あー
少しづつ
燻っていた
本番舞台に向ける
フランス語シャンソン稽古の感が
よみがえり始めました。
余りに長く
本番舞台が無くて
それでも
ほぼ毎日 グランドピアノを弾きながら
あるいは
伴奏CDに合わせて
日常の楽しみとして
稽古はしていましたけれど
意欲 情熱
切羽詰まった感覚
本番舞台に向ける 沸き上がる恐怖感とかまで
全て
忘れちゃったみたいです。
昨夜 深夜 少しだけ
舞台という恋人に会う為の道のりを
歩き始められた雰囲気になりました。
久しぶりに恋人と合えてポーッとして
取り繕い 戸惑い 見つめ合い
汗ばみ
ドーパミンが 少し出たかも、
みたいでした。
なので
我が人生では あり得ないことですが
歯磨きを忘れて寝ちゃいました。あれー
稽古に夢中になれて放心。
全身全霊で 楽曲に
集中する恋のような情熱
本番舞台には臨む
私の舞台は
コロナ騒ぎが始まった３月末から
全て無くなったので
舞台という恋人のことは
潔く 諦め忘れ 足掻かず 穏やかに
暮らしました。
今また
舞台と再会するので
精神が戸惑っています。
今宵も かなり 真剣度が増した練習が
出来
胸を撫で下ろしました。
もう二度と恋なんて出来ないかも
と思っていても
また 出会えば
情熱が 沸いてくるのかも
という
気がしてきました。
本番舞台に向かう稽古は 特殊ですからねえ。
私の喜びであり 苦しみの恋人は 舞台みたいです。
舞台がない時期
シャンソン練習している毎日は 歓喜でしか
なかったのに
またまた
自分の下手さに苦しむ自虐的時間が やってきました。