。日本式に言い直すとクモハニ560。
1984年に登場した普通列車用の電車で、中間車に旧型客車EW-Ⅰを流用するというなかなか面白い電車です。制御電動車の運転台後部は荷物室になっていますね。
写真の編成は更新改造を受けて、中間車を低床化した新造車両に置き換えています。
スイス国鉄(SBB)のRe620形電気機関車(旧・Re6/6)です。Re420形をベースにアルプス越えの急勾配路線に対応できるようにした山岳用の電気機関車です。欧州では珍しい6軸(F級)の車輪がそれを表しています。特にRe420との重連はRe10/10と呼ばれます。実に絵になりそうな編成です。
日本でいうとEF64に相当する機体でしょうか。Re420といい、やはりこの系列の機関車は美しいですな。
さて、隣の線路には何かが入線してきましたな・・・。
うおっ、ETR610形電車!
「ペンドリーノ」と呼ばれるイタリアの高速列車の第3世代の車両です。振り子式を採用しているのでカーブの多い路線でも高速走行が出来ます。
元はETR600でこのETR610はそれのバリエーション。イタリア~スイスを結ぶ「チザルピーノ」用の車両でしたが、現在は運転終了によりイタリアのトレタニア(FS)とスイス国鉄(SBB)に分配して運行されています。
この編成はSBB所有のもので塗装もSBB仕様ですが、イタリアの車両を拝めるとは思わなかったなぁ。ありがたや。
マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)のGm3/3とそれに連なる貨車。入換でしょうな。
Re460牽引のIR。今回ので一番いい編成写真ですね。やっぱかっこいいですわ。
ところでこのRe460、台車の下までカバーで覆われているので、結構ちんちくりんにも見えるんですよね。デフォルメしたら可愛いかも。
MGBの氷河特急が通過していきました。
実はツェルマットからフィスプまで氷河特急に乗ろうと画策していたのですが、フィスプは通過するということで断念せざるを得なかったということが。残念でした。
後追い。連結面むき出しの後部がいいですねぇ。
IRが発車していきました。SBBにも荷物車が。
続いてIC(インターシティ)。基本編成に増結みたいな形でEW-Ⅳが2両先頭にくっついていますね。検札とかどうするんでしょうね。それぞれ車掌が乗っているのかな。
それにしてもIC2000が来ない(´・ω・`)
IR。逆光ですがアウトカーブなのでいい感じの画です。
右で見切れているRe460は単機ではなく最後尾で推進運転をしています。プッシュプルです。
MGBのGm3/3が移動してきました。
RBDe560。
MGBの普通列車。
IC2000きたー!やっぱでけぇ。
さて、このICに乗って移動を再開します。
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