オリーブオイル スコットランドでヤッホー!

駐在生活7カ国を渡りイギリスはスコットランドにリターン。スコットランドで羊の数を数えましょう☆「ヤッホー隊募集!」

イギリス物価高騰化から国民生活の変化

2024-06-30 16:40:18 | Weblog

6月30日

貴方は美容にいくら使うか? 美容室、ネイル、美顔、マッサージ、化粧品とあやゆる物が多い中、

欧米では美容室代が非常に高い。

4月に日本へ行った時、知人との待ち合わせに3時間もあった事から美容室に予約をした。

某ヘアーサロン(チェーン店)ヘアカラー、カット&シャンプーブローで5500円 

あまりの安さに驚いた。

一体・・・従業員の給料はいくらもらっているんだ???

イギリスでもヘアーカラー、カット&シャンプーブローは平均でも日本円で3万円ほど掛かる。

しかも私が行くサロンは毎日連日で予約も多い。何故 人気なのか?

 

イギリスの床屋は25~30ポンドくらい。日本での5500円の料金はメンズ、床屋でのシャンプー無しのドライカット代である。

日本はコンビニと美容室と歯医者の数が同じ。と言う星の数の商売。競争率は激しい。

この国では年々テナントと光熱費の高さと人件費の高さから美容室の経営悪化により倒産が増加。

物価高騰化から真っ先に節約(お金を出さない)は美容室の回数を減らすか止めるか。

イギリス在住日本人は美容室に行かず自分で切っている事も多く日本里帰りの時に行くケース。

もしくは現地にある中華系サロン。結構安い。もしくは日本人がSNSで運営する無許可出張サロン。

それくらい美容室にお金を出す余裕が無い多くの日本人を見た。

海外ってアジア人のヘアカットが上手ではない。と言うがそれはいい訳。

国に寄って流行があるように日本で流行っているようなカットやセットは欧米では見られないだけ。

特に「パーマ」と言う機械は高額になるし技術が無い。(欧米人はくせっ毛が多い)

アムステルダムに住んでた知人はストパーに500ユーロも掛かったほどだ。

北欧は女性のカットだけでも2万はくだらない。本当に高い。

例えば私は韓国に住んでいた頃ショートカットのポーランド人の知人は韓国のヘアーサロンではショートカットに自信がない為にあやゆるヘアーサロンで断られた。

アラブなども女性は長い髪。と言うスタイルが多い事だ。宗教上で髪を切らない民族もいる。

イギリスでは何故か?床屋はトルコ人経営が多い。

自分で切るのは勝手だが日本のサロンの技術者でさえ「自分では切らないで欲しい。ヘアダイは自分でやらないで欲しい」と言うくらい。

その理由は見た目が一発で分かるしホーム毛染めは髪のダメージがある。

そう言えば・・・自宅染めをしていた女性の髪の毛がジリジリになっていた

 

美容室の勤務

私が20年以上もお世話になっている美容室はエジンバラでも老舗中の老舗サロン。

コロナ禍から店舗数を減らしあえて日曜、月曜定休とし従業員の勤務も週4日に変えた。

一番客足が多い日曜日をあえて定休日とした。

イギリス全土では毎週木曜日がレイトナイト。と言う習慣があり営業時間が通常より長い。

デパートやモール、美容室なども営業が長い。

この習慣が根ずき木曜日に外出も定番化した。

イギリスではコロナ禍からリモートワークが進み在宅勤務が月曜日と金曜日が多い。

この日は家から出ない意味。

イギリスのテイクアウト店、ランチ運営も商売困難からオフォスから撤退。

一番お金を使う人たちの動きを把握しないと経営出来なくなる。

儲けの為に?利益の為に?客の為に?営業時間を長くしても光熱費と人件費だけ支払い倒産に追い込まれる。

サロンで働く人に聞くと週4日が一番働きやすいと言う。

理由は郊外から通勤する従業員は4日が良い。欧米では交通費と言うのは存在しない。通勤まで自腹。

郊外から来てる人はパークライドと言う空き地駐車場、空港に隣接している無料駐車場を利用する。

ここから市内バスに乗り町まで行く。渋滞を防ぐために無料駐車場を使いシャトルバス代を払えばバス業者は儲かる。これ利用者もお得。

そして週4日勤務になれば旅行もしやすい。経済的効率よく消費がしやすくなる。

この週4日勤務って医療関係と同じやり方だ。

立ちっぱなしの労働の人には週4日が身体にも良い。

 

実家で暮らす若者が増加

欧米では18歳になると家から出る。18歳が成人と見なされ独立する意味だ。

18歳を超えて実家暮らしをするなら余程経済的に余裕が無い。

日本では18歳を超えても実家暮らしですって普通だがイギリスは違う。

今の若者は家を出て独立する。一大決心。

不動産高騰化に伴い若者は家賃が払えない。働いた給料の半分は家賃で消える。

かと言って実家暮らしをして家にお金を入れるのか?貯金をするのか?と言えばちょっと違う。

黙っていれば飯は出る。洗濯もしてくれる。掃除もしてくれる。何一つお金が掛からない。まさに天国だ。

貯めたお金は自分の旅行への出費で消える。

イギリス人は高齢の親とは同居はしない独立型。

ほとんどの高齢者はホームへ入所する。今の80歳~の高齢者は元気なら独立型が多い。

イギリスには高齢者が集まる地域がある。都会になれば高齢者専用アパートもある。

中には病院、店、カフェなども隣接している。お金がある人は優雅な老後を送れる。

個人ホームへの入所も家と交換と言うシステムがある。

ではお金が無いならどうしたらいいのだろうか?

市が運営するホーム、もしくは公団暮らし。自分で選べる選択が無い事から治安の悪い地域に指定されたら身の危険も及ぶ。1人暮らしの高齢者が狙われる。

40年前のイギリスはゆりかごから墓場までと言う言葉があった。

イギリスで生まれた国民は墓場まで国が保証しますよの意味だ。

だが多くの難民、移民が押し寄せ貧困層が40%もいるこの国では税金をきちんと納めている国民への恩恵が無い。国を信用しんよしたら何時になるか分からない。

生活保護家庭は生活保護と言う連鎖が多く自分達が住んでいる公団を子供に譲る事すらこの国は可能だ。

近年は実家暮らしの若者が増加しあえて実家から通える職場を探している。

自分が独立する事が夢の夢になっている。

 

イギリスでは選挙を控え次の政権からこの国は衰退し後退してゆく。

貧困は更に貧困へ向い大きな二極化になる。

この国に住む人は節約なんてしない。むしろ貯金が無い人ほど生活保護などの恩恵がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする