シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 美しい花達の香りと共に音楽する

2016年06月08日 01時45分53秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 美しい花達の香りと共に音楽する


本日は 寒く感じます。
梅雨入りしてから 重い雲の空
なのに 雨は それ程は降らず 薄ら寒い。

セーターを 二枚着て 靴下履いています。

大きなステーキに
付け合せは ニンニク 新玉ねぎ キャベツを
オリーブで 焼いて たんまりどっさり。
パンは クルミパン。 
エネルギー栄養を肉体へ 注入。

寒いので
もう眠くなりました。

本日は 早く寝て 明日 練習しよかなー
寒いのは 苦手です。
室温は24度あるのに・・・

帝国ホテルの
皆さまからのプレゼント花達は 
今朝 寝る前に
水切りして 活け替えてみました。

お稽古の皆さん達と その美しさを眺めて
内幸町の思いでの話題で盛り上がり
幸せの 余韻に 浸っています。

本番の出来も 立派でしたけれど
それより それまでの 道程が 美しい。
それぞれに それぞれの ドラマがありました。

舞台の後は 私も
達成感と反省と 次への意欲と
こもごもの 思いが募ります。

舞台前の 恐怖 焦り 心配などが
すとーん と 消えてしまうと
精神は 弛緩しますから
気落ちした感じになることもあります。

なので せっせと 次の目標に向かうと
また 精神は 高揚してくるものです。

音楽というものを 絶え間なく
身体に 植えつけていると 
それ無しの
人生なんてあり得ない程に 心身に
染み渡る五感の躍動感に敏感になります。
天からのギフトが 音楽です。

花達も然り
花の無い生活なんて 寂しくて 寂しくて・・・

ドビュシーやフォーレ ラベルの
フランス音楽は フランス語のニュアンスです。
色彩の豊かな音の流麗さがあります。

フランス語シャンソンには その 流麗さと
ラテン民族の情熱と エネルギーと
立ち向かう爆発的ではないけれど
したたかな強さが あります。

サンサーンスのオペラの壮大さに近い
スケールを 感じるシャンソンもあります。

街の小さな シャンソンバー
大きなホールの芸術としてのシャンソン

色々 シャンソンも 楽しみ方があります。

私は 
大舞台で通用するスケールを身につけたいと
二十代から オペラ修行をしましたけれど
小さな お店で たった一人のお客様の為にも
全身全霊で 歌ってあげたいと 
その頃から思っていました。

弾き語りして歌う私の方が心がこもっていると
言われて驚いたこともあります。 
お店で毎夜 弾き語りした時代
もあり 良い経験でした。

別れた恋人や 別れた夫達にも面と向かって 
歌唱したことも
あります。喜んでいました。
別に恥ずかしくもなく 舞台の時と同じように
心を込めて歌いました。

私自身が 歌だから 私は私というシャンソンに
なってしまっているようです。
子供の頃の恥ずかしがり屋の私は
いつのまにか 卒業したらしいです。
歌う私が もっとも私らしい姿に
いつのまにか なったみたいです。

花の命は短くて・・・加齢して 歌手でいつづける
寿命年数が減り始めて
ますます 音楽家で居られるありがたさを
毎度の舞台で 噛みしめています。


シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パリ祭のバンド リハーサル

2016年06月08日 00時12分57秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パリ祭のバンド リハーサル

パリ祭は 確か 今年の出演が 八回目になると
思います。
他のコンサートで 歌ったシャンソンは あまり記憶に
残っていないのですが
NHKホールは 3500人の大舞台ですし
とても 厳しい舞台の法律がありますので

自由気質の私が 
日本的兵隊さんになる気持ちです。

ジャヴァネーズ
メランコリー
私の手
ノスタルジー
十字架
バンビーノ
群衆 を 歌い

今年 八回目で 千拍子のワルツです。 

私にとって恐怖のパリ祭は 
準備に 一年掛けています。
衣装は 本で ラッキーカラーを読み
色を教えてくれるので
最近は 楽になり

早めに その色ドレスで
デザインが 曲の雰囲気に合うような
スタイルの衣装を購入しておきます。

近所の 洋服直し屋さんで
自分のボディーにピッタリに 作り直して
裾も 完璧な長さにして
微調整は 自分で縫ったりして

洋服の準備は 以前より 先に先に しておきます。

本番の一か月前に バンドリハーサルがあるので
曲は 早めに暗譜しておきますが
今回は もう暗譜はしてあるけれど

省略短縮バージョンで 三分半位 
三分半以内に 短く アレンジしたので
いつもより 変化にとんで 歌詞も省略部分が
多いです。

振り付けや 出や掃け の場所は 
舞台の装置の設計図やシナリオを
見て知れるのが
バンドリハーサルの日なので

多佳子さんに 振り付けを 見て頂いて
個人レッスンして頂く六月半ばまでには
自分で 考えて 振り付け 踊りも
創作しておきます。

何もかも クリエイト 
創作技術の一人舞台ですから
一年くらい ちょこちょこ考えていないと
間に合いませんよ。

3500人のお客様への 表現者としての愛情は
付け焼刃では放出できません。
私にとって とても 試練の重い
思入れのある パリ祭の舞台です。

なので 是非皆さんに 聞いていただきたいです。
是非 見にいらしてほしいです。
そのくらいに 情熱を 掛けています。

加齢するほどに 八年前より ずーっと
ずーっと 情熱と 時間を掛けている 一曲の
シャンソンです。 

バンドアレンジは 毎年 ウドンコさんと
長い 音楽的相談の末に 仕上げる
一応 傑作のつもりです。

人気者の ウドンコさんは 忙しすぎ
で やっと本日午後
タクシーで バンド譜面と 模擬テープを
運んでくださいましたけれど

本番続きだったらしく 徹夜で譜面書き
したみたいです。ミスなしでパーフェクト。
仕事師です。

出来上がった凄い 素晴らしい
そして 美しい手書きの 
オーケストラスコア―を
拝見し テープを聞いて
大尊敬 してしまいました。ブラボー 名アレンジャー。

天才で秀才で 肉体労働者系のウドンコさん。

ご本人は 生まれ変わったら
音楽家にはならず
相撲部屋の女将さんに生まれ変わりたい
と おっしゃるけれど

もったいないわー  ピアニスト 
音楽アレンジャー
になったほうが 良いと思うーーーと
感想をメールに書いて 送りました。

千拍子のワルツ 世界初の アレンジ。

今週日曜日が バンド合わせなので
今週は このバンド譜面で歌えるように
練習しないとなりません。

「とても 難しくて 他の歌手は
このアレンジでは歌えないけれど
玲さんなら 大丈夫・・・」みたいに
プレッシャーの言葉を 残して とんぼ返りした
ウドンコさんです。

私だって 後 四日間で まったく 違う
設計図の 千拍子のワルツ 覚えられるかしらねぇ。
やるしかない・・・そして やれるはず・・・
だって 三歳から ずっと 私は音楽家なのだもの。