もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

150201 後藤さん処刑見殺しの確信犯は安倍晋三だ!内堀(憲法)の前に外堀(国際的信用)が破壊された!

2015年02月01日 17時27分03秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
2月1日(日):

 安倍の望み通り、日本は準国家的規模のテロ組織と戦後初めて戦争状態に入った。これは、日本国民の判断では全くない。安倍晋三たった一人だけの軽率な言動・判断で始まった事態だ。国際社会での日本人の安全は大きく毀損・喪失された。計り知れない国益が失われたのだ。安倍晋三は、即刻責任を取って辞任すべきだ。これ以上、こんな大馬鹿者を野放しにしておけない。

  映像の冒頭には、「日本政府宛てのメッセージ」との文字が表示され、黒い服の男が英語で、安倍首相宛てに、「お前がこの戦争に参加するという愚かな決心をした。これから日本の悪夢が始まる」などと話している。(FNNニュース)

“日本政府へのメッセージ” :
 日本政府は邪悪な有志連合に参加した/愚かな同盟国と同じように「イスラム国」の力と権威を /理解できなかった /我々の軍はお前たちの血に飢えている /安倍総理大臣よ 勝てない戦争に参加した /向こう見ずな決断によって このナイフは /後藤健二を殺すだけでなく /今後もあなたの国民はどこにいても殺されることになる /日本の悪夢が始まる
(pm4:30追加掲載)

「安倍晋三首相は1日午前6時40分ごろ、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられる犯行グループが後藤健二さん(47)を殺害したとする動画が配信されたことについて「政府として全力で対応してきたが、誠に痛恨の極みだ。非道、卑劣きわまりないテロに強い怒りを覚える」と述べ、犯行グループに強い非難を表明した。さらに「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせるために国際社会と連携する。日本がテロに屈することは決してない」と訴えた。(毎日新聞)」

 後藤健二氏がイスラム国によって殺された。しかし、何度でも確認するが、「最大の原因を作ったのは、安倍晋三自身だ。」「二人の死の引き金を引いたのは安倍晋三だ。」安倍が軽率にも(確信犯か)イスラエルの旗の前で、イスラム国を敵視し、日本がイスラエルに2億ドル(約240億円)を供与することを国際社会に発表して、イスラム国を挑発したことが直接の原因である。しかも、当時政府は湯川氏、後藤氏がイスラム国によって拉致・誘拐され、人質となっている事実を知っていた。知りながら行われたイスラム国敵視、イスラエル2億ドル支援発表だった。原油を依存する中東諸国との関係に留意して、歴代の自民党政権がイスラエルとの外交関係に一定の距離を置いてきた事実も全く踏まえることなく行われた行為でもあった。二人の死は安倍晋三が招いた必然的な帰結である。

 起こるべくして起こった事件の発生後、安倍晋三は「緊張感をもって対処する」というお題目を繰り返していたが、傍から見ていても国民の人命を救うことに対する熱意と工夫が感じられなかった。官邸の演技的な頑張ってるシーンは見せられたが、首相・閣僚に思い切った手段を取ってでも助け出すんだという熱意も工夫も感じられなかった。さらに、後藤健二さんに対して一部で起こった不当な「自己責任論」を抑えようとする様子も無く、後藤さんの母親との面会も拒絶した。「御心配でしょうが、政府として精一杯の努力をしてますから」とどうしてひと声かけてあげられなかったのか。

 この一事に、安倍晋三政権の本質が象徴的に表れている。
ちょうど民主党野田汚物首相が、国会周辺に集まった原発再稼働に反対する賢明な国民・市民の声に「大きな音だね」と言ったことで正体を現したように。面会を求める後藤さんの母を拒絶した安倍の姿勢は、ちょうど声なき形で現れた野田の「大きな音だね」と一緒だ。この男には、国民の命を守るという政治の原点が決定的に欠けているのだ。

←テロ事件を引き起こした張本人! 「積極的平和主義」をはき違え、自分のやったことが何も理解できていない大馬鹿者! 「自己責任」をとれ!湯川さんと後藤さんと全国民に謝罪しろ!

 
 イスラム国に対して「罪を償わせる」という一見強いマッチョな言葉からは、今回の悲劇が安倍自身の国際社会での軽率な言動からもたらされたことへの反省は全く見られない。ということは、この男は、日本国総理大臣という立場で、日本国民の税金を使って、これからも大名行列を繰り返して、同様の過ちをやり続けるのだ。原因に対する反省が無いのだから、また同じような犠牲者が出続けることになる。日本人が、日本人であることを理由に敵と目され、安心して海外旅行をできない時代がはじめて到来するのだ。その大きな大きな喪失の意味を多くの日本人は自覚できていない。メディア・マスコミはファシズムに同調して責任を放棄している。安倍晋三はこれからも、今回のように国民の命を軽視しながら、日本国総理大臣として無責任で軽率な言動をを国際社会で繰り返していく。

 一方、戦後70年、営々と日本人が築き上げてきた平和国家という信用・ブランドは、現在の平和憲法だけではなく、その憲法を歴代の自民党政府&野党と国民・市民が一緒になってみんなで精一杯活かす努力を積み重ね続けてきた結果として築かれてきた国際的信用だったのだ。憲法を<戦後70年の平和国家日本>の「内堀」とするならば、その憲法を活かす努力の積み重ねによって営々と築かれてきた国際的信用は「外堀」である。今回の悲劇に対して、自己の責任を自覚するつもりがない確信犯の安倍は、今後急速にシロアリのように日本の国際的信用という「外堀」を食い潰していくことだろう。

憲法が直接攻撃を受けていない時も、この男はどんどん日本国民・市民を<行き戻り不能な場所>へと追い込んでいるのだ。そうだ!我々は今まさにファシズム体制へと絡め取られ、追い詰められているのだ。

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