落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ゴーストバスターズ/アフターライフ」

2022-02-13 17:49:54 | 映画

1984年2月「ゴーストバスターズ」の頃、私は大学卒業だった。そして、そのゴーストバスターズの孫達が大活躍する話だ。監督も最初の2作の監督の息子だ。

私もそんな年齢かあ。気持ちは孫のお母さん(40代前半)なんだが・・・。

何が凄いって、オクラホマ州と言っていたと思うが、舞台となるその広大な大地だ。果てしなく麦畑が広がってたり、グランドキャニオンみたいな風景が広がる鉱山。アメリカ、広いなあ。ずっと地平線が見えてるんだよ。そこに町を作って人々が住んでる。「ド田舎」じゃなくて、雄大な自然の中に、人間がお邪魔させてもらっている。そんな雰囲気。

 

映画自体は、10代の子供達(お兄ちゃんは「it/イット “それ”が見えたら、終わり。」のビリー、お兄ちゃんの彼女は、「ザ・スイッチ」の主人公の親友)と家族愛の話なので、ファミリー映画かな?

前の3人(サタデー・ナイト・ライブ出身)のちょっと間延びしたひょうきんな大人のやり取りの面白さはない。

主人公の女の子に友達ができたり、お兄ちゃんに彼女ができてバイト仲間と馴染んだり、お母さんに彼氏(「アントマン」だ)ができたり。

そして、スペングラー一族の家族愛のシーンでは、観客からすすり泣きも・・・。

ゴーストバスターズ4名と受付嬢、最後にちゃんとシガニー・ウィバーも出てるよ! オールド・ファンにはうれしい。

でも、思ったのは年をとったら、きちんとした服装をしてないとスッゴくみすぼらしく見えるという事。

3人+幽霊のハロルド・ライミスが昔のツナギを着て出てくるんだが・・・。なんだかなあ。ホームレスみたいだったのだ。本当は、昔のメンバーが揃って、アメリカ人が観たら声を出して拍手するシーンなんだろうが。そんな明るい雰囲気にはなれず。

エンドロールの後、ウィンストン・ゼドモア(アフリカ系の人)が事業に成功して、元受付嬢と話すシーンでは、バシッとスーツで決めて、カッコ良かったのよ。明るい色の普通の服を着てたビル・マーレイもその方が良かったし。

歳をとると、きちんとした外見をしないといけないんだ、と思った映画だった。

それなりに面白かったんだけどね。マシュマロマンは可愛かったし。でも、ゴーザとか破壊の神がピンとこなかった。

2016年の扱いが可哀そうな「ゴーストバスターズ」のクリス・ヘムズワース演じたキャラは本当に良かったのになあ。私は大人なので、2016年の方が好きだ。

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