シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 2015年12月1日 パリ モンパルナス

2015年12月01日 22時35分16秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 2015年12月1日 パリ モンパルナスで感じること


暖かいパリですが
本日は曇り空です。

昨晩の アニックと ダビッドの 芸術的コンサートの
音楽が 耳から 離れません。

それで テレビを消して
少し シャンソン勉強を開始し始めました。

音楽中毒・・・・という言葉が あるのならば
まさに
昨日の アニックとダビッドの シャンソン音楽には 
中毒性があります。

もう 又 聞きたくなりました。

まいったわー
耳に新しい コード和音 メロディーの緩急は
私の様に 長年音楽耳で生きてきた モノにとって
ありきたりでなくて
ハイレベルで 魅惑的です。

今まで聞いたことの無い レオフェレ ですからねぇ。

煮詰め尽くした 精巧なフランス的 新しいクリエイトですが
歌唱した アニックに ウクライナの血
本人いわくは モンゴルのアジアの血が 入っているというので

その不思議な DNA から 醸し出される 魅惑が
官能的なのですよ。

緻密なフランス音楽と 官能の コラボみたいな 魅力。

アニックと ダビットを コンサートに
召還して 成城の我が家に
泊まった時 わが母が 死亡してしまったのだわー

と 思い出したり

そうだー アニックの家にも 呼ばれて
泊まったわー

アニックは 料理上手だったー

東京の生活は 自給自足で 慌ただしく時が過ぎ
やる事 やるべきことも多くて

コンサート本番や 企画 構成 指導
そして 毎夜の防音室での 自己練習

節約する時間は テレビを見る時間と
電話したり メール交換する 
お友達お付き合いの時間ですから

私って 友達や 私と関係のあった皆さんに
不義理だわーねぇ
と 思う時が多々あります。

毎日 義理人情に 必死に生きているのですが
お付き合いの相手数が 多過ぎて 

全員に 義理堅くできないのが
悩みの種です。

時間が足りないです。

会えば 時の流れは 凝縮して 昔の通り
仲良しな友達ばかりですが

アニックたちは 新しい家に泊まりに来てー
と 言ってくださるけれど
いやはや

次回 いつ会えるか・・・・

縁とはそんなものです。
会える運命の人達とは 必ず 縁は繋がるものですねぇ。
大島家と そんな話をしていました。

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 11月30日 パリ国際会議

2015年12月01日 10時55分37秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 11月30日 パリ国際会議


朝から テレビは 同時中継が続いて
まさに ドラマを見ているかのように リアルに
世界中から パリに集まる 気候温暖化の会議までの
パリの状況
交通情報
セキュリティー状況

そして
150国の 国のトップが 次々に登場して
パリのテロに対する 一分間の黙とう があり
オルランド大統領の演説を15分位
感動的な スピーチでした。

世界中から6000人のジャーナリストが来て
いる様子

世界の首相 大統領が 一斉に並んだ時
ついつい
日本人心が 湧き上がり 阿部首相を
探してしまいました。

目だったのは まん真ん中 赤い服の韓国代表と
左となりの 大きな身体の中国代表

あー どこなの 我が国の首相は?
あー 一番後ろの列の 左の方だわー

その 束の間の瞬間以外
阿部首相は テレビに映ることは 皆無です。

中国とアメリカ ロシア ドイツの
首相 大統領は 本当に 頻繁に テレビに映るので
自ずと 世界の大国なんだわー
と 思います。

本日は パリの交通規制と セキュリティーが
最高レベルで 市民の足はメトロ が無料です。

混乱は 皆無で 街はゴースト化していたと
放送がありました。
交通量も とんでもなく 少なくて
国際会議に 協力的なパリ市民でした。

我々は 大島家と共に コンサートに行く前に
リパブリック広場を見て
この歴史的 変換の テロ事件二つの
メモリアル モニュメントを
この目で見たのです。

バタクラン劇場の前は 要人が頻繁に来るので
夜九時までは 
立ち入り禁止テープが張ってあり
私服のガードマンみたいな人達
ものものしく 装甲車風の 車
警官が 沢山でした。

そのテープを難なく 潜り抜けて アニック出演の
劇場のキャフェレストランにたどり着き
軽食をとりながら
演目開始の 夜九時まで 過ごしました。

ウドンコさんと長南さんは 規制テープの中の
劇場まで 荷物検査など あったようですが

全てが 守られているかのように
日本人六人
高質な シャンソン コンサートを聞くことが出来
打ち上げに誘われて
アニックたちと ファンの皆さんたちと
一時を過ごしました。

全てに 感謝です。
パリで 一番安全な日に 
テロ事件の場所の追悼が出来ました。
歴史的な事件ですから・・・
この時に 此処にいる我々日本人の絆も
フランス人たちとの絆も 深くなっています。

だいたいの日本人は とても 我々の行動は
理解できないかもしれないので・・・
心配が 募るかもしれないね

ブログに書くのは 止めようかーと
大島家と話していたのですが

我々は この事件に対して
花や蝋燭 メッセージを捧げている数多の
追悼の 捧げものを見るにつけ
色々な 世界の人々の 思いと愛を 感じたのです。

小さな閉鎖的な小さな国の小さな私たちですが
フランス文化 芸術を愛しているので
この 現実を 受け入れています。

歴史は この事件で 変わったのねーー
と 大島ゆいちゃんと 話しながら
それでも
我々は 明るく笑いながら
歴史的 モニュメントを写真に撮りました。 

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY レオ フェレをパリで聞く

2015年12月01日 10時50分15秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY レオ フェレをパリで聞く


アニックと ダビッドを 長南さんからの情報で
始めて 聞きに行ったのは
今から もう 8~9年くらい前

ポンピドーセンターの 直ぐそば エサイヨン劇場でした。

その エサイヨンで 私自身も二度 歌ったのですが

その時の ご縁が 今回の アニック ダビッドの コンサート
鑑賞に 繋がるわけです。

確か 2008年
記憶が あいまいですが
テアトル銀座で 銀座パリ祭という コンサートを私が企画 
運営したとき
アニックと ダビッドを召還いたしました。

又 私の二枚目のCDを パリで録音した時
伴奏のアレンジをしたのはダビッドです。

でも 何故か 彼らの演奏を聴く機会が 本日まで
全く無かったのです。

長南さん ウドンコさん 大島さん達は 
アニックの歌 ダビッドのアコーディオン作品
レオフェレの コンサートが いかに 素晴らしいかを
いつもいつも 教えて下さっていたので

約7年ぶりに お二人の コンサートを聞けて 感動的でした。

お二人も 大喜びしてくださりました。

芸術的でクリエイティブな リズム コード アレンジ
で 個性的で 官能的な レオフェレでした。

アニックは 以前に聞いた時より 多色の声で
楽しめました。

可愛い小悪魔的な声  抜け感のある透明な軽い声
オペラ歌手の様な 高い深い腹の底から唸る声
三種類の 声色を
詩の内容 曲想ごとに変化させて

多彩な プログラムの 起承転結。

振り付けも 以前より動きが多くなり
全身全霊で 歌っているのが 迫力でした。

アニックは 薄い声質なのに 
今夜の 表現は ドラマティック
とにかく 妖艶な セクシーな発声です。

息が 吹き上がるように 喘ぐように
歌唱する レオフェレは まさに オリジナル。

そして 時々 宇宙に飛んでしまったかのような
人間ではない と 思える程に 
ファントムみたいに 感じる時もありました。

アニック自身ではなくて 別世界の亡霊の歌手の
ようにも感じました。

長南さんも我々も 絶賛。

小さなキャフェレストランの地下の
カーブ劇場なので 顔の表情も 良く見えて
簡易な照明の陰影もミステリアスなので

それが 彼らの アコーディオンのみの
特殊な コード リズムによる
別世界的な レオ フェレ歌唱芸術として
ブラボーブラボーブラボー です。

これだけ 高質な 音楽と芝居の コラボレーションは
唯一無二の シャンソン芸術です。

誰も真似が出来ないし 追従も出来ない程 高質でした。

ダビッドは 音楽的天才。秀才。クリエーター。
アニックは 女優さんなので ディクションが 良くて
歌っている内容が 全て クリーンに理解でき

そして 表現力は お二人だけのオリジナル
音楽と言葉ディクションの
コラボレーション作品ですから

フランス人特有の マニャックなまでの
練習の暁に 生まれた 完璧な音楽ドラマでした。

素晴しい時間を 過ごさせていただけました。
しかも
この 劇場は テロのあった バタクラン劇場の
三軒となりの 場所でした。

この場所は 本日も 世界の要人が追悼にバタクランに
来るので
警察だらけで セキュリティが万全でしたけれど

たどり着くまで まさか バタクラン劇場の隣とは
知らない 我々 大島家 ウドンコさんは ビックリしたものです。

長南さんも含め 誰も怖がっていなくて
きちんと コンサートが開催されたことが
凄すぎます。

開場した店オーナー。開催した演奏家。聞きに行った観客。
凄いパワー 凄い情熱。

特別な時期 特別な場所で
特別に宇宙的なインスピレーションを感じる 再会。
特別な レオフェレ。
何もかも 不思議な特別の日でした。