日本の心・さいき

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癌に付いての考察・・・

2013-10-29 18:30:09 | Weblog

 2012年の日本時の悪性新生物(癌)による死亡数は、36万790人、全死亡(125万6254人)に対して占める割合は、28.7%で、1981年に死亡順位が1位となって以来、ずっと、トップを維持しています。つまり、今は、4人に1人は、癌で亡くなることになります。(人口10万人対)

 平成24年では
 男性
1位、肺がん(83.7)
2位、胃がん(52.5)
3位、大腸がん(41.6)
4位、肝臓がん(32.7)
 女性
1位、大腸がん(33.6)
2位、肺がん(31.2)
3位、胃がん(26.2)
4位、乳がん(19.4)
5位、肝がん(16.4)
6位、子宮がん(9.5)

 平成7年では
男性
1位、肺がん(54.8)
2位、胃がん(52.6)
3位、肝臓がん(37.4)
4位、大腸がん(28.4)
 女性
1位、胃がん(28.5)
2位、大腸がん(22.0)
3位、肺がん(19.5)
4位、肝がん(14.1)
5位、乳がん(12.2)
6位、子宮がん(7.7)
 
 平成7年と24年を比較すると(人口10万人対で見ると)、男性では、「肺がん」と「大腸がん」が、女性では、「大腸がん」と「肺がん」の増加が目立ちます。
 「肺がん」も「大腸がん」も、それに、「乳がん」も「子宮がん」も、年々増加傾向にあります(「乳がん」だけ、23年よりも24年が少し減少していますが・・・19.7→19.4と)。「胃がん」は、男女ともに、横ばいです。
 検診の効果はどれほどあるのでしょうか・・・「大腸がん」検査における2個のウンチの「潜血便検査」は、効果ありとはっきりと出ている様ですが・・・臓器別にそれぞれの検査の優位性、違うと思うのですが・・・?!
 例えば、胸部レントゲンだけでは(肺結核のスクリーニングとしてはいいのでしょうが・・・)、肺がんの早期発見の検査としては、不充分ではとか(CTが必要、しかし、CTの被ばく量は、それなりに高いですから、毎年となると・・・賛否両論ですね)・・・。
 死後の病理解剖で、(癌では死亡してないのに)乳がんや甲状腺がんや前立腺がんが見つかることも多い様ですが・・・?!
 近年、検診が盛んに叫ばれていますが、それよりも、予防が大切で、未病の段階で手を打つべきと思うのですが・・・それにより、医療費もグッと減少すると思うのですが・・・?!(←医師の適切なアドバイスを無視し、不節制の人がいるお陰で医療機関が存続出来ている・・・?!)
 健康維持は、「いい睡眠」、「バランスの取れた食事」、「適度の運動」、「姿勢」、「心の持ち方」ですね。心のケアーは、肉体のケアー程、しっかりとフォローされていないのでは・・・?!

参考:「対がん協会法」第599号より引用(2013年7月1日発行)

http://www.47news.jp/EN/201108/EN2011081501000208.html

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