2月6日(木):
報道ステーション「都知事選候補討論」でも、やっぱり共産党系の宇都宮候補は「おりこうさん競争」をやっていた。しかし、彼はもう自分が都知事に選ばれないことを分かっている。その上で、「正しいことを並べる競争」イコール「宇都宮と日本共産党の正しいが<実現しない政策の宣伝活動>」に切り替えられていた。宇都宮と共産党の中で都知事選は終わっているのだ。全く白けた気分にさせられた。
日本中の「原発ゼロ」候補一本化によって、新自由主義の極右安倍政権にNo!を突きつけたいという切なる願いは、宇都宮の歪んだ自己顕示と日本共産党の身勝手な宣伝活動によって、もはや冷酷に切り捨てられたのだ。この絶望感をどうすればいいのだろう。切歯扼腕。わざと大局を見ようとしない<独り善がりの優等生>宇都宮を憎悪する思いが抑えられない。善意だからたちが悪い。「地獄への道は、善意によって舗装されている」というのは、安倍晋三のような愚か者に向けた言葉だと思っていたが、共産党の神輿になった前日弁連会長の宇都宮候補にも言えることがわかった。絶望…。もはや、今回の宇都宮と共産党のとった行動を断じて忘れない!ことでしか未来を見通せない。
以下、2月1日(土)に書いた記事の一部を少し加筆して載せる。
(宇都宮候補と共産党は)この原発という“満州国”から撤退する、まさに“戦後レジーム”の転換を求める最後のチャンスに、脱原発候補の一本化に反対し、安倍極右自民政権の支持を受けた桝添候補の独走状況を作ってしまっている。
もし今回の都知事選で、桝添が勝った場合、ぐらついている安倍極右自民が一気に立ち直り、原発再稼働・原発輸出、憲法改悪、集団的自衛権改悪などに拍車がかかり、戦前の治安維持法の流れをくむ特定秘密保護法案の厳格実施、消費税10%をはじめとする数々の弱者切り捨て、大企業優遇の行き過ぎた新自由主義政策が強行される。道徳教育が、愛国心をともなって強行され、日本史は戦前の「国史」となり日本に住む人々の視野を狭めるための道具に堕す。医療・介護費負担は増加し、生活保護費は削減され、東京五輪・パラリンピックの美名の下、東北の復興の建設はどんどん遅れていく。沖縄も福島原発被災民も、「とりあえず五輪のために(桝添候補がよく使う!)」を合言葉に、<棄民>化が進み、あらゆる弱者・少数者の声がかき消され、1%の強者のための政治が行われていく。格差は取り返しのつかないほど拡大し、日本社会は急速に不安定化していくだろう。考えるだけでも心が暗くなり、嫌気がさしてくる。
宇都宮候補と共産党の主張は、確かに正しい。それが本当に実現するのであれば、こんなにすばらしいことは無いだろう。俺は、細川候補を支持するが、細川候補の主張は最も困難な原発反対以外では、宇都宮候補の主張に見劣りがする。しかし、選挙は「おりこうさん競争ではない!」「正しいことを並べる競争ではない!」まず勝たなければ、いくら正しいことを並べてもそれは無意味だ。今回、宇都宮は絶対に勝てない!もし脱原発で勝てる可能性があるとすれば、細川護煕候補しかいない。また、宇都宮は耳触りの良い言葉を並べるが、実は地方自治の経験者ではない。その経験があるのは、元熊本県知事でもあった細川護煕候補の方だ。
これだけの事実を分かった上で、脱原発候補一本化を拒否し続ける宇都宮と日本共産党は、68年の戦後史上最大の転換点で、とりかえしのつかない市民社会の道を踏み誤らせた<裏切り者>であり、<市民社会の敵>であるという汚名を残すことになるだろう。それを応援した人間たちも同罪だ。
※候補一本化に努力しないで、共産党系の宇都宮候補の横で、はしゃぎまわっている福島瑞穂さんに対して心底白けてしまった。社民党は、もっと<脱原発>候補一本化に死に物狂いになるべきだろう。社民党も消えてしまえ!
報道ステーション「都知事選候補討論」でも、やっぱり共産党系の宇都宮候補は「おりこうさん競争」をやっていた。しかし、彼はもう自分が都知事に選ばれないことを分かっている。その上で、「正しいことを並べる競争」イコール「宇都宮と日本共産党の正しいが<実現しない政策の宣伝活動>」に切り替えられていた。宇都宮と共産党の中で都知事選は終わっているのだ。全く白けた気分にさせられた。
日本中の「原発ゼロ」候補一本化によって、新自由主義の極右安倍政権にNo!を突きつけたいという切なる願いは、宇都宮の歪んだ自己顕示と日本共産党の身勝手な宣伝活動によって、もはや冷酷に切り捨てられたのだ。この絶望感をどうすればいいのだろう。切歯扼腕。わざと大局を見ようとしない<独り善がりの優等生>宇都宮を憎悪する思いが抑えられない。善意だからたちが悪い。「地獄への道は、善意によって舗装されている」というのは、安倍晋三のような愚か者に向けた言葉だと思っていたが、共産党の神輿になった前日弁連会長の宇都宮候補にも言えることがわかった。絶望…。もはや、今回の宇都宮と共産党のとった行動を断じて忘れない!ことでしか未来を見通せない。
以下、2月1日(土)に書いた記事の一部を少し加筆して載せる。
(宇都宮候補と共産党は)この原発という“満州国”から撤退する、まさに“戦後レジーム”の転換を求める最後のチャンスに、脱原発候補の一本化に反対し、安倍極右自民政権の支持を受けた桝添候補の独走状況を作ってしまっている。
もし今回の都知事選で、桝添が勝った場合、ぐらついている安倍極右自民が一気に立ち直り、原発再稼働・原発輸出、憲法改悪、集団的自衛権改悪などに拍車がかかり、戦前の治安維持法の流れをくむ特定秘密保護法案の厳格実施、消費税10%をはじめとする数々の弱者切り捨て、大企業優遇の行き過ぎた新自由主義政策が強行される。道徳教育が、愛国心をともなって強行され、日本史は戦前の「国史」となり日本に住む人々の視野を狭めるための道具に堕す。医療・介護費負担は増加し、生活保護費は削減され、東京五輪・パラリンピックの美名の下、東北の復興の建設はどんどん遅れていく。沖縄も福島原発被災民も、「とりあえず五輪のために(桝添候補がよく使う!)」を合言葉に、<棄民>化が進み、あらゆる弱者・少数者の声がかき消され、1%の強者のための政治が行われていく。格差は取り返しのつかないほど拡大し、日本社会は急速に不安定化していくだろう。考えるだけでも心が暗くなり、嫌気がさしてくる。
宇都宮候補と共産党の主張は、確かに正しい。それが本当に実現するのであれば、こんなにすばらしいことは無いだろう。俺は、細川候補を支持するが、細川候補の主張は最も困難な原発反対以外では、宇都宮候補の主張に見劣りがする。しかし、選挙は「おりこうさん競争ではない!」「正しいことを並べる競争ではない!」まず勝たなければ、いくら正しいことを並べてもそれは無意味だ。今回、宇都宮は絶対に勝てない!もし脱原発で勝てる可能性があるとすれば、細川護煕候補しかいない。また、宇都宮は耳触りの良い言葉を並べるが、実は地方自治の経験者ではない。その経験があるのは、元熊本県知事でもあった細川護煕候補の方だ。
これだけの事実を分かった上で、脱原発候補一本化を拒否し続ける宇都宮と日本共産党は、68年の戦後史上最大の転換点で、とりかえしのつかない市民社会の道を踏み誤らせた<裏切り者>であり、<市民社会の敵>であるという汚名を残すことになるだろう。それを応援した人間たちも同罪だ。
※候補一本化に努力しないで、共産党系の宇都宮候補の横で、はしゃぎまわっている福島瑞穂さんに対して心底白けてしまった。社民党は、もっと<脱原発>候補一本化に死に物狂いになるべきだろう。社民党も消えてしまえ!
嘉田知事の推す民主党候補で<反原発が一本化>することを心から祈る。
くれぐれも東京都知事選の轍を踏んで自民・公明推薦候補が漁夫の利を得て勝たないように衷心より祈る。まあ、滋賀県民は、都民より賢いはずだ!