もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150201 日本のマスメディアの死:安倍晋三の「積極的平和主義」は「従米軍国主義」である。(森田実)

2015年02月01日 17時18分29秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
2月1日(日):

 何故、日本のマスメディアはこれ程までに機能停止状態に陥ったのだろう。安倍晋三自民党・公明党政権の政治が間違っていることは、誰の目にも明らかだ。国民・市民の間に不信と憎悪の感情を植え込み、弱いものをいじめ、1%とも言われるごくごく一部の人間たちを肥え太らせる政治が正しいわけがない。戦争することの愚かさを教えるのでなく、忘れさせるのに躍起となり、国民の偏狭なナショナリズムを政府・国家を挙げて煽りたてている。日本国民である沖縄の人々が全島民一丸となって反対している普天間米軍基地の辺野古移設を日本国家の権力で暴力的に強行している。国民の多くが国土・故郷の喪失の恐怖に怯え震えて反対している原発の再稼働を強行しようとしている。一体何のために、誰のために政治と政治家は存在するのか。わからない。こんなことは、小学生でも指摘して批判できるだろう。


 特に読売新聞、産経新聞、NHK、文藝春秋、新潮社、小学館、創価学会に尋ねたい。そこの記者や編集者、職員、学会員一人一人に尋ねたい。「何のために、誰のために存在してるのですか?」「何のために、誰のために働いてるのですか?」ほんとうにわからないのですよ。

 安倍晋三を見ていると、国民・市民を全く信用していない。むしろ敵視・支配しようという意志(思考回路)だけが強く感じられる。この男が、国民の幸せの実現を願い、行動しているとは到底思えない。政治家として根本的な欠落を抱えている。結局、「141211 内田樹:対米従属を自己目的化した歴史修正主義者たちが私的利益にはしる恥ずかしい国、日本(2014年12月11日 23時53分40秒 | 考える資料)」の通りなのかと思う。

 自民党の議員たちは独裁政治を支え、第二自民・第三自民の民主党と維新の党、そして党利優先で国民を見捨てる共産党が対決を避けて、間接的に安倍のファシズム政治を支え続けているのだ。期せずして、大政翼賛会ができあがっている。国内的にも、国際的にも、この大切な祖国“日本”が壊されていくのを手を拱いて見ているのは耐え難い苦痛だ。

※当り前な内容の老政治評論家の発言を見かけたので転載しておく。

「安倍首相は国を滅ぼす方へ動いているように見えます:森田実氏」http://sun.ap.teacup.com/souun/16513.html2015/1/31 晴耕雨読 https://twitter.com/minorumorita
安倍首相は、どうしてそんなに急いで強引に国民のためにならない無理なことをしようとするのか?
農協改革、郵政株式上場、沖縄辺野古工事、自衛隊海外派兵、安保法制整備…衆院選で公約した景気回復のメドも立たないのに二兎を追うどころか四兎も五兎も追いかけています。
どうかしていると思いませんか
「迷う者は道を問わず」(荀子)
安倍首相を観察していると、何かに急かされて急ぎに急いでいるように見えます。
しかも、ひとりよがりです。
上記の荀子の言葉は、「亡国の君主はひとりよがりで、賢者に道を問わないから国を滅ぼす、道理のわからない者こそ賢者に教えを請うべきだ」これが荀子の教えです
安倍首相は国を滅ぼす方へ動いているように見えます。
農協改革は明らかに急ぎすぎです。
慌ててやるべきことではありません。
安倍首相が無理をしているように見えます。
米国政府に何か言われているのでしょうか?
安倍首相は反省すべきです。
安倍首相はあまりにも急ぎすぎためでしょうか、安倍首相にはいろいろよくないことが起きています。
政治は国民のものです。
内閣総理大臣が慌てて政治を行ってはならないのです。
慌てれば、必ず悪いことが起きます。
反省すべきです。
安倍首相よ、もう少し落ち着いてください。
安倍首相の「積極的平和主義」は真の平和主義ではありません。
従米軍国主義の本質を隠すために「積極的」という言葉を使っているのです。
安倍首相は詭弁が得意です。
マスコミは安倍首相の二枚舌を批判しません。
いまのマスコミには厳しい批判精神が欠けています。
いま日本国民がなすべきは反平和・軍国主義、格差拡大の新自由主義、従米主義・強権政治の安倍極右政治の暴走を止めることです。
日本国民は安倍首相の「積極的平和主義」というごまかしの言葉に騙されてはなりません
「平和は人類最高の理想である」(ゲーテ)
「誠実に勝れる知恵なし」(ディズレーリ)
安倍首相は世界に向かって真実の平和を語るべきです。
日本が平和主義を貫くことを真面目にアピールすべきです。
世界のジャーナリズムは、安倍首相の不誠実な言動に疑問を感じ始めています
安倍首相が毎日のように語っている「積極的平和主義」は日本国憲法第9条の平和主義とは違います。
日本国憲法第9条の平和主義は非武装平和主義です。
平和外交によって平和を守り、維持し、そのことによって国民の平和な生活を守る、ということです。
しかし、安倍首相の「積極的平和主義」は、武力で自国の安全を守ろうという主張です。
これは、日本国憲法とは異質のねじ曲がった考え方です。
安倍首相は憲法改正をしようとしていますが、これは第9条を否定するためです。
安倍首相の武力によって自国の安全を守るという考え方の根にあるのは従米軍国主義です。
アメリカと一緒になって日本の自衛隊が戦争を行えるようにするという計画です。
私たちは目を覚まさなければならないと思います。
安倍首相の言動はくるくる変わっています。
日本のマスコミは安倍首相に甘すぎます。
「甘すぎる」というより、恐れているように見えます。
政治家もマスコミも官僚も経済界も、皆、安倍首相を恐れ、批判しなくなっています。
安倍首相と側近の報復を恐れているようです。
みんなが弱い人間になってしまったのでしょうか。
指導者らしい指導者はいなくなったのでしょうか。
批判する者がいない社会は危険です。
安倍首相の言う「積極的平和主義」は真の平和主義ではありません。
「従米軍国主義」を「積極的平和主義」と名づけているのです。
これは詭弁です。
マスコミは安倍首相の詭弁を批判すべきです。
政治家は誠実でなければなりません。
平和の理想を失ってはなりません。

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