落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「スリー・ビルボード」

2018-02-03 22:11:24 | 映画
アカデミー賞作品賞ノミネート。いつの間にか公開されてた。



暗そうだなあ、と思いながらも観に行った。
暗くはなかったけどさあ。



あ~、「クラッシュ」とか「マグノリア」といった、小難しいフリをした人間ドラマだった。
自分は知的と評価されたい観客が、ありがたがるタイプの映画だ。
でもさあ、「クラッシュ」ほどズーンとはこないし、「マグノリア」ほどのラストの衝撃はなかった。



ってか、ラストが結末になってないのよ。あれっ? ビックリ!
お気楽映画が大好きな私には、ある意味衝撃だあ。
二人とも、「もうこの先、どうでもいいじゃん」って事なのだろうか?
途中で気が変わって、愛すべき(?)街・エビイに帰るのか、あるいは二人が敵う相手ではない元軍人に殺されるのか・・・。



せっかく、頑張って、全く先が読めないストーリーに、私一生懸命付いて行ったのにさあ。



アメリカ南部の田舎町。差別と古い考えか残ってて、やたら土地は広いくせに、街の人は閉鎖的。
えっ!そうなっちゃうの?という事が次々に起こる。というか、起こす人々。
途中、広告貼りの良い黒人やリベラルな黒人署長が登場したり、前署長の手紙通りに娘を殺した犯人らしき人物が現れたりして、救いになりそうで、普通になりそうなのに、ならない。
人の優しさや、許しに触れているのに、なぜか頑なになっていく主人公やディクソン。
子供は娘だけじゃないのに。息子が可哀そうじゃん。

出演者は皆、インパクトあり。皆良く観る顔です。署長の奥さん、きれい過ぎて若すぎて一人だけこの街で浮いてたけど、「ジオストーム」のSPのお姉さんだったわい。



場所も登場人物も、日本人の私にはなかなか共感が難しい「アメリカ」の映画だった。


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