シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 六月の紫陽花

2016年06月01日 04時48分22秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 六月の紫陽花

明け方は 冷え込みます。
もうすぐ 朝五時です。
紫陽花が美しい 六月になり
あー 
雨に濡れた オルタンシア紫陽花は 輝く

太陽が照っていると
紫陽花は
花がちりちり縮んで それほどは
綺麗でもない

紫陽花には 太陽より 雨が似合います。
それに 咲き始めてから 色が変化していく様が
愛おしいです。

変化しながら 長く咲いていてくれるのが
紫陽花の美だわねぇ。

庭のアジサイを眺めてから 就寝しよー
きっと 良い夢が見れるに違いないはずよ。
綺麗な色 美しい生の音 良い香り・・・
現世の夢 現世の至福

鳥が枝に停まり
蝶も舞い
黒いトンボも 訪ねてくれる我が家の庭の明け方は
静かで 田舎に居るみたいです。


シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 六月のオルタンシア

2016年06月01日 04時44分15秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 六月のオルタンシア

六月になりました。
寒暖の差が激しいので
風邪をひいた・・・という方も多いらしいです。

なので
今週日曜日 内幸町ホールで歌う皆さんは
とても シビアに健康管理して
毎日 声を出して 練習に励み

顔の艶も良く
生き生き 目的意識に燃え
気合い 気骨 が 感じられます。

自分の肉体で作り上げる作品を
舞台の上で 表現するのですから
生きた 生身の芸術だわね

皆さんが 神々しくかんじてきましたよ。

シャンソンは フランス語の芸術だから
どんなに 練習しても
日本人にとっては 難しいです。

それに 一瞬芸。

絵や彫刻 小説の様に 残るものではなく
生きた人間の身体を媒介にして
息が 声となり
頭脳や 心 魂が 言葉として歌う

そして
手や指 目や唇が
詩の内容を 語り表現し 何かを訴える
時には 激しく
時には 哲学的に
時には 妖艶に
時には 幸福を 人生の喜怒哀楽を

歌手は 舞台の上で
全身全霊 
儚い 消えゆく ひと時の肉体作品です。

二度とは 聞けない 見れない その時だけの芸術。

今週は 先生の私としては
大変に幸福な毎日です。
本番前の 皆さんは 普段のレッスンの時とは
まるで別人のように

スポンジが 水を吸うように
瞬時に 私の一言で ぐぐぐーんと変身して
上手くなっていくからです。

歌詞も振り付けも 身に着きはじめ
ぎくしゃくしなくなり
自然体に 表現で来て
聞いている私も 聞き惚れる位です。

毎年 コンサートのレベルが上がるのは
積み重ねた 皆さんの努力の賜物ですね。
私も 練習するのが楽しくなってきました。
本番前は 向上心と意欲が 湧き上がります。

歌手でよかった・・・練習している時
人生を掛けて夢中になれる音楽があって良かった・・・と
つくづく 思います。

幾度繰り返して練習しても 上手くなれない自分に
笑えてしまい
リリ先生は私の先生ですが
時々 駄目ねぇー叱っていますが
駄目な私は 
なかなか 上手くなれません。

いまだ 歌詞を間違います。
新曲は 怖いです。
フランス語は難しいです。
というわけで
一生涯 私は 自信の無いまま 天国にいくのでしょうねぇ。

そんなものかもしれません。
音楽を一生涯 続けるという事は
結局のところ
自分の駄目さを知る・・そして それでも 前へ進むだけ
という事なのかもしれません。

人生の道と まったく似ています。