もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150215 衆参両院の「テロ非難決議」を非難する!「テロの本質」を真面目に語る政治家はいないのか!

 真面目に「テロの本質」を考えれば、その原因が、決して宗教の違いにあるのではなく、世界的に広がる富の偏在、極端な格差拡大、差別構造の継承、及びパレスチナ問題、それらによる<若者たちの絶望>にあることは、実は誰もがわかっていることだろう! それを「世界には凶悪なテロリストが大勢いて、こいつらを叩き潰せばテロが無くなる」なんて話に無理やりすり替えている。誰も、「テロの本質が、日本・世界の社会構造が抱える富の偏在・格差の拡大及びパレスチナ問題の<野放し状態>にこそある」という本質を語らないし、見させようとしない。そして、凶悪なテロリストへの恐怖ばかりを煽りたてている。これはまさにオーウェルの「一九八四年」の世界と同じだ。今回の国会の「テロ非難決議」に社民党・共産党まで加わっていたのには、あきれ果てた。「誰も本質を見ようとしない。」「武力で世界中の<絶望した若者たち>を封じ込めるべきではないし、不可能だ!」

秋原葉月さん「Afternoon Cafe」ブログから

※(1)「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング ※(2)いつの時代も大衆をファシズムに煽動する手口は同じ。なのに同じ手口に何度も騙されるのは過去に学んでいないから。格差を広げ、セイフティネットを破壊し、冷徹な自己責任論が横行する社会を継続させるのは簡単だ。今よりもっと格差を広げ、セイフティネットを破壊する政策をとればよい。そうすれば人々に自己責任論がもっと浸透し、草の根から勝手に右傾化してくれる。

辺見庸さんのブログから

・権力をあまりに人格的にとらえるのはどうかとおもう。口にするのもおぞましいドブの目をしたあの男を、ヒステリックに名指しでののしれば、反権力的そぶりになるとかんがえるのは、ドブの目をしたあの男とあまり変わらない、低い知性のあらわれである。権力の空間は、じつのところ、非人格的なのだ。だからてごわい。中心はドブの目をしたあの男=安倍晋三であるかにみえて、そうではない。ドブの目をしたあの男はひとつの(倒錯的な)社会心理学的な表象ではありえても、それを斃せば事態が革命的に変化するようなシロモノではない。権力には固定的な中心はなく、かくじつに「われわれ」をふくむ周縁があるだけだ。ドブの目をしたあの男は、陋劣な知性とふるまいで「われわれ」をいらだたせ、怒らせるとともに、「われわれ」をして社会心理学的に(かれを)蔑視せしめ、またそのことにより、「われわれ」が「われわれ」であることに無意識に満足もさせているのかもしれない。ところで、「われわれ」の内面には、濃淡の差こそあれ、ドブの目をしたあの男の貧寒とした影が棲んでいるのだ。戦争は、むろん、そう遠くない。そう切実にかんじられるかどうか。いざ戦争がはじまったら、反戦運動が愛国運動化する公算が大である。そう切実に予感できるかどうか。研ぎすまされた感性がいる。せむしの侏儒との「ふるいつきあい」がベンヤミンのなにかを決定した。そう直観できたアレントほどするどくはなくても、研ぎすまされた感性がいる。けふコビトがきた。ミスドにいった。(2015/11/11)

170930 希望の勝利でアベ・アソウを駆除。保守二大政党は異常ではない。リベラルの第三極が大事。民進左派と共闘維持の共産党を評価。

2017年09月30日 17時50分16秒 | 時代の記憶
9月30日(土):  

 この二日ほど、もやもやがあったが、俺なりに今の状況を整理してみた。少し気分的に落ち着いた。以下は、ほとんど推敲せずに一気に書いた。少しずつ手を入れるかもしれないが、とりあえず掲載する。

9月1日の民進党代表選挙で勝つべきリベラルの枝野が負けて、保守右派の前原が勝った時、この流れはできていたのだろう。保守右派の前原は代表としてやるべき精一杯のことをやったのだと思うので責める気はない。ただ、希望代表の小池が、民進党リベラルに高いハードルをかけてきたのは、もろ刃の剣だろう。今回の一連の報道によって、民進党の中に枝野をはじめ逢坂、辻本、長妻、赤松らしっかりとしたリベラルがいること、自由党の山本太郎氏らの存在を確認できたことは大きな収穫だった。

その上で、下の共産党志位委員長の発言報道は、大きな救いになる。

NHKニュース共産 志位委員長 安保法廃止求める民進出身者と連携も  9月29日 15時04分
  共産党の志位委員長は、横浜市で記者団に対し、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことについて、「大きな政治的変節だ」と批判する一方、希望の党から立候補せず、安全保障関連法の廃止を訴える民進党出身の候補者とは連携を模索したいという考えを示しました。
  この中で、共産党の志位委員長は、民進党が希望の党に事実上合流する方針を決めたことについて、「民進党は安全保障関連法にあれだけ反対して、ともに戦った。その後も『憲法違反で廃止すべきだ』と主張しており、法律を容認する希望の党との合流は大きな政治的変節だ」と批判しました。
  一方で志位氏は「民進党出身者でも共闘の原点である『安保法制の廃止』という大義に立って行動する人であれば共闘を追求していきたい」と述べ、希望の党から立候補せず安全保障関連法の廃止を訴える民進党出身の候補者とは連携を模索したいという考えを示しました。
  また志位氏は、希望の党の代表を務める東京都の小池知事について、「もし、衆議院選挙に立候補するのであれば『都政を踏み台にしたのか』という大きな批判は免れない」と述べました。


今回、枝野が代表戦に勝っていれば、うまくいくかどうかは別にして、小池の希望の党の選択肢は考えにくかったはずだ。しかし、結果はそうならなかった。自由党の小沢一郎氏が、前原側に保険をかけつつ両にらみで、反アベ自公の大きな働きをしてきたのは事実だろうし、希望代表の小池が機を観るに敏で今回大きな反アベ自公の闘いを民進党右派代表の前原と一緒に仕掛けたのは決して批判されるべきではない。彼らは民進党代表選の結果を受けてやるべきことをやっているに過ぎない。むしろ出てきた結果に対して、国民の側に「もうこれ以上、私利私欲だけで頭の悪いどぶの目をした愚劣なアベを駆除し、引きずり下ろせる<選択肢>」を作り上げて提示してくれたことには感謝したい。俺は、それを変節とは呼ばない。

保守の二大政党状態は必ずしも異常なことではない。戦前だって立憲政友会憲政会(立憲民政党)という保守二大政党だったが、それなりに明確な政策の違いを出し合って政権交代をして政党政治を実現していた。戦後は、立派な「日本国憲法」によって労働運動その他国民の基本的人権が保障されているのだから、第三極に立派なリベラル政党勢力日本共産党が存在する余地は十二分にある。

今回、憲法改悪・安保法制の踏み絵を拒否して、無所属立候補を選ぶ民進党議員には対抗馬を出さず選挙協力するという共産党志位委員長の判断は、本当に見事だと思う。俺としては全面的に支持する共産党は第二次アベ政権初期まで、自らの存在を誇示するあまり常に反アベ勢力の足を引っ張った、かつての自民党の補完勢力になっていた轍を踏まなかったのだ。

この共産党の民進党左派に対する寛容な姿勢によって、数は少なくなっているが(その分、民進党リベラルの同士の多くが希望の党の中に”トロイの木馬”として入り込んでいるはずだと信じたい…)民進党のリベラル勢力の<事実上の”分党”>が実現する。そして、彼らは連合という堕落した労働組合のしがらみからこれで本当に自由になった。結局これは、俺自身が、民進党代表選前から「そうなるべきだ」と望んできた<民進党リベラルの”分党”>が期せずして実現した形である。彼らの立ち位置は、社民党にかなり近いだろう。共産党との野党共闘を組めれば、一定数のリベラル系第三極の維持・実現ができるだろう。理想を言えば、20人以上の規模で分党して、選挙協力をしてくれれば、共産党、社民党と合わせてかなりの存在感になるだろう。

反面、小池・前原・小沢の希望の党も頑張って、アベ自公を追い詰めてほしい。今回の総選挙の最大の目標は、アベ・アソウのような冷酷で短絡的な国際的にも恥ずかしい日本のリーダーを駆除し、引きずり下ろすことだ。そのためには、希望の党にも頑張ってもらい、ハードルは低過ぎるがアベよりはましな「寛容な改革保守」を実現してほしいのだ。とりあえず、アベ・アソウという愚劣過ぎる世襲政治屋を辞めさせさえすれば、自民党の側もさすがに正気に戻って、アレらよりはましな政治に目覚めるだろう。強く反省もするだろう。アレらを除いた自民党がマシになれば、今よりはましな日本になるはずだ。

今後も、希望と自民、及び公明の中でさらなる再編はあるだろうが、一方で共産党が怒りに我を忘れてかつての轍を踏むことなく、民進党内のリベラル勢力の実質的”分党”としての無所属立候補を社民党とともに選挙協力してくれるならば、連合と言う電力労連によって腐ったしがらみから自由で健全なリベラル第三極の形成につながる。この第三極と”沖縄”が結びつけば、俺は間違いなくこの第三極を全面的に支持・応援する。短気は損気、ピンチはチャンス。状況は、混迷を深めているが、それで小池新党”希望”の勢いがそがれてアベ自公を利することは得策ではない。

世襲ファシストのアベ・アソウをまずはとにかく政権から駆除できさえすれば、自民党と希望の党は、案外とどちらが「寛容な改革保守」になるかはわからない。我に返った岸田?(野田?)自民小池希望の二大保守政党と、旧民進左派・社民・沖縄・山本太郎・共産のリベラル第三極で案外、すっきりした政治選択の勢力分けが出来上がってほしいものだ。そうすれば、まさに<政治的”三国時代”の到来>であり、第三極たるリベラル勢力の要求も合従連衡の中で生かされていくものと祈りたい。

その意味で、今回の共産党志位委員長の、冷静な判断には感謝をもって評価したい。そして、滋賀県の嘉田元知事も加わった小池・前原新党である”希望の党”の勝利を祈念する。

170928 日刊ゲンダイ:国民愚弄政権の哀れな末路か 安倍自民完全墓穴の自爆解散

2017年09月29日 00時55分02秒 | 時々刻々 考える資料
9月28日(木):

日刊ゲンダイ国民愚弄政権の哀れな末路か 安倍自民完全墓穴の自爆解散  2017年9月28日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214442
  第194臨時国会が28日召集され、安倍首相が衆院本会議で衆院を解散した。政府はただちに臨時閣議を開き、「10月10日公示、22日投開票」の日程で第48回衆院選を実施することを正式に決定。実質的な選挙戦に突入した。
  「かけ(加計)流し解散」「我が逃走解散」……。多くの国民が憲政史上、最低・最悪のデタラメ解散と批判の声を上げる中、安倍が強行解散に踏み切ったのは、今なら選挙に勝って森友疑獄、加計問題をチャラにできる――と考えたからだ。
  安倍は「勝敗ライン」を与党過半数(233議席)と言い、割り込んだら「退陣」する――と自信マンマンだったが、その目算が大きく狂ったのは間違いない。27日になって急きょ、民進党と小池百合子都知事が代表を務める希望の党の合流話が浮上したからだ。合流に意欲を示した民進の前原誠司代表は28日午後1時から党両院議員総会を開き、具体的な連携策について表明。民進の衆院候補者が望めば、希望から出馬させたい考えで、「安倍1強」に対抗するための野党勢力を結集させるつもりだ。
  「どんな手段を使ってでも安倍政権を終わらせる。野党がバラバラでは選挙に勝てない。力を合わせて日本の政治を変える」
  これまで「言うだけ番長」と揶揄されてきた前原がこう断言したというから、今回は本気で腹をくくったのだろう。前原は自由党の小沢一郎代表とも会談し、既に両党合流に向けて調整することで一致している。民進、希望、自由などの野党連携がうまくいけば、昨夏の参院選や今夏の都議選と同じ「与野党1対1」のガチンコ勝負の可能性がグンと高まる。政権交代だってあり得るのだ。

■民進、希望の合流で自民は30~50議席を失う
  解散直前に突然、持ち上がった野党の電撃合流話に余裕シャクシャクだった自民党議員もマッ青だ。「真珠湾攻撃がミッドウェー海戦になった」「解散せずに退陣するのではないか」なんて声も漏れ始めているが、これぞ「アベ自爆解散」と言っていい。安倍本人だって、今ごろ顔面蒼白だろう。
  政治評論家の小林吉弥氏はこう言う。
  「民進、希望などの野党連携が進んだ場合、かつての維新が登場した状況と同じになると思います。つまり、与党の批判票がどっと流れることになるワケで、自民の比例票は間違いなく影響を受ける。来月5日に都議会が閉会すれば、小池知事は遊説にも立つでしょうし、ワイドショーなどが連日、動向を取り上げれば、都議選と同じような(お祭りムードの)状況になる。東京の小選挙区から出馬する与党候補にとってはかなり脅威ですよ。安倍首相は与党で3分の2の議席確保を狙っていますが、ヘタをすれば小選挙区、比例区で現有議席から30~50ぐらい減らす可能性もある。そうなると、とてもじゃないが3分の2は難しい。安倍首相は相当、慌てていると思います」
  辛うじて安倍自民が勝ったところで、首班指名のための特別国会を開けば、森友疑獄、加計問題の疑惑追及の再燃は必至。その上で、大量の議席を失った安倍の責任問題を問う声が党内から噴出するのは確実だから、党内外で「安倍降ろし」の大合唱が湧き起こるだろう。今から悶絶する安倍の姿が目に浮かぶようで、これぞ国民愚弄政権の哀れな末路だ。

国難は「政治の私物化」に明け暮れた安倍の存在だ
  「国民と国難を乗り越えるため、国民の声を聞かなければならない。国難突破解散だ」
  そもそも安倍の解散説明は支離滅裂だった。国民の声を聞いて国難を突破するのであれば、必要な政策を国会の場で説明し、与野党に協力を呼び掛けるなど、正々堂々と議論すればいいのに、何もしないでガラガラポン。言っていることと、やっていることのツジツマがまるで合っていなかった。国難解散は後付けのデマカセであって、仮に今の日本が直面している国難があるとすれば、ただ一つ。4年9カ月の長期にわたって総理大臣のイスにふんぞり返り、国会も政党も国民もそっちのけで「政治の私物化」に明け暮れた安倍の存在自身だろう。
  解散理由がいい加減だから、急場しのぎで作られた自民の選挙公約もデタラメの極み。消費税を10%に引き上げた際の増税分を子育て支援や教育無償化の財源に充てる――なんて、民進の完全なパクリ、付け焼き刃だ。かつて自民は民主党政権の「高校無償化」をバラマキと批判していたが、何が違うのか。
  重要項目として盛り込まれる「北朝鮮対応」もハチャメチャだ。ロシアのラブロフ外相が、過熱するトランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の応酬を幼稚園児のケンカに例え、冷静な対応を求めていたように、世界各国の首脳らが対話しか解決手段はない――と米朝に自制を促す中で、日本だけが米国に同調してイケイケドンドン。とてもじゃないが、マトモじゃない。

■北は米国に加担しない国は攻撃しない
  「核兵器は米国の増大する敵対視政策と核の脅威に対処するため、いや応なく持つことになった正当な防衛手段」――。北朝鮮の最高人民会議が2013年4月に採択した「自衛的核保有国の地位をより強固にすることに関する法」。金正恩体制下の核兵器の使途について書かれているのだが、注目すべきは次の部分だ。
  「敵対的核保有国と手を組んで我が国に対する侵略や攻撃行為に加担しない限り、非核国に核兵器を使用したり核兵器で脅したりしない」
  つまり、休戦状態にある「朝鮮戦争」の敵国である米国に「加担」しない限り、非核国である日本は攻撃しない――と宣言しているに等しい。今回の国連総会でも、北朝鮮の李容浩外相は演説で〈米国の反共和国軍事行動に加担しない他の国々に対して、絶対に核兵器を使ったり核兵器で威嚇したりする意思はない〉と明言していた。
  「対話に意味はない」なんて大間違いで、対話こそが日本にとって北朝鮮に対して最も有効な外交手段なのだ。それなのに安倍は米国と歩調を合わせて拳を振り上げ、国民に脅威を煽って改憲し、戦争国家になろうとしているのだ。つくづく、こんなインチキ理由で有権者の信を問うとは、いい度胸ではないか。都議選の応援演説で、安倍は聴衆を指さして「こんな人たち」呼ばわりし、大ヒンシュクを買っていたが、今回もまた国民の怒りを見誤っているのだ。政治評論家の森田実氏はこう言う。
  「安倍政権がいろいろと解散理由をこねくり上げたところで、この解散には7割近くの国民が反対している。野党候補が一本化すれば、与党敗北の可能性が高まるのは当然なのです。小池さんが知事を辞職して国政転身という事態になれば、さらに与党惨敗は必至。解散に踏み切った安倍首相は墓穴を掘ったとみるべきです」
  いよいよ安倍政権の終わりの始まりだ。

170927 前原代表の「日本版オリーブの木」を評価する。どぶの目をしたアベの我儘解散を認めた自民は自業自得。

2017年09月28日 01時49分04秒 | 時代の記憶
9月27日(水):  さて…、うまくいくか?

今日報道された民進党前原代表の「日本版オリーブの木」の決断を評価する。反アベ、反自民党の明確な選択肢と受け止める。次善だがアベ自公が続く最悪よりははるかにマシだ。最善は、民進、自由、社民の3党の合併に共産党を含めた4野党の選挙協力だったので複雑な気分もあるが、とりあえずアベを駆除して「アベを引きずり下ろせる<実現性のある選択肢>」であれば十分にアリだと思う。何とかうまくいってくれることを願う。

「目の前の選挙目当ての野合だ」と悪口を言う自民党の議員には、「愚かなアベの大義無き我まま解散を何もせず認めた自業自得だ!」と言いたい。そして、あのどぶの目をした頭の悪い利己主義のガキのポスターを貼って、選挙区に応援で迎えて闘ってくれ。確実に票は減るぞ!

俺は、今回の選挙で、小選挙区は”希望”の候補、比例代表は”社民党”に投票するつもりだ。

※「第9条」ではなく「第八章 地方自治からと言う小池の憲法改正論や「反原発」の姿勢(期限を示していないが)は、センスを感じるし十分に傾聴できる。これだけでも、アベ馬鹿と小池のレベルの違いが判る。

沖縄の基地問題などを考えると信用し切れないが、今回はうんざりなアベを引きずり下ろすための選択肢として評価し、支持する。前原誠司を少しだけ見直した。

※小池の代わりの都知事候補は、細川護熙あたりがいい。絶対間違っても橋下徹だけはダメだ。橋下徹が都知事候補になったら、イメージはがた落ちになる。俺はまず支持できない。

170926 NHKクロ現+「92歳の“安楽死宣言” 橋田壽賀子 生と死を語る」 感想5

2017年09月26日 23時38分43秒 | 映画・映像
9月26日(火):

序盤で「迷惑をかけたくない」という橋田さんの言葉が出た時には、非常に社会的影響力のある人の発言だけに「障害者や難病の人々、高齢者の”生存権”を脅かすのではないか」とちょっと焦った。ただ、最後まで観ていると、あわてふためいて騒ぐような内容ではなかった。

安易に言葉をはさむことはできないけど、ごく常識的な感覚の内容だったと思う。(その軽い印象が、逆に危険なのかもしれないが?)大切なことは、安楽死そのものではない。むしろ92歳の橋田さんが求めているのは、年老いても自らの意志を尊厳をもって生きるための選択肢の一つに<安楽死>というものを保障してほしい。「(保障された)死を見つめることで、(安心して)生きる(ことができる)」という声のようである。

それは障害者や孤独な高齢者の生存権とは切り離して考慮されるべきことなのだ。逆にそれをダメだと封じ込めることは、結局空々しい偽善を生じて本来のすべてに人に保障されるべき生存権を危うくすることにつながるだろう。一番大事なのは、人生の<選択肢>をできるだけ多く保障することだ。<安楽死>は橋田さんが言われるように「一つの安心」「心の保険みたいなもの」という言葉に尽くされていると思う。

結論なんて無い。俺はそんなこと言える立場にはない。ただ、すべての人が大切にされる社会であってほしいと思うのみである。ホスピス病棟を経営しながら自らもすい臓ガンで亡くなる姿を最期まで取材を許可したお坊さんが「傾聴」という言葉を強調されていた、のを思い出す。人間は、年老いても、病気で死を目前にしても、自らの思いや言葉をしっかりと聞いてもらえる(「傾聴」)だけで大きな生きる支えとなるということだ。橋田さんが、NHKの取材に答えていくうちに生き抜くことの大切さを語られていくのが印象的だった。

編集でなければ、自らを語り、傾聴される場を与えられたことによって橋田さんに生きる意志が強められたのだと思う。橋田さんのように人並外れた発信能力と業績を残された方でもそうであるとするのならば、俺を含めて、そんな力のない多くの消えゆく人々の声に耳を傾ける、そんな人々が自らの声にしっかりと傾聴してもらえる場を保障することが、予算はそれほどかからないで一つの福祉政策たり得る。人間を大切にする社会とは、お金をかけなくても、弱い状態の人に寄り添い、声をかけ、声を聴くことがごく当たり前の社会ということかもしれない。

【番組紹介】「おしん」「渡る世間は鬼ばかり」など大ヒットドラマを連発してきた日本を代表する女性脚本家・橋田壽賀子さん(92)。ある“宣言”が大きな反響を呼んでいる。それは「私は安楽死で死にたい」というものだ。戦争一色だった青春時代を生き抜き、家族の姿を描く脚本で、時代の心をとらえ続けてきた橋田さんが、なぜ今、安楽死について語り始めたのか。生と死について突き詰めたという橋田さんの人生に、単独インタビューで迫る。

170925 アベの言葉の空疎さと馬鹿さは無残の極みだ。前原誠司に小池百合子の10分の1の発信能力があればと心から思う。

2017年09月26日 00時26分55秒 | 時代の記憶
9月25日(月):

テレビ朝日の報道ステーションとTBSのニュース23を録画を取りながら観た。職権乱用でスタジオに押しかけたアベに対するインタビュー、その後、今日突然”希望の党”を立ち上げ代表就任した都知事の小池百合子に対する中継インタビューを両方の番組で観た。アベと小池では役者が違う。アベは苦労知らずの酷薄なガキだ。こういう馬鹿が首相を務めている異常さが際立った。小池百合子は、世の中が非常によく見えている。また、自分の思うように世の中を動かす力を持っているのを感じた。

「日本初の女性総理を目指すか」との質問に、小池の口から出た「インシャアッラー」と言う言葉はアラビア語で「もしアッラー(唯一神)が望むなら」という意味で、良心的に訳せば、「人間としてできることはするけど、うまくいくかどうかは神のみぞ知る」というニュアンスになるそうだ。

特に、ニュース23では、駄々っ子をあやされるようにしてしか取材を受けられないアベの姿の愚劣さは、正直言って無残過ぎる感じがした。これほどまでに馬鹿がさらけ出されると、ちょっとかけるべき言葉を失う。こいつホントの低脳の馬鹿だよ! 本も全く読まないのだろう。「りかにかんむりをたださずを、けんけんふくよう(李下に冠を正さずを、拳拳服膺)」を〇〇の一つ覚えに話していた。「代償なくして課税なし」は、「代表なくして課税なし」の間違いだろう。アベの口から少子高齢化を国難とする言葉が出ることの空々しさはかなりのインパクトだった。アベの無知・無恥はやはり怖いレベルだ。〇〇は死ななきゃ治らない。

それにしても、野党第1党の代表なのに、ほぼ存在を無視されてしまった民進党代表の前原も、別の意味で無残この上ない。原発ゼロを目指す政策まで小池百合子にもっていかれた。前原は、やっぱり政党代表になってはいけない人間なのだろう。勝負師ではない。こうなったら、自由党、社民党と合併して「立憲民主党」を即刻立ち上げるサプライズと、共産党との選挙協力を実現することで、支持する有権者に安心感を与えるしかない!

170924 105万PV超:

2017年09月25日 23時45分05秒 | 閲覧数 記録
9月24日(日):記録ですm(_ _)m。ブログの開設から2178日。  

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170924 内弁慶の前原詐欺師よ!安倍に勝つ気が無いなら辞めろ!なぜ地方の選挙共闘努力の足を引っ張るのか?アベの味方か?!

2017年09月24日 13時28分42秒 | 時々刻々 考える資料
9月24日(日): 

 前原民進党は一瞬でも早く解散して、自由党、社民党と合併して「立憲民主党」を建てて、安倍自公政権を倒すために共産党と選挙共闘を確立しろ! 負ける戦いをするな!

今朝の新聞を読んで、ため息と怒りがむらむらと湧いてきた。

朝日デジタル熊本の野党共闘、前原氏「驚いた」 民進、党本部が判断へ  2017年9月24日05時00分
  民進党の前原誠司代表は23日、同党熊本県連が進める衆院選での共産党などとの野党共闘について、「驚いている。党本部がまったく知らないところで進んでいることであって、しっかり事情を聴きたい」と述べ、党本部として判断する考えを強調した。愛媛県西条市で記者団に語った。
  熊本県連は22日、熊本3区で森本康仁氏の擁立を取り下げる方針を決定。3区の野党候補者は共産の関根静香氏に一本化されることになった。
  これに対し、前原氏は「森本さんは優秀な若い人材で、なぜ立候補を取り下げたのか驚いている状況だ」と説明。「我々としては基本的にすべての選挙区で候補者を立てることをめざし、そうでなければ理念政策を見極めながら連携を模索していくのが基本ラインだ」と話した。(岡本智)


ほんっとうに馬鹿じゃないのか?!「しっかり事情を聴いて」どうするつもりなんだ?!こういう記事を見せられるたびに民進党の票は大きく減っていく。責任は一所懸命に努力している熊本県連にあるのではなく、この期にポカーンとして自分の都合ばかり考えて、やるべき建設的対応を放っていた前原詐欺師にこそ重大な責任があるのは明白だ。安倍晋三レベルの無能であることはもうわかっているから、せめて勝つための努力をしている地方の足だけは引っ張って邪魔するな!

前原詐欺師よ、おまえいつまでもぐちぐちと自民党の解散手法の批判ばかりして、それで民進党や野党共闘が「闘いに勝てるために何をした?。」何のプラスにもなってない。むしろ「ああまたか…、何も変わる気がないのだな。勝つ気がないのだな。」と失望と不支持を強めてるだけだ。

また、総選挙と並んで連日報道されているアメリカと北朝鮮の核戦争の危機に対して、他人事でないのに、野党第一党の代表であるのに何らまともな見解も示さない。民進党中心の野党共闘が勝ったら、アメリカ、北朝鮮、韓国に対して、日本として安倍自民とは違うどのような外交対応をするのかをしっかりと発信するべきだろう。愚痴ばかり言う自分の姿がどれほど頼りなく、有権者の目に映っているか、前原詐欺師は全く気が付いてない。

今、民進党の最大の障害物で、安倍自民党の最大の補完勢力は、前原詐欺師である何度も言うが、心ある民進党の人々は、安倍自民党の補完勢力の前原詐欺師を無視して、「勝てると思える闘い」を地方独自の意志で推し進めてほしい。「敗北して責任を取らされるのは前原詐欺師ではない。あなた方民進党員と国民・市民なのだ」

アベに「争点消しをされた」と愚痴愚痴と言い続けて、何になるのか?見ている有権者には何にも響かない。こいつは言い訳ばかりで自分のことしか見えていない。有権者からどう見られているのか、まったくわかっていない。一番大事なのは、4野党の共闘推進だ!もういい加減にしてくれ!

※「解散」は総理の「専権事項」ではない

170923 この期に及んで共産党を批判する前原詐欺師は、未熟な中高生のガキであり、国民に対する犯罪者だ。まず政権交代を見せろ!

2017年09月24日 00時57分44秒 | 徒然・雑感
9月23日(土): イライラがつのる。今の思いを殴り書きをする。

この期に及んで、国民に対して(党ではない)責任ある野党第一党代表であるのに、協力してアベ自公政権を倒さなければならない同士であるべき共産党について、まさにこの期に及んで「自衛隊を認めていない」ので信用できない、「日米安全保障条約を認めていない」ので信用できないと、テレビの画面で言い続ける神経がわからない。

まるで自分の話を理解しようと優しく耳を傾けてくれている仲間に対して、見放されない、安全だと見透かしたつもりで自分勝手な言い分を振り回している一方で、悪意に満ちて、自分の話に全く耳を傾ける気のない自分が本当に戦わなければならない敵に対していまだにシンパシーを感じているように見える。前原詐欺師の姿は、中高生の未熟野郎に見える。

今誰と手を組み、誰をぶち倒さねばならないかに迷っている。勝てる形を作ればアベを倒せると週刊現代に書いてあるのに、もう割り切ったはずの昔からぐちぐちと言ってるが受けいられない共産党に対する不当な「自衛隊を認めていない」ので信用できない、「日米安全保障条約を認めていない」ので信用できないというレッテル貼りに逃げ込んでぐずぐずしている。このままでは、アベと創価学会に逃げられてしまうだろう。

この選挙は勝ち負けしかないのだ。 前から思っていたことだが、前原詐欺師の今、現時点の姿は安倍晋三の双子の分身に見えてくる。この二人は、真逆のように見えるかもしれないが、「自分の思い込みに固執し続けて、周りが見えていない。周りからどう見られているかがわかっていない。自分の思いが一番。」という点でそっくり同じである。そして、そのことは、ことごとくアベの側を利することになってきた。安倍晋三自民党の最大の協力者は前原詐欺師である。民進党は最もふさわしくない詐欺師を代表に選んだようだ。これは犯罪に近い。

離党した細野豪志を通じて、小池百合子と組もうと考えているというニュースを今日聞いて、耳を疑った。あまりにも矜持が無さ過ぎる。

心ある民進党員は全力で、自由党、社民党、共産党との協力体制の確立し、有権者・国民への宣伝をしっかり行い、自民党との1対1の対決姿勢をしっかりとアピールして迷いなく反自民党4野党連合に投票できるように全力で努めてくれ。

「170919 イライラする!御託は無用!前原は一瞬でも早く小沢一郎に頭を下げて共産党の固定票を頼れる相互協力体制を作って、選挙に勝てる形を国民にアピールしろ!」  2017年09月20日 00時58分38秒 | つぶやき

9月19日(火):

民進党代表の前原は無駄口が多過ぎる。安倍の解散批判なんて要らない!選挙まで日がないのに、イライラする!離党した細野が小池とつながったのだから、この短期で民進党が小池と結ぶことは不可能なのは明らかだ!御託や理屈は無用だ!前原民進党は一瞬でも早く小沢一郎に頭を下げて共産党の固定票を頼れる相互協力体制を整えてもらえ!<選挙に勝てる形>を早急にしっかり作って、一瞬でも早く国民にアピールしろ!できないなら代表を辞めろ!負ける闘いはするな!枝野に土下座して謝罪して、後を託せ!

170922 【社説余滴】「1月20日」は消せない / 【社説】森友・加計 どこが「小さな問題」か

2017年09月22日 23時04分35秒 | 時代の記憶
9月22日(金):

朝日デジタル【社説余滴】「1月20日」は消せない 坪井ゆづる  2017年9月22日05時00分
 よっぽど、この問題を追及されたくないんだろうな。
 安倍首相が28日からの臨時国会で早々に衆院を解散する方向と聞いて、そう思った。
 加計学園をめぐる首相の「1月20日」答弁である。
 首相は7月の国会で、唐突に言い切った。
 ことし1月20日まで、加計学園による国家戦略特区での獣医学部の計画を知らなかった――。

 愛媛県今治市は10年前に初めて加計学園と構造改革特区での獣医学部新設を申請し、以後15回、却下され続けた。
 2年前には首相が議長の国家戦略特区に立候補した。その書類に加計学園の名は記入されていないが、市と学園の連携は関係者の常識だった。
 そして首相は加計孝太郎理事長を「腹心の友」と呼ぶほど付き合いが深い。
 このため、国会で首相周辺の官僚による「忖度(そんたく)」の有無が問われた。関係者が否定しても、疑念は膨らむばかり。そんなとき、「1月20日」答弁は飛び出した。
 1月に知ったのなら、昨年秋のメモの「総理のご意向」も、首相補佐官の「総理は自分の口から言えないから、私が代わって言う」という発言もあるはずがない。
 忖度は全否定される。
 だが「2年前の申請時から知っていた」といった従来の首相発言とはまるで違う。首相は釈明し、修正したが、不自然きわまりない。
 だから「1月20日」答弁を引き出した自民党議員も問い返した。
 「なぜ最初からそう正面からおっしゃらなかったのか」
 この素朴な疑問が発せられた瞬間から、加計問題の次元が変わった。
 焦点が「官僚の忖度」から、首相がウソをついているのではないかという「政治家の食言」へと移ったのだ。野党が「ウソだったら辞めるのか」と詰め寄るのも当然だ。
 「1月20日」の真偽はわからない。ただ、首相自身が7月に奇妙な答弁をしている。
 「彼(加計氏)はチャレンジ精神を持った人物であり、時代のニーズに合わせて、新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいという趣旨のお話は聞いた」
 ならば、いつ、どこに、どんな学部をつくるのかと、つい聞いてしまう。それが友人というものではないか。
 それをしなかったという首相に、改めて聞いてみたい。
 「では新しい学部や学科って何だったのですか」     (つぼいゆづる 政治社説担当)


朝日デジタル【社説】森友・加計 どこが「小さな問題」か  2017年9月21日05時00分
 「国民から疑念の目を向けられるのはもっとも。その観点が欠けていた」「丁寧に説明を重ねる努力を続けたい」
 2カ月足らず前、加計学園問題をめぐる衆参予算委員会の閉会中審査にのぞんだ安倍首相は、おわびの言葉を重ねた。
 あれは口先だけだったのか。政権全体の姿勢を疑わざるをえない発言が飛び出した。
 臨時国会の冒頭で衆院を解散するというのは、森友・加計学園の「疑惑隠し」ではないか。だれもが抱く思いに対し、自民党の二階俊博幹事長が記者会見でこう答えたのだ。
 「我々はそんな小さな、小さなというか、そういうものを、問題を隠したりなどは考えていない」
 言いたいことが二つある。
 まず、森友・加計問題は「小さな問題」などではない。
 行政は手続きにのっとり、公平・公正に行われているか。権力者である首相との距離によって、分け隔てがあるのではないか。正確に記録を残し、適切に開示して説明責任を果たすという務めを理解しているか。
 両学園をめぐって国民から噴き出したこれらの疑問は、民主主義と法治国家の根幹にかかわる、極めて重いテーマだ。
 だからこそ、政権の不誠実な対応に国民は怒り、落胆した。それは7月の東京都議選で自民党の大敗をもたらし、内閣支持率の低下を招いた。
 そのことを早くも忘れ、おごりに転じたと見るほかない。
 「隠したりなどは考えていない」が真実ならば、堂々と国会審議に応じよ。これが言いたいことの二つ目だ。
 憲法に基づく野党の臨時国会の召集要求を3カ月も放置した末に、衆院解散によって状況のリセットを図る。政権のふるまいと二階氏の発言は、まるでつじつまが合わない。

 真相解明の鍵を握るとみられながら口を閉ざしたままの人がまだまだいる。首相の「腹心の友」で加計学園理事長の加計孝太郎氏、森友学園の小学校の名誉校長を引き受け、講演もしてきた首相の妻昭恵氏らだ。国会で話を聴く必要がある。
 記録の開示もまったく不十分だ。
内閣府や財務省は「文書はない」「廃棄した」をくり返し、恥じるそぶりも見せない。この国の行政はそんないい加減な官僚によって担われているのか。本当ならば、その弊をただすために審議を尽くし、手立てを講じるのが、与野党を超えた立法府の責務ではないか。
 このままでは「疑惑隠し」の汚名が消えることはない。

170922 一年前:160920 75万PV超:ついでに1日2,358PVは最高記録? 何があったの?システムの故障か?

2017年09月22日 18時11分53秒 | 一年前
9月22日(金):
160920 75万PV超:ついでに1日2,358PVは最高記録? 何があったの?システムの故障か?

9月20日(火):  記録ですm(_ _)m。ブログの開設から1809日。 アクセス:閲覧 2,358PV/訪問者 244IPトータル:閲覧 751,855PV/訪問者 2......


170922 アベがまたやっちまった!今度は国連総会でだ。秋葉原の「こんな人たち」も「国民」だし、「北朝鮮」も「人間の国」だ。

2017年09月22日 17時22分02秒 | 時代の記憶
9月22日(金):      

昨夜、空席ばかりでガラガラの会場で、アベが北朝鮮との対話を否定し「圧力しかない!」と息巻いている国連演説をニュースで観ていて、都知事選での「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです」発言を思い出した。こいつは、またやっちまったようだ。”こんな人たち”も「国民」だ。

前夜、トランプが「北朝鮮を壊滅させる手段も排除しない」と言った発言に調子に乗って便乗した発言なのだろうが、北朝鮮の独裁者は危険かもしれないが、”北朝鮮の人たち”は、「人間」である。何万人、何十万人も殺戮されてよい訳がない。

アベは、自らの対話を否定する発言が戦争を暴発させるかもしれないことも、それが北朝鮮や韓国、日本の何万、何十万人もの「人間の死」をもたらすかもしれないことも忘れている。悪の帝国”北朝鮮”にいるのは「人間」であることを忘れている。

アベは人間として壊れている。」そう言えば、前には「この道しかない」とも言っていた。本当に視野が狭くて、周りが見えてない。周りからどう見られてるかも見えてない。

170921 時事通信:韓国主要各紙、「歴代天皇で初」と詳報=埼玉の高麗神社参拝

2017年09月22日 01時28分32秒 | 時代の記憶
9月21日(木):

今の天皇は、本当に立派に日本国の象徴としての役割を果たされている。日本人は気が付けていなくても、大切な隣国の人々が案外固唾を呑んで注目しているのだ。

時事通信韓国紙、「歴代天皇で初」と詳報=埼玉の高麗神社参拝  9/21(木) 15:03配信
【ソウル時事】21日付の韓国主要各紙は、天皇、皇后両陛下が20日、古代朝鮮半島にあった高句麗からの渡来人を祭った埼玉県日高市の高麗神社を参拝されたことについて、「私的な旅行の一環だが、歴代日王(天皇)で初めて」と写真付きで詳しく報じた。
  中央日報は、天皇陛下が2001年の会見で「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と述べたことなどを紹介。「韓国の歴史と文化に関心を示してきた」と伝えた。
  中央日報や朝鮮日報によると、陛下は、神社を案内した宮司に「高句麗はいつ滅亡したのですか」「高句麗人と百済人は、どのような違いがあるのですか」などと質問し、強い関心を見せたという。
  東亜日報は「天皇は訪韓に意欲を示してきたが、実現していない」と指摘。「18年12月または19年3月に退位するとみられており、在位中の訪韓は難しい状況だ」と解説した。


朝鮮日報日本語版高句麗の王子まつる高麗神社に天皇・皇后が初訪問  9/21(木) 10:54配信
  20日昼12時、明仁天皇と美智子皇后が、歴代の天皇では初めて埼玉県日高市の高麗(こま)神社を訪問した。1300年前に日本に渡った高句麗の王子「高若光」(日本名:高麗若光〈こまのじゃっこう〉)をまつっている。
  明仁天皇訪問のニュースを聞き、歓迎する人々が朝から約2000人集まったことから、地元の駅と同神社を結ぶ1.7キロメートルの道は大変な混雑になった。60-70代の人々が参道沿いに小さな折り畳みいすやマットを広げて座り、明仁天皇を待っていた。日本の宮内庁は明仁天皇の高麗神社訪問について「公務ではなく私的な旅行」と説明している。明仁天皇は1年のうち250-270日公務を行うため、私的な旅行を楽しむ機会は1年に1・2回だ。高麗神社への旅は明仁天皇の意思や希望を反映して決定されたという。
  明仁天皇は日ごろから日本の過去について心から申し訳ないと考えて、韓日古代交流史にも関心が高いと言われている。2001年には「桓武天皇の生母が百済の王族だったと記されている」と発言して話題になった。05年には、太平洋戦争で戦地となった東南アジア諸国や南太平洋の島を訪れた際、朝鮮人犠牲者の慰霊碑をわざわざ訪れて黙とうしている。
  明仁天皇と美智子皇后は同日、高句麗の王子から60代目となる高麗文康宮司(50)の案内で境内を見て回った。高麗文康宮司は「両陛下とも朝鮮半島から文明がやって来た過程に深い関心を持っていらっしゃると聞いていたが、実際に、高句麗人と百済人はどう違うのかなどいろいろと質問を受けたので、知っていることをお答えした」と語った。
  日本で高麗神社は「出世明神」としても有名だ。斉藤実(1858-1936年)ら歴代首相6人がここに来て参拝後、首相になったという話もある。だが、ある住民は「それでも今日のように、一度に多くの人々が集まったことはない」と教えてくれた。
  皇室を20年間取材している毎日新聞の大久保和夫記者は、明仁天皇について「日本国民が『心温かい』と感じ、敬愛している方だ。日ごろから『韓中の文化が伝わってきて今日の日本になった』と考えていらっしゃると聞いている。今回の訪問をきっかけに、韓国についてよく知らなかった一般の人々も関心を持つようになるだろう」と語った。
  同日午後4時に明仁天皇一行が高麗神社を出ると、神社の外でずっと待っていた人々もそれぞれ帰り始めた。その中にいたキモトマユミさんは「高句麗人をまつった神社を訪れた意味をいろいろと考えてみたが、『近い国・韓国とはやはり共に行くべきだ』という意味ではないかと思った」と言った。


中央日報日本語版 韓経:【コラム】日本の高句麗村=韓国  9/21(木) 10:13配信
  東京から70キロほど離れた埼玉県日高市は「高句麗村」と呼ばれる。駅名からして「高麗(こま)駅」と「高麗川(こまがわ)駅」だ。高麗は日本で高句麗を意味する言葉で、「こま」または「こうくり」と発音する。高麗王朝は「こうらい」と区別して呼ぶ。
  この一帯の地名と姓・学校・企業はもちろん、神社の名前にも「高麗」が入っている。高麗神社は高句麗滅亡後に日本に定着した流民が最後の王・宝蔵王の息子、高若光(日本名、高麗若光<こまのじゃっこう>)を祀るために建てられた。高若光は666年に外交使節として派遣されたが、滅亡した故国に戻れずここに残った。
  『続日本紀』によると、高若光は703年に王姓を受け、716年に高句麗の流民1799人を集めて高麗郡を建郡した。昨年は在日同胞が寄付金を集め、神社の入り口に高句麗の象徴である三足烏を刻んだ「高麗郡建郡1300周年記念碑」を建てた。現在の宮司(神社責任者)は若光の60代子孫の高麗文康氏が務めている。
  神社の行事に参加した人たちは「高麗大好き、日本大好き、韓国大好き」と叫んだりする。高句麗の流民の痕跡は中国遼陽と雲南、モンゴル「高句麗山城」、タイのチェンライなどにもあるが、日高市ほど根深いところは珍しい。
  高麗郡建郡の42年後には近隣に新羅郡ができた。九州には百済の村の南村がある。大阪の久太良洲(百済洲)の日本語「くだらす」は百済の古語「クダラ(大きな国)」に由来する。扶余(プヨ)の「クドゥレ」という地名と結びつく。熊本と公州(コンジュ)の旧名「熊津(ウンジン)」もつながりがある。
  明仁天皇は2001年の誕生日の記者会見で「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに韓国とのゆかりを感じる」と述べた。来年の退位を控えた明仁天皇が昨日、高麗神社に参拝した。退位する前に韓半島(朝鮮半島)を象徴する神社を訪れて過去の反省と和解のメッセージを送ろうとしているのではという解釈がある。19世紀の行政区域改編で変わった今の日高という地名からも分かるように、ここには韓国と日本が共存する。
  いつか韓日首脳がここで会い、新しい未来を約束する場面を描いてみる。日帝強占期の痛みを考えれば「近くて遠い」隣国だが、悠久の歴史の大きな流れで見れば「近くて近い」のが両国だ。
コ・ドゥヒョン/論説委員  ※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

7 006 池上彰「学校では教えない「社会人のための現代史」」(文芸春秋:2013) 感想4+

2017年09月22日 00時09分16秒 | 一日一冊読書開始
9月21日(木):    副題:池上彰教授の東工大講義国際篇

253ページ     所要時間4:25     アマゾン548円(291+257)*1年半前の2016.4.5.購入。

著者63歳(1950生まれ)。長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。94年より11年間、NHK『週刊こどもニュース』でお父さん役をつとめわかりやすい解説が話題に。2005年3月にNHKを退社し、フリージャーナリストとして多方面で活躍中。12年4月より東京工業大学リベラルアーツセンター教授

2度目か? どこが面白いか?と言われれば、すべて面白いと答えるしかない。聞いたことのない言葉は一つもないが、十分に説明できるかと言えばできない。そんな話題を「お題」ごとに非常に歯切れよく明快な解説が、エピソードも忘れずに行き届いた形で書かれている。徹底的に読み手の立場に立った池上彰さんらしい著作である。

本書の内容は、ある意味池上さんの人生と完全に重なっている。それだけに解説に臨場感があったように思える。無数に付箋をしたので、折に触れて線を引きながら読み返せたら幸せだと思う。って言うか、「今すぐにでも読み返したい」気分だ。

【目次】はじめに 冷戦がわかると「この世界のかたち」が見える /1 東西冷戦 世界はなぜ2つに分かれたのか /2 台湾と中国 対立しても尖閣で一致するわけ /3 ソ連崩壊 社会主義の理想が「怖い国」になるまで /4 北朝鮮 なぜ核で「一発逆転」狙うのか /5 中東 日本にも飛び火? イスラエルやシリアの紛争 /6 キューバ危機 世界が核戦争寸前になった瞬間 /7 ベトナム戦争 アメリカ最大最悪のトラウマ /8 カンボジア 大虐殺「ポル・ポト」という謎 /9 天安門事件 「反日」の原点を知っておこう /10 中国 「経済成長」の代償を支払う日 /11 通貨 お金が「商品」になった /12 エネルギー 石油を「武器」にした人々 /13 EU 「ひとつのヨーロッパ」という夢と挫折 /14 9・11 世界はテロから何を学べる?  /あとがき それでも未来へ進むために

【内容紹介】冷戦後の15年を知れば、混迷の現代が見える! EUの挫折、イスラム国の登場、エネルギー戦争、反日の原点――すべて東西冷戦後に原点が。ビジネスにも投資にも現代史は必須です! グローバル化時代の真の教科書です。 /// 実況中継スタイルで大好評の東工大講義シリーズ第3弾は「東西冷戦後」の現代史。時間が足りず、学校では教わらなかった人も多いのではないでしょうか?しかし安保法制も、EUや難民問題も、「イスラム国」のテロも、中国・韓国の「反日」も、混迷の原点はすべてこの期間にあります。自分の頭で考えたい、すべての人に!

170920 天皇・皇后、埼玉県日高市の”高麗(こま)神社”に私的参拝。有難く、尊敬できる天皇に合掌。

2017年09月21日 00時37分24秒 | 時代の記憶
9月20日(水):          

俺は<天皇制>というものに対して批判的な考え方の持ち主である。しかし、今の天皇には平成になって何度も感心・感動させられてきた。正直、歴史を知る者として今の天皇に対して図らずも”深い尊敬心”を持ってしまっている。

そして、さっきの「報道ステーション」で、天皇・皇后が今日、7Cに滅んだ高句麗の王族が祀られている埼玉県日高市の”高(句)麗(こま)神社”に私的訪問をされたというニュースに接して、またもや感動させられてしまった。思わず、画面の天皇・皇后の姿に合掌していた。

この人たちは、良く学び、良く行うことのできる本当に偉い人間である。そう思う俺を甘いと言いたい者は言えばいい。俺は、この人たちを尊敬する。無知無恥の謀叛人安倍晋三によって、この方たちの退位の背景にある皇室典範改正、象徴天皇のあり方への思い、女性宮家、女性天皇(女系天皇?)への思いが大切にされないで尊重されなかったことを本当に残念に思う。

150329 タガ外せば歯止め失う 長谷部恭男・早稲田大学教授/「未来志向」は現実逃避 杉田敦・法政大学教授

 杉田 先日ドイツのメルケル首相が来日しました。戦後ドイツも様々な問題を抱えていますが、過去への反省と謝罪という「建前」を大切にし続けることで、国際的に発言力を強めてきた経緯がある。「建前」がソフトパワーにつながることを安倍さんたちは理解しているのでしょうか。  / /長谷部 そもそも談話が扱っているのは、学問的な歴史の問題ではなく、人々の情念が絡まる記憶の問題です。記念碑や記念館、映画に結実するもので、証拠の有無や正確性をいくら詰めても、決着はつかない。厳密な歴史のレベルで、仮に日本側が中国や韓国の主張に反証できたとしても、問題はむしろこじれる。相手を論破して済む話ではないから、お互いがなんとか折り合いのつく範囲内に収めようと政治的な判断をした。それが河野談話です。  / /杉田 談話の方向性や近隣との外交について「未来志向」という言い方がよくされますが、意図はどうあれ、それが過去の軽視という「見かけ」をもってしまえば、負の効果は計り知れない。安倍さんたちは、未来を向いて過去を振り払えば、政治的な自由度が高まると思っているのかもしれません。しかし政治の存在意義は様々な制約を踏まえつつ、何とか解を見いだしていくところにあります。政治的な閉塞(へいそく)感が強まる中で、自らに課せられているタガを外そうという動きが出てくる。しかし、それで万事うまくいくというのは、一種の現実逃避では。  / /長谷部 合理的な自己拘束という概念が吹っ飛んでしまっている印象です。縛られることによってより力を発揮できることがある。俳句は5・7・5と型が決まっているからこそ発想力が鍛えられる。しかし安倍さんたちは選挙に勝った自分たちは何にも縛られない、「建前」も法律も憲法解釈もすべて操作できると考えているようです。  / /杉田 俳句は好きな字数でよめばいいのだと。  / /長谷部 あらゆるタガをはずせば、短期的には楽になるかもしれません。しかし、次に政権が交代したとき、自分たちが時の政府を踏みとどまらせる歯止めもなくなる。外国の要求を、憲法の拘束があるからと断ることもできない。最後の最後、ここぞという時のよりどころが失われてしまう。その怖さを、安倍さんたちは自覚すべきです。 =敬称略(構成・高橋純子)朝日新聞『考論』

0015 オルテガ「大衆の反逆 (桑名一博訳;久野収解説)」(白水社イデー選書;1930)評価5

以下は、オルテガ所論の久野収による抜粋の抜粋である:///  オルテガによれば、政治のなかで「共存」への意志を最強力に表明し、実行していく政治スタイルこそ、自由主義的デモクラシーである。共存は、強い多数者が弱い少数者に喜んで提供する自己主張、他者説得の権利である。敵、それも最も弱い敵とさえ、積極的に共存するという、ゆるがない決意である。/その意味で、人類の自然的傾向に逆行する深いパラドックス(逆説)であるから、共存を決意した人類が、困難に面してこの決意を投げ出すほうへ後退したとしても、それは大きな悲劇ではあっても、大きな不思議とするには当たらない。/「敵と共存し、反対者と共に政治をおこなう」という意志と制度に背を向ける国家と国民が、ますます多くなっていく1930年代、オルテガは、「均質」化された「大衆」人間の直接行動こそが、あらゆる支配権力をして、反対派を圧迫させ、消滅させていく動力になるのだという。なぜなら、「大衆」人間は、自分たちと異類の非大衆人間との共存を全然望んでいないからである。略。///  「大衆」人間は、自分たちの生存の容易さ、豊かさ,無限界さを疑わない実感をもち、自己肯定と自己満足の結果として、他人に耳を貸さず、自分の意見を疑わず、自閉的となって、他人の存在そのものを考慮しなくなってしまう。そして彼と彼の同類しかいないかのように振舞ってしまう。/彼らは、配慮も、内省も、手続きも、遠慮もなしに、「直接行動」の方式に従って、自分たちの低俗な画一的意見をだれかれの区別なく、押しつけて、しかも押しつけの自覚さえもっていない。/彼らは、未開人―未開人は宗教、タブー、伝統、習慣といった社会的法廷の従順な信者である―ではなく、まさに文明の洗礼を受けた野蛮人である。文明の生み出した余裕、すなわち、贅沢、快適、安全、便益の側面だけの継承者であり、正常な生存の様式から見れば、奇形としかいいようのないライフスタイルを営んでいる新人類である。略。///  「自分がしたいことをするためにこの世に生まれあわせて来た」とする傾向、だから「したいことは何でもできる」とする信仰は、自由主義の自由の裏面、義務と責任を免除してもらう自由にほかならない。/われわれは自由主義の生みだした、この「大衆」人間的自由、自己中心的自由に対し、他者と共存する義務と責任をもった自由を保全しなければならないが、一筋縄でいかないのは、この仕事である。(160626:イギリスEU離脱について思うところ=もみ=)