もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150215 衆参両院の「テロ非難決議」を非難する!「テロの本質」を真面目に語る政治家はいないのか!

 真面目に「テロの本質」を考えれば、その原因が、決して宗教の違いにあるのではなく、世界的に広がる富の偏在、極端な格差拡大、差別構造の継承、及びパレスチナ問題、それらによる<若者たちの絶望>にあることは、実は誰もがわかっていることだろう! それを「世界には凶悪なテロリストが大勢いて、こいつらを叩き潰せばテロが無くなる」なんて話に無理やりすり替えている。誰も、「テロの本質が、日本・世界の社会構造が抱える富の偏在・格差の拡大及びパレスチナ問題の<野放し状態>にこそある」という本質を語らないし、見させようとしない。そして、凶悪なテロリストへの恐怖ばかりを煽りたてている。これはまさにオーウェルの「一九八四年」の世界と同じだ。今回の国会の「テロ非難決議」に社民党・共産党まで加わっていたのには、あきれ果てた。「誰も本質を見ようとしない。」「武力で世界中の<絶望した若者たち>を封じ込めるべきではないし、不可能だ!」

秋原葉月さん「Afternoon Cafe」ブログから

※(1)「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング ※(2)いつの時代も大衆をファシズムに煽動する手口は同じ。なのに同じ手口に何度も騙されるのは過去に学んでいないから。格差を広げ、セイフティネットを破壊し、冷徹な自己責任論が横行する社会を継続させるのは簡単だ。今よりもっと格差を広げ、セイフティネットを破壊する政策をとればよい。そうすれば人々に自己責任論がもっと浸透し、草の根から勝手に右傾化してくれる。

辺見庸さんのブログから

・権力をあまりに人格的にとらえるのはどうかとおもう。口にするのもおぞましいドブの目をしたあの男を、ヒステリックに名指しでののしれば、反権力的そぶりになるとかんがえるのは、ドブの目をしたあの男とあまり変わらない、低い知性のあらわれである。権力の空間は、じつのところ、非人格的なのだ。だからてごわい。中心はドブの目をしたあの男=安倍晋三であるかにみえて、そうではない。ドブの目をしたあの男はひとつの(倒錯的な)社会心理学的な表象ではありえても、それを斃せば事態が革命的に変化するようなシロモノではない。権力には固定的な中心はなく、かくじつに「われわれ」をふくむ周縁があるだけだ。ドブの目をしたあの男は、陋劣な知性とふるまいで「われわれ」をいらだたせ、怒らせるとともに、「われわれ」をして社会心理学的に(かれを)蔑視せしめ、またそのことにより、「われわれ」が「われわれ」であることに無意識に満足もさせているのかもしれない。ところで、「われわれ」の内面には、濃淡の差こそあれ、ドブの目をしたあの男の貧寒とした影が棲んでいるのだ。戦争は、むろん、そう遠くない。そう切実にかんじられるかどうか。いざ戦争がはじまったら、反戦運動が愛国運動化する公算が大である。そう切実に予感できるかどうか。研ぎすまされた感性がいる。せむしの侏儒との「ふるいつきあい」がベンヤミンのなにかを決定した。そう直観できたアレントほどするどくはなくても、研ぎすまされた感性がいる。けふコビトがきた。ミスドにいった。(2015/11/11)

200331 わかりやすい解説:補償を救済と考えるのではなく、感染予防策の一環として位置づけるべき

2020年03月31日 13時35分43秒 | 考える資料
3月31日(火):
朝日デジタル【天声人語 3月31日】:経済学者の飯田経夫(つねお)さんは、「経済学の教えをひとことで言ってほしい」と求められたことがある。著書『経済学誕生』によると、しばらく考えて、こんな言葉をひねり出した。「およそ人間は、命令では動かない」▼政府が旗を振っただけでは経済は回らない。利益に基づいて行動する人間に、まかせた方がいい。そんな考え方を言い換えたのだろう。このところの外出自粛要請も命令の一種だと考えると、興味深い言葉だ▼先週末を見る限り、それなりに多くの人が要請に応じた。大型店舗などの自主休業の影響もあろうし、何より人々が周りの空気を読んだのかもしれない。しかしウイルスとの闘いが長期に及ぶなら、こうした行動は続けられるだろうか▼飲食店を開く人、催し物をやめない人を非難するのは簡単だが、日々のお金が途絶えれば、従業員を解雇するか倒産する以外にない。休業の見返りがない以上、やむにやまれず店を開ける人もいるだろう▼英国のやり方が参考になる。企業の大小を問わず、休業せざるをえない従業員の賃金の8割を補償する。上限は月33万円でフリーランスも対象だ。休業補償はフランスなどにも広がる。日本政府は自主休業という形式に甘えていないか補償を救済と考えるのではなく、感染予防策の一環として位置づけるべきではないか。補償のお金が見込まれるなら、自主的に店を閉じやすくなる。夜の繁華街に出る人が減り、若者をことさらに非難する必要もなくなるかもしれない。

200325 一年前:8 049 橋本健二「新・日本の階級社会」(講談社現代新書:2018)感想 特5

2020年03月25日 21時55分32秒 | 一年前
3月25日(水):
8 049 橋本健二「新・日本の階級社会」(講談社現代新書:2018)感想 特5
3月25日(月):  305ページ      所要時間5:30       ブックオフ66円著者59歳(1959生まれ)。石川県。東京大学教育学部卒業、同大学大学院博士課程......

200325 一年前:190324 日刊ゲンダイ:格差容認、中韓嫌い 安倍4選を支持する強固な3割の正体

2020年03月25日 21時55分12秒 | 一年前
3月25日(水):
190324 日刊ゲンダイ:格差容認、中韓嫌い 安倍4選を支持する強固な3割の正体
3月24日(日): 日刊ゲンダイの今日的<存在価値>は極めて高い!下の記事の内容は、本ブログ冒頭の提言<秋原葉月さん「Afternoon Cafe」ブログから>引用を全く絵......

200325 一年前:190322 小松久子:本当の悪は平凡な人間の凡庸な悪 「ハンナ・アーレント」の哲学

2020年03月25日 21時54分26秒 | 一年前
3月25日(水):
190322 小松久子:本当の悪は平凡な人間の凡庸な悪 「ハンナ・アーレント」の哲学
3月22日(金):     ハンナ・アーレント(1906~1975)平凡な日常のなかで、「いつの間にか、自分で自分の首を絞める息苦しい世の中になった」としみじみと思う。職場でも......


200322 210万PV超:政権交代後の第一の仕事は、アベ・アソウの一味をしかるべく裁き、刑務所に送ることである。

2020年03月23日 22時49分17秒 | 閲覧数 記録
3月22日(日):  記録ですm(_ _)m。ブログの開設から3088日。

アクセス:閲覧 861PV/訪問者 486IP

トータル:閲覧 2,100,663PV/訪問者 561,357IP

ランキング:1,827位 / 2,918,550ブログ中   週別 2,198位

自民党から政権交代後の政府の第一の仕事は、現アベ・アソウ腐敗政権の明々白々な政治犯罪の数々を徹底的に暴き白日の下にさらして、彼らを犯罪者として刑務所に送り、本来の正義を回復して日本の民主主義を立て直し、正常化することだと思う

アベ・アソウの時代に被災者、官僚、自衛隊員をはじめ社会的弱者の人々など、真面目に生きている善良な国民・市民がどれほど多くの死ななくてよかった命を落としているのか。少し考えれば、空恐ろしい数にのぼるはずである。そして、アベ・アソウはその事実に無関心で歯牙にもかけないでいる。

OECD諸国最下位で、この7年間の日本社会の荒廃と凋落ぶりは、アベ・アソウとその協力者たちをしかるべく糾弾し罰して、刑務所に送り込むことによってしか立ち直りのきっかけはつかめない、と思う。

200322 #赤木さんを忘れない :※世襲の政治屋どもが公然と国民に嘘を押し通すことが許されるのか?!あり得ない。捕まえて牢屋に送り込め!

2020年03月22日 15時26分45秒 | 今、思うこと&意見
3月22日(日):      

#赤木さんを忘れない :

アベ・アソウら世襲の政治屋どもが公然と国民に嘘を押し通すことが許されるのか?!あり得ない。捕まえて牢屋に送り込むしかない! もはや近代国家の体をなしていない。戦後日本の民主主義が自壊・墜落する事態に出遭うとは・・・。

アベ・アソウが刑務所でなく、官邸にいる風景はもはや<異常の極み>だ。日本の最大の恥辱が、日本の看板を背負っている。それに投票する馬鹿が大勢いる。選挙なんて関心無いと投票に行かない馬鹿が大勢いる。

外国人観光客の増加はこの国が経済成長しないチープ(安っぽい)な国に成り下がったことに気づかない馬鹿が大勢いる。

※赤木さん妻:「安倍首相は2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。 麻生大臣は墓参にきてほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。 この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場にないと思います。

9 022~36 高橋留美子「めぞん一刻」(小学館 BIG COMICS:1982~1987)感想5

2020年03月20日 00時54分00秒 | 一日一冊読書開始
3月19日(木):    

220~230ページ前後    所要時間 各巻1:30前後    蔵書

著者25歳~30歳(1957生まれ)。 ※20歳代でこの作品を作るとは・・・。樋口一葉?

若い時から何度も読み返してきた。この2週間ほど、本当に久しぶりに寝る前に寝床などで読み返した。やはりよくできた作品である。

また書ければ書きます。

200316 大森一樹監督「ヒポクラテスたち」DVD(1980)感想4+

2020年03月17日 02時08分42秒 | 映画・映像
3月16日(月):  

ヤフオクでDVD入手(1080円)、今日届いて即観た。作品自体の視聴は数えきれないほどだが手元に置いておきたかった。やはり良い作品である。

9 021 佐藤亮子「「灘→東大理III」3兄弟の母が教える中学受験勉強法」(KADOKAWA:2016)感想5

2020年03月15日 02時10分04秒 | 一日一冊読書開始
3月14日(土):  
255ページ     所要時間3:40      アマゾン1216円(866+350)

著者 年齢不明(55歳?1961生まれ?)。

ちょうど2年前以来、2度目の読書。付箋や横線をたよりにしたせいか、前回より短時間で読めた。感想5という評価は、全く変わらない。著者は、子どもたちの勉強の手伝いを愛情ある<事務>仕事と呼んでいる。4人の子どもたちからすれば、元高校英語科教師の行き届いた<最強の秘書官>を傍に置いて遺憾なく中学受験に集中できただろうと思う。

本書の内容が非常に参考になるのを再確認するとともに、今回は東大理Ⅲを別にしても、著者の4人の子どもたちが、少なくとも超進学校の私立灘中学校(男子校なので、一番下の妹は共学の洛南高校)に合格できたのは当然の結果だと思えた。本書の内容は、非常に説得力がある。

以上。また何か思い浮かべば追加して記す。

7 040 佐藤亮子「「灘→東大理III」3兄弟の母が教える中学受験勉強法」(KADOKAWA:2016)感想5
2018年03月23日 02時14分41秒 | 一日一冊読書開始

2018年3月22日(木):  
255ページ     所要時間5:40      アマゾン1216円(866+350)

著者 年齢不明(55歳?1961生まれ?)。奈良県在住。主婦。津田塾大学卒業後、大分県内の私立高校で英語教師として2年間教壇に立つ。その後結婚し、長男、次男、三男、長女の順で3男1女を出産。長男、次男、三男の3兄弟が全員、名門私立の灘中・高等学校に進学。3人それぞれが体育系のクラブに所属し青春を謳歌。ガリ勉とは無縁の学生生活を送る。高校では塾に通いつつも、高3の夏からようやく本格的な受験勉強を始めた。その後、3人とも日本最難関として有名な東京大学理科3類(通称「東大理3」に合格。「灘&東大理3、3兄弟」という快挙を達成する。

長男が生まれた時、公文の推薦する絵本400冊を大人買い(50万円ぐらいか?)したり、中学受験に必要な塾代など200~250万円を4人の子どもに平等に使い、全く金に糸目をつけずに書籍・参考書・過去問などを買い与えるところなど、読んでいて「これはちょっと…」とあっけにとられる部分がたまに出てくる。何よりも片道1h40mをかけて私立の灘高校や洛南高校に子どもたちを皆6年間通わせるのは、数百万円ずつの学費とともに通学の交通費を考えれば気が遠くなる。それは弁護士の父親の経済力であり、この家庭が富裕層に属することを明白に示している。

だから、本書の内容を素直に受け止められないかといえば、全く逆である。確かに、著者の家庭は上位5~6%ぐらいの富裕層に属しているようだが、本書の中で示される著者の常識は非常にまともである。俺は全面的に共感できる著者自身「自分のようにやれ」とは言っていない。子どもたち一人一人の個性、環境、親の事情などをきちんと踏まえた上で、子どもたちとよく話し合って。それぞれの家庭でできる取り組みをしてもらえばよい。本書が、その実践例として参考になればよいと思います、というスタンスである。

斜に構えて本書をスルーするのはもったいない。損である。著者の人間性を信用して、その実践が確かに3男1女を東京大学理学部Ⅲに送り出した事実を認めれば、本書の内容は参考にすべき実践例、方法論の“宝の山”である、と言える。実際、本書の中に書かれていることは、裏技的なことはほとんど書かれていない。むしろわが子を思う母親の思いに支えられた泥臭い地道な努力・工夫の延々と続く積み重ねが記されている。

たまにハッとするような実践に裏付けられた“逆説的な真理”も記されているが、おおむね誰でも思いつくような工夫やけじめ、子供への共感・理解、配慮が紹介されている。それらはもちろん“中学受験”の参考にすごくなるのだが、本書の本当にすごいところは、それらの工夫を4人の子どもに対して足掛け10年間実践し、灘高校(男子校)・洛南高校(共学)への進学、その後東大理Ⅲ全員進学をさせてしまった。即ち、著者の実践の有効性が明確に証明されているところである。まぐれで4人は有り得ない。

であれば、中学受験させたい我が子がいる人々は、本書を手に取って読むほうがいいだろう。本書のような内容の類書は多いように見えるが、評論家ではなく実際の子育て中の母親の非常に具体的な実践・工夫、そして明白な結果に裏打ちされた本を探してみれば意外と存在しないことに気が付くはずである。

多少の金遣いの荒さは気になるが、俺は本書の内容をほぼ100%納得し、支持できる。著者のコモンセンスを俺は共有できる。孟母三遷、孟母断機を例に挙げるまでもなく、いつの時代も我が子の教育に頭を悩ますのがまともな親だとすれば、本書はある種の実践的親バカ福音の書であると言える。

【目次】(一部)●第1章 中学受験のメリット :受験の実態-中学受験のトラブルのほとんどは親が原因 /中学受験の適性-コツコツ型の子は、大学受験で勝負するのもあり /親と受験-「受験で親の生活も変わる」と覚悟する
第2章 塾の選び方、つきあい方 :入塾時期-塾は4年生から入るのがベスト /塾への通い始め-成績が上がるのには時間がかかる /親の役割-塾に丸投げでは合格しない
第3章 受験勉強の進め方と、親が行うべきこと :成績アップ-授業→宿題→テストを繰り返せば成績は上がる /勉強の必需品-コピー機、タイマー、カレンダーが大活躍 /佐藤式勉強法-成績は、5週間かけて5点ずつ上げていく /勉強の必需品-テキストの整理には100均のケースが便利
第4章 科目別 成績を上げる方法 :国語・長文読解-国語は親が音読すればイメージがつかめる /算数・ノート-ノートは100冊ストックして贅沢に使う /社会・参考書-日本史の流れは漫画で覚える
第5章 入試本番までの目標設定と時間割 :勉強の目標設定-理想は入試4日前に「思い残しゼロ」にすること /夏休みの過ごし方-夏休みの時間割は母親が作るべき /入試直前-募集要項・願書は2部用意する
第6章 志望校の決め方 :志望校の選び方-通学時間は1時間40分が限度 /志望校決定-本命を軸に3校プラスαで考える
第7章 能力を引き出す0歳から6歳までの子育て :佐藤ママの子育て-「1万冊の絵本読み聞かせ」が能力の基礎を作る /学習習慣-「気がついたら鉛筆を握っていた」くらいに学習習慣は早めにつける /早期の英語教育-英語より、計算と国語をすべき 
第8章 受験に勝つための小学校低学年の習慣 :勉強の環境-「リビングで学習、隣室で就寝」が勉強を日常にする /生活習慣-テレビを見る習慣をつけない
佐藤ママの中学受験Q&A :塾のクラスが落ち、泣いている子どもにどう接したらいいですか。 /母が仕事をしている場合のサポートはどうしたらいいでしょう。 /夕方まで遊んでいる子の学習習慣をどうつければいいですか?  ほか


【内容紹介】中学受験は母親力が9割! 子供を合格に導いて幸せな春を迎えるための本! 学習習慣をつけ、ベストな塾を選び、子供のやる気を引き出すのは母親の役割。中学受験では、本人以上に母親が主役にならなければいけません。3兄弟を灘中&東大へ導いた“奈良のゴッドマザー”が教える必勝法! 10万部著者の最新刊。0歳から12歳まで、子どもを伸ばすコツ満載です。

200314 れいわ2議員反対「国会承認が必要」 コロナ改正特措法  ※れいわは信用できる!(もみ)

2020年03月14日 18時32分34秒 | 時代の記憶
3月14日(土):   
第201回国会開会式に出席する舩後靖彦氏(後列右から2人目)と木村英子氏(同4人目)=2020年1月20日午後0時58分、西畑志朗撮影
朝日デジタルれいわ2議員反対「国会承認が必要」 コロナ改正特措法  
2020年3月13日 23時11分


 新型コロナウイルス感染防止のため、国会審議を一部欠席するなどの対応を取っている「れいわ新選組」の舩後(ふなご)靖彦、木村英子の両氏は13日の参院本会議に出席し、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案に反対した。

 重度障害者である両氏は新型コロナに感染した場合、「命の危険に関わる」などの理由から、国会を欠席するなどの対応を取ってきた。ただ、今回の改正案については、反対の意思を示す必要があると判断し、出席した。

 反対の理由について、れいわの山本太郎代表は10日、自身のブログで「国会での事前承認や、緊急事態の期間の大幅短縮、延長の際に国会の承認が必要であることなどを明記した法改正が進むなら、審議(して賛成)するべきで、『コロナも含む』的な改正のみなら、ほぼ意味なし」と主張した。

 さらに与党に同調して賛成した立憲民主党など主要野党を意識し、「ここまでスピーディーに整えられた法改正の段取りの裏で、一体どんなバーターがなされたのか疑う以外にない」と暗に批判した。

 れいわは2月、「不完全な防疫、対処策では国会でも命の危険を感じずにはいられない」などとして、国会休会と緊急の大規模補正予算の編成を自民党などに申し入れした。舩後氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者で、10日の文教科学委員会で分の質問時間が割り当てられていたが欠席。木村氏も重度の身体障害があり、所属する国土交通委員会では自身の質疑時間のみ出席するなど、感染防止の対応を取っている。(寺本大蔵)

200313 やまゆり園事件について 偏見や差別、被告だけじゃない=れいわ・木村英子議員 ※最重要提議!

2020年03月14日 02時50分04秒 | 考える資料
3月14日(金):  

我々は特別な異常者を作ることで、自分自身にもある異常性・差別心・偏見の存在を見ないで済まそうとする。(もみ)

朝日デジタル偏見や差別、被告だけじゃない やまゆり園事件判決を前に れいわ・木村英子議員
2020年3月10日 5時00分

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者19人の命が奪われるなどした事件の判決が、16日に予定されている。元職員である被告の言葉をどうみるか。事件が繰り返されないためには――。重い身体障害があり、18歳までの大半を施設で暮らした、れいわ新選組の木村英子参院議員(54)に聞いた。
 ■施設で公園で、私も浴び続けた排除の視線 障害ある子の誕生、祝福される社会を望む
 《裁判で被告は「意思疎通のとれない人は社会の迷惑」「重度障害者がお金と時間を奪っている」などと語った》
 彼の言葉は心の傷に触れるので集中して公判を見ることができませんでした。施設にいたころの気持ちに戻っていくのです。
 同じような意味のことを施設の職員に言われ続けました。生きているだけでありがたいと思えとか社会に出ても意味はないとか。殺されていたのは私かもしれないという恐怖が今も私を苦しめます。
 私は生後8カ月のときに歩行器ごと玄関から落ち、首の骨が曲がる大けがをして重い身体障害を負いました。小学5年から中学3年の5年間を除き、18歳までの大半を施設で暮らしました。
 入所は親が決めました。私に医療や介護を受けさせたいという責任感と、施設に預けなければ家族が崩壊しかねなかった現実からです。私には24時間の介護が必要です。親は疲弊し、一家心中をしようとしたことも何度かあった。親が頼れるのは施設でした。
 やさしい職員もいましたが、私にとっては牢獄のような場所でした。施設が決めた時間に食事してお風呂に入って、自分の暮らしを主体的に決めることがない。食事を食べさせてもらえないことも。一番嫌だったのは「どうせ子どもを産まないのに生理があるの?」という言葉です。全ての施設がそうとは思いませんが、私がいたのはそういう施設でした。
 自由のない環境で希望すら失い決まった日常を過ごす利用者を見た人たちが、「ともに生きよう」と思えるでしょうか。偏見や差別の意識が生まれたとしても不思議ではありません。
 私は、被告だから事件を起こしたとは思えない。
 《事件に及んだ動機や真相は十分には解明されなかった》
 被告を罰しただけでは社会は変わらない。第2、第3の被告を生まないためには、子どものころから障害者とそうでない人が分け隔てなく、地域で暮らせる環境をつくることが必要です。
 私が望むのは、障害のある子どもが生まれたとき、「おめでとう」と言える社会。私は親から施設に捨てられた、歓迎されない命だという思いを抱いて生きてきました。歓迎されない命などない、と気づいたのは19歳で地域に出てからです。
 23歳で結婚し、息子を出産しました。不安だったのは、子どもをかわいいと思えるかでした。母に抱かれた記憶があまりない私は、母に対する愛情が持てなかった。でも出産した時は、子どもへのいとおしさがこみあげました。
 公園デビューをしたときのことです。息子と子どもたちが砂場で遊んでいるのを、車いすに乗った私が近くで見ていました。私が母親だとわかった瞬間、周りのお母さん方が自分の子どもを抱き上げて帰ってしまった。
 私と関わると厄介なことになるといった意識が働くのでしょう。本人たちは差別とは思っていませんが、あからさまな差別です。障害のある人とそうでない人を分けることによってお互いが知り合う機会を奪われることから差別は生まれます。社会から排除することそのものが差別なのです。
 地域で暮らして35年。福祉サービスは増えましたが、重度訪問介護が就労中などに公的負担の対象外だったり、移動支援が自治体により差があったり。普通学校への入学が障害を理由に認められない例もある。こうした課題をみんなで解決できたとき、障害のある子が生まれて「おめでとう」と言える社会になる。それが事件を乗り越えることになるのではないでしょうか。(聞き手・森本美紀)

200312 一年前:8 044 夏川草介「神様のカルテ0(zero)」(小学館:2015)感想4+

2020年03月13日 01時46分51秒 | 一年前
3月12日(木):
8 044 夏川草介「神様のカルテ0(zero)」(小学館:2015)感想4+
3月10日(日):  223ページ      所要時間3:20       図書館著者37歳(1978生まれ)。本書読了で、一応現時点での「神様のカルテ」シリーズ全5巻......


200312 ウーマン村本 コロナに基づく「差別」ニューヨークと日本について投稿

2020年03月13日 00時37分26秒 | 時代の記憶
3月12日(木):   © デイリースポーツ ウーマンラッシュアワー・村本大輔
デイリースポーツ ウーマン村本 コロナに基づく「差別」ニューヨークと日本について投稿   
2020/03/12 21:06
 
 ウーマンラッシュアワーの村本大輔が12日、ツイッターに新規投稿。感染が拡大する新型コロナウイルスを原因とする差別についてツイートした。
 村本は「NYではアジア人差別に対して市長が『NYはあなた方の味方です』」と表明」と投稿。ニューヨークのビル・デブラシオ市長は11日にツイッターに「新型コロナウイルスに関するヘイトクライムや差別を経験、もしくは目撃したらただちに通報を」と呼びかけ、「ニューヨークはあなたの味方です」とした。
 村本は続けて「さいたま市では朝鮮学校の幼稚園にだけ今回マスクを配らなかった。日本は外国と違い差別がなくていい国と言ってるあなた。『あなたに』ないだけ」と投稿した。


さいたま市を軽蔑する。恥を知れ!(もみ)

9 020 隂山英男「子供を賢く育てる暮らし方」(Gakken:2010)感想3+

2020年03月12日 23時51分54秒 | 一日一冊読書開始
3月12日(木):  

188ページ     所要時間2:40     ブックオフ760円

著者52歳(1958生まれ)。立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校副校長。兵庫県公立小学校教諭、広島県公立小学校長を経て現職。中央教育審議会教育課程部会委員

2回目。3年前に読んだ際の付箋や横線をたよりに、新たな付箋や、線を引いてゆっくり読んだ。字が大きいのでそれほど時間は食わなかった。読んでいて、違和感を感じる部分がたくさんあった。共感、参考になった部分は、案外古風で頑固な教育論・人生論の部分が多かったような気がする。

著者はあくまで実践家であって、理論家ではない、と思う。根拠の判然としない個人的な経験や感想で本書を書いている。グラフの引用は多いが、それが客観的な説得力を感じさせることはなかった。その意味では、資料の使い方も拙い。これで、大学教授なのか・・・?

著者に対する俺の思いは、ニュートラルだ。嫌いではないが、あまり押し頂いて考え方を伺うという感じにはならない。同意できるところは取り入れ、同意できないところはこちらに非があるとは考えず、著者の考え方に俺は反対だ、と普通に考えた。

私は子どもに、「こうなってほしい」という願いや思いを、どんどん伝えていました。略。親の思いを伝えるのは、親の思いどおりの人生を子どもに送らせるためではありません。子どもの自立を促すためなのです。174~175ページ

6 064 隂山英男「子供を賢く育てる暮らし方」(Gakken:2010)感想4
2017年05月09日 00時38分37秒 | 一日一冊読書開始

2017年5月9日(月):  

188ページ     所要時間2:30     ブックオフ760円(ちょっと高い)

著者52歳(1958生まれ)。立命館大学教育開発推進機構教授、立命館小学校副校長。兵庫県公立小学校教諭、広島県公立小学校長を経て現職。中央教育審議会教育課程部会委員

そんなに遠くにいる感じの人ではない。隣か、時には???で、後ろにいるような印象を受ける時もあった。ただ書かれていることが、非常に具体的で本書に目を通しながら、腑に落ちたり落ちなかったりしながら、いろいろと考えさせてもらえたと思う。

ごく当たり前のことを飾らず、素直に、でも強く主張している。少し思い込みと決めつけの強さも感じたが、悪い印象ではない。付箋をし、時には線を引き、読んでよかったと思える本であった。いろいろと実のあるアイデアや考え方を得ることができた。

本書の内容のベースは、著者が世の中に自分の実践を問う真っただ中で、建てそこなった幻のマイホームの経験から、理想の子育て(小学校時代が一番大事)の家の建て方から書き起こして、暮らしのあり方、家族のあり方、親のあり方を語る内容である。

【目次】第1章 子どもを賢く育てる「家」(家は、住む人の生き方や価値観を表している/家族が幸せになるための「基礎基本」とは/玄関は、家の顔! ほか)/第2章 子どもを賢く育てる「暮らし方」(子育てで家が一番効果を発揮するのは、小学校時代/朝は「黄金の時間」!/朝ご飯を抜くと、学力も体力も落ちる! ほか)/第3章 子どもを賢く育てる「家族」(家は、家族の幸せの象徴/日本の母親は苦労している/煮詰まる母子。消える父親 ほか)

【内容情報】子どもの学力を決めるのは家の豪華さではなく、「どう暮らすか」。読書好きにする習慣づくりや、学力のあがるリビングの使い方など、朝起きてから夜寝るまで、子どもを賢くする暮らし方を陰山先生が徹底指南!今日からすぐスタートできる極意が満載!/子どもを賢く育てるために「家」ができること、全部教えます。学力向上する机があるってホント?子どもを読書好きにする方法は?陰山先生が最新のデータと教師経験から語り尽くす、家庭教育の指南書、決定版。

9 019 親野智可等「7歳までに学力アップ!」(学研教育出版:2011)感想4+

2020年03月11日 18時42分32秒 | 一日一冊読書開始
3月11日(水): 副題「勉強ができる1年生にしてあげよう」  

212ページ   所要時間3:30   ブックオフ760円

著者53歳(1958生まれ)。本名 杉山桂一。公立小学校で23年間教師を務めていた。教育評論家。

2年ぶり、3度目。高度な内容ではないが、具体的で役に立つ内容が丁寧に記されている。今までに付箋をしたり、線を引いた部分を重点的に、新たに色鉛筆で線を引き直したり、別の付箋をしたりして読み込んだ。読むたびに評価は上がっている。

7 039 親野智可等「7歳までに学力アップ!」(学研教育出版:2011)感想4
2018年03月20日 20時38分38秒 | 一日一冊読書開始

2018年)3月20日(火): 副題「勉強ができる1年生にしてあげよう」  

212ページ   所要時間3:30   ブックオフ760円

著者53歳(1958生まれ)。本名 杉山桂一。公立小学校で23年間教師を務めていた。教育評論家。

ほぼ一年ぶりに再読。前回の感想は「当たり前のことが書かれている。幼稚園児レベルの子育て中の親には良い本だと思う。それ以上の感想は特になし。」だった。

話の内容としては決して多くはない。大事なことは単純なのだ。それを繰り返し繰り返し念を押している感じだ。大人が子供にしてやれることは、少し深く考えればわかる。それを実践できるかどうかだ。一番大事なことは、子どもの<自己肯定感>と<他者信頼感>を伸ばすことであり、そのためには可能な限り子供を叱らない、子供をたくさんほめてあげる、子供に結果を求めすぎない、ということに尽きる。あとは、子供の生活を整えてあげること。

【目次】第1章 入学までに身につけたい学びの力とは(「ひらがなを教える」のではなく、「ひらがなで遊ばせる」という発想が大事/物を数える経験が算数の基礎力を育ててくれる/本が好きな子は、知的な面と情緒的な面でよくみがかれている ほか)/第2章 入学までに身につけたい友達力とは(友達力をつけるために、やってはいけないこと、やるべきこと/豊かな友達体験が子どもの友達力を育てる/友達がいない(少ない)子には4つのタイプがある ほか)/第3章 入学までに身につけたい生活習慣とは(こうすれば!基本的な生活習慣が身につけられる/毎日同じ時刻に寝れば、生活リズムが整う/工夫をすれば、毎朝気持ちよく起きられる ほか)/最後に 親の心構えとして一番大切なのは、「焦らない」ということ

【内容情報】頭のいい小学生は幼稚園・保育園のとき、家で何をしていたのか?小学校でグンと伸びる子にする、最強のメソッドとは?自信をもって入学できる子にしてあげるには?ムリなく自然に勉強ができる子にするには?勉強メルマガNo.1親野智可等先生の最強メソッド。ひらがなの学習や計算などを小学校入学前から無理なく、自然に身につける方法を親と子どもの生活習慣を通してアドバイスする。友達関係や言葉遣い、着替えなど、スムーズに小学校生活を送り、学力を向上させるための具体的な内容がふんだんに盛り込まれている。

6 038 親野智可等「7歳までに学力アップ!」(学研:2011)感想3
2017年02月26日 00時10分59秒 | 一日一冊読書開始

2017年2月25日(土): 副題「勉強ができる1年生にしてあげよう」  

212ページ   所要時間1:20   ブックオフ760円

著者53歳(1958生まれ)。

当たり前のことが書かれている。幼稚園児レベルの子育て中の親には良い本だと思う。それ以上の感想は特になし。

150329 タガ外せば歯止め失う 長谷部恭男・早稲田大学教授/「未来志向」は現実逃避 杉田敦・法政大学教授

 杉田 先日ドイツのメルケル首相が来日しました。戦後ドイツも様々な問題を抱えていますが、過去への反省と謝罪という「建前」を大切にし続けることで、国際的に発言力を強めてきた経緯がある。「建前」がソフトパワーにつながることを安倍さんたちは理解しているのでしょうか。  / /長谷部 そもそも談話が扱っているのは、学問的な歴史の問題ではなく、人々の情念が絡まる記憶の問題です。記念碑や記念館、映画に結実するもので、証拠の有無や正確性をいくら詰めても、決着はつかない。厳密な歴史のレベルで、仮に日本側が中国や韓国の主張に反証できたとしても、問題はむしろこじれる。相手を論破して済む話ではないから、お互いがなんとか折り合いのつく範囲内に収めようと政治的な判断をした。それが河野談話です。  / /杉田 談話の方向性や近隣との外交について「未来志向」という言い方がよくされますが、意図はどうあれ、それが過去の軽視という「見かけ」をもってしまえば、負の効果は計り知れない。安倍さんたちは、未来を向いて過去を振り払えば、政治的な自由度が高まると思っているのかもしれません。しかし政治の存在意義は様々な制約を踏まえつつ、何とか解を見いだしていくところにあります。政治的な閉塞(へいそく)感が強まる中で、自らに課せられているタガを外そうという動きが出てくる。しかし、それで万事うまくいくというのは、一種の現実逃避では。  / /長谷部 合理的な自己拘束という概念が吹っ飛んでしまっている印象です。縛られることによってより力を発揮できることがある。俳句は5・7・5と型が決まっているからこそ発想力が鍛えられる。しかし安倍さんたちは選挙に勝った自分たちは何にも縛られない、「建前」も法律も憲法解釈もすべて操作できると考えているようです。  / /杉田 俳句は好きな字数でよめばいいのだと。  / /長谷部 あらゆるタガをはずせば、短期的には楽になるかもしれません。しかし、次に政権が交代したとき、自分たちが時の政府を踏みとどまらせる歯止めもなくなる。外国の要求を、憲法の拘束があるからと断ることもできない。最後の最後、ここぞという時のよりどころが失われてしまう。その怖さを、安倍さんたちは自覚すべきです。 =敬称略(構成・高橋純子)朝日新聞『考論』

0015 オルテガ「大衆の反逆 (桑名一博訳;久野収解説)」(白水社イデー選書;1930)評価5

以下は、オルテガ所論の久野収による抜粋の抜粋である:///  オルテガによれば、政治のなかで「共存」への意志を最強力に表明し、実行していく政治スタイルこそ、自由主義的デモクラシーである。共存は、強い多数者が弱い少数者に喜んで提供する自己主張、他者説得の権利である。敵、それも最も弱い敵とさえ、積極的に共存するという、ゆるがない決意である。/その意味で、人類の自然的傾向に逆行する深いパラドックス(逆説)であるから、共存を決意した人類が、困難に面してこの決意を投げ出すほうへ後退したとしても、それは大きな悲劇ではあっても、大きな不思議とするには当たらない。/「敵と共存し、反対者と共に政治をおこなう」という意志と制度に背を向ける国家と国民が、ますます多くなっていく1930年代、オルテガは、「均質」化された「大衆」人間の直接行動こそが、あらゆる支配権力をして、反対派を圧迫させ、消滅させていく動力になるのだという。なぜなら、「大衆」人間は、自分たちと異類の非大衆人間との共存を全然望んでいないからである。略。///  「大衆」人間は、自分たちの生存の容易さ、豊かさ,無限界さを疑わない実感をもち、自己肯定と自己満足の結果として、他人に耳を貸さず、自分の意見を疑わず、自閉的となって、他人の存在そのものを考慮しなくなってしまう。そして彼と彼の同類しかいないかのように振舞ってしまう。/彼らは、配慮も、内省も、手続きも、遠慮もなしに、「直接行動」の方式に従って、自分たちの低俗な画一的意見をだれかれの区別なく、押しつけて、しかも押しつけの自覚さえもっていない。/彼らは、未開人―未開人は宗教、タブー、伝統、習慣といった社会的法廷の従順な信者である―ではなく、まさに文明の洗礼を受けた野蛮人である。文明の生み出した余裕、すなわち、贅沢、快適、安全、便益の側面だけの継承者であり、正常な生存の様式から見れば、奇形としかいいようのないライフスタイルを営んでいる新人類である。略。///  「自分がしたいことをするためにこの世に生まれあわせて来た」とする傾向、だから「したいことは何でもできる」とする信仰は、自由主義の自由の裏面、義務と責任を免除してもらう自由にほかならない。/われわれは自由主義の生みだした、この「大衆」人間的自由、自己中心的自由に対し、他者と共存する義務と責任をもった自由を保全しなければならないが、一筋縄でいかないのは、この仕事である。(160626:イギリスEU離脱について思うところ=もみ=)