シャンソン歌手リリ・レイLili Ley オーチャードホールパリ祭まで

日曜日は
麻布十番つづきスタジオで
今回オーチャードホール7月13日14日に
出演するシャンソン歌手達が
ほぼ全員集まり

一部最後の 全員出演の歌唱
二部フィナーレの 全員歌唱
を
合同で練習致しました。

次回の日曜日は
ソリスト達がそれぞれ
バンド合わせです。

パリ祭は
今年第59回目という長い歴史
日本では最大のシャンソンの祭典ですので
私の１１回連続出演の経験では
かなり緻密に稽古を重ねて
本番に到ります。

出演依頼は出演する前年の年末にあり
うたうシャンソン曲が
決定されるのが春3月頃です。

そしてバンド伴奏合わせは
1ヶ月前６月暗譜で歌います。

7月
本番の一週間前には 本番と同じ衣装をつけて
通しリハーサルです。
振り付けを自分で施し衣装つけて
ステージングを完成させてなくては
なりません。

なので
一年の前半 は
脳内の一部分が
パリ祭の為に生きている感じです。

昨年は
パリ祭が無しでしたので
私的には 別の人生を 生きました。
完璧に ユルユル リラックス人生でした。

ステージ衣装は
毎年
3～4着
ソロ曲用と
一部フィナーレ用 二部フィナーレ用

衣装は 回りの方々と重ならないように
主催者に
色や型を 1ヶ月前には伝えたり
写真で送ります。

フィナーレの衣装は
リハーサルで 大舞台に相応しいか
どうか
全体としての色目があるので
皆さん２枚位用意なさっています。

私も
かつて
地味過ぎる
と 指摘されたことがありました。

舞台では 豊満な肉体の方々の衣装は
布が大きいので
ゴージャスですけれども

私は貧相に見えないように
ボディコンシャス
スパンコールや光る布の衣装ばかり
着ているので

今までの大舞台では
痩せすぎには見えなかった
と
皆さんから励まされています。

今年も
ソロ曲は 白スパンコール 身体にぴちぴち風
ビスチェドレスです。

人生でダイエットなんて
した記憶が無いですが
母や祖母に似れば
細く紐みたいな
骸骨になるDNAタイプですから

むしろ太る努力を 必死でしなければ
なりません。
ドレス もろ肌 腕 頚 背中を
いつまでも
見せられるように
バンバン食べて
肌艶を 維持したいものです。

なんで又 人前に自分をさらけ出す職業に
ついてしまったのか不思議です。
恥ずかしがり屋で目立つのが大嫌いだった
のに！
認証欲も この歳になると
激減し
隠居という文字が 美しい言葉に感じます。

せめて
お弟子さんや 応援して下さる皆様の為に
カッコ悪いことは出来ないので
隠居学習した
芸術的な美学を
自分の目標と致したいと思います。