シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  シャンソン フランス語レッスン

2017年06月13日 01時23分51秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  シャンソン フランス語レッスン

今日は バルバラを 稽古しました。
ナタリーさん曰く
リリは 朗読するとパーフェクトなディクションなのに
歌うと 駄目になる部分があるーーーとのことで

つまり 声を出すために
口角が 締まらなかったり
リズムや メロディーラインのせいで
ついつい 
フランス語独自の 締め技が間に合わなかったり
という 現象が起こるのです。

声をだして 音程を正確にして
良いディクションで歌うのは やはり
大変な事なのですよ。

朗読しているだけなら 楽ちんですけれど
フランス語シャンソンを
明快な ディクションで歌うという作業は
凄い 反射神経で
綿密に練習して記憶した音楽と言葉を

口から瞬時に出すためには
集中力と理性も必要ですから
何回か 繰り返すと
 
直ぐ 私はデレデレ 
曖昧な 口になっちゃうーーー

ナタリーさんのレッスンの日は
脳神経と 口角 顎 すべて お疲れさん状態で
抜け殻の私になります。

一時間半のレッスンの内
30分は 自ら ただの フランス語
お喋りにしてしまう最近のレッスンです。

映画鑑賞は 受動的な脳なので
二時間半が あっという間なのに
能動的な脳の作業とか 暗譜したモノを
瞬時に出力する脳の瞬発力というのは

大変な労働量みたいな気がします。

そう感じるのは
加齢したからかなぁーーーと 思ったけれど

いやいや
ずーっと 長年大変でしたから
今始まったことでもない。

ピアノを三歳で習い始めてから
一番 嫌だったのは 必ず毎日練習して
暗譜しなければ
ならないという事だったかもーーー

あの頃より 音楽技術も
ずっと高度になってきているから
一つの道を歩むという事は ずっと大変が続くのかも
知れない。
積み重ねの 年月だものねぇ。

歌の道も半世紀過ぎたものねぇ。
ずーっと 大変だけれど 昔を思えば
ずーっと 進化しているかも
そう 思って 加齢のせいにするのは止めよーっと。

それにしても 本日は もう 練習する気合いが
皆無です。
マイスリーさんと共に 寝てしまいます。