シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  Paris モンパルナスの シタディヌホテル

2015年12月07日 19時46分08秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  Paris モンパルナスの シタディヌホテル

本日も 燦々の太陽が輝いていて 春なのかしら?
と 思うほど 
太陽が 眩しいです。

シタディヌホテル は フランス中に 山ほどある
チェーン店で パリにも次々に 出来ているのに
人気で なかなか予約がとれないのは

長期滞在の ビジネスマンや 運動の選手などが
利用したりするので
最近は
かなり 前から予約しないと なりません。

受付や キーロックのシステム
インターネットのスピードは
とても素晴らしいし

タクシーを呼んでもらえたり
従業員が 親切なので
久しぶりに シタディヌアパートホテルに 
滞在してみて
良かったでした。

ダノが 元気なうちに
伝統的な シャンソンの 歌唱法を
伝授してもらわないと・・・と

パリに 来なくちゃー

また 自給自足 節約人生して
パリに シャンソンのレッスン受けに 来なくちゃー

心が焦り
次回のパリ滞在の 予約をして いかなくちゃー

と 昨晩の夜 受付の人に
ホテルの 夏の部屋空室状況の確認をしたら

既に 六月七月は 混み始めているみたいです。

あーあーあー
私は 焦ります。
私にとっては 学ぶこと が 人生の目的なのだわ。
私に 教えてくれる先生が居るのならば

私の 勘違いを 矯正してくれる プロの歌手
ダノ が ありがたくて
愛おしいです。

褒められるのは 嫌です。
私の 両親の様に
私を 厳しく 直して 叱ってください。と
ダノに 頼みました。

私には 東洋人としての コンプレックスが
ありますから
自己満足で 慢心したくないのですから
・・・・とも ダノに 訴えました。


東洋人が 西洋音楽を学んで
日本人の私が フランス原語の
フランス文化の宝石であるシャンソンを
歌うなんて・・・・おこがましい 
と 
思われるかもしれませんが

私の 西洋音楽への 挑戦心と向学心は 半世紀以上
続いて 未だ 衰えていません。

私の全身がコンプレックス の塊ですから
ダノは
自分を信じなさい・・・と おっしゃいます・・・


生まれてから 親に教えられたこと
色々な 師に 教えられたこと

それを素直に 忠実に 受け入れ 咀嚼して
60年 が経ち
それでも まだまだ 私という人間は
未熟で 未完で 
自信  という言葉が 全身に存在していません。
 
なので
天に召されるまで 師の教訓を
求め続けるのだ と 思います。

厳しくて スキルの高い師が 必要です。  



シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY PARIS パリの 現実

2015年12月07日 09時10分42秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY PARIS パリ フランスの 現実


テロの後の パリに やってきたのは 勇気がある・・・と
ウドンコさんと 私 のことを
こちらの人たちは 褒めてくれますが

欧州の人々は 皆 テロの恐怖のなかで 生活しているわけです。
イヴォンも ダノも アニックも
大島さん 長南さん
皆さん この 悲惨な事件の後でも
日常通り パリで 生活しているわけで

会える歓びは より一層 強く 感じられます。
そして
現実の パリを 見れたことで 又 私の世界感は 変化しました。

どの お店も フナックもデパートも ユニクロも
大型店は 入口は
一か所になっていて
荷物のチェックと コートの中のチェックを
しています。

そして 私は 昔から
いつも 日本を 一度 離れると ピリピリ
神経質になり

白髪が 突然 出てくるのが 不思議なくらい
自分の身を 守る事と 注意力が 最強になります。

日本に居る時と 一人でパリに居る時では
同じ人間とは 思えない程 
私は 緊張して 街を歩き メトロに乗り タクシーに乗り
買い物をしたり CAFEで過ごします。

この 危機管理の 感覚は 28才の時
一人で ベルギーに留学し パリまで 車で
レッスンに通った時から 続いています。

勇気 挑戦の 人生が 私のDNA なのかもしれません。
なので
恐れない挑戦のお蔭で
とても沢山の経験も出来ました。

今回も とんでもないテロ事件の直後にパリの 二週間 
人生の一ページ に 書ききれない程の経験を得ました。
自由 平等 友愛 ・・・

本日は フランスで選挙があり 演説も聞きました。

昨日は 色々な国のダンス
ルンバ サルサ ポップ の ダンサーのプロで 先生
が フランス的な感性と ミックスした芸術性で 生徒と
踊る テレビ番組を 見て

あまりの 素晴らしさに あんぐり 口を開けて
感動してしまいました。

異民族を受け入れ 色々な文化の 融合
と その歪み

フランス文化 も変化して
シャンソンも メロディーラインが アラブ的な
ものが かなり多い気がします。

 








 

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY  ダノのシャンソンレッスン

2015年12月07日 07時24分00秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY  ダノの シャンソンレッスン



ジャックリーヌ ダノの娘さんは
ダノ同様 舞台女優さんです。

パリに住んでいるそうですが
我々が シャンソンの 稽古している時に 
帰宅なさられて
お会いできました。

四十代 独身
若々しく 快活に感じました。
是非 彼女の舞台を 見たいです。

ダノは 84才 ご主人は 85才

ご主人は まだ現役で 週五日 
パリ中心地で 仕事をしているそうで
日曜日は プールで 泳いで
身体を 鍛えているそうです。

若さの秘訣は スポーツ!!!
とのことでした。
若々しくて 活動的で オシャレです。

ダノは 大きな一軒家の 庭も家の中も
全て ご自身一人で なさっているので
それが スポーツと 同じだーーーとのこと。

今年の冬は 不自然に暖かいので
まだ お庭には お手製の花が咲いていました。
真っ赤な 薔薇も 咲いていました。

お部屋用には 花屋さんから取り寄せた美しい薔薇の花。
その中から ピンクと白の
三輪 お土産に下さいました。

バラ色の人生。
白い薔薇の花言葉は 「私に相応しい」

この数年の間に 三回も ダノの家に
寄らせて頂いていますが

ダノに レッスンをして頂けたのは 夢・・・のまた夢

次回 パリに来た時は 
レッスンに 通いますー と 伝えたら

ご主人が 冗談で
「ここに 泊まって 朝から晩までレッスンしたらどう?」と。

ダノの 歌唱の秘密は 心と 愛 
歌詞の表現は 自分の人生の引き出し から 見つけなさい・・
とのことでした。

ダノもご主人も あまりに 良くしてくださるので
どのように 感謝しても 感謝しきれないです。

ダノ曰く
「私は 若いころから 色々な方々に 良くして頂いて
今があるので そういう感謝の気持ちで
アフリカの 貧しい子供たちの 親代わり
になったり 色々な皆さんに 恩返しの人生を歩んでいるのよ」

長南さんと ジャンマルクさんは
ダノにとって
恩人だそうですから

その意味で
我々ウドンコさん と私は ダノとご主人に
特別に 良くして頂いています。 

長南さん曰く ダノは ブルターニュの女で
日本人みたいに 義理がたい 真面目な 
芯のある 筋金入りの強い人だそうです。

ダノは 強い船乗りの男の様に生きたかった・・と おっしゃる
のですが
確かに 強くなくては優しくは なれないものね。

でも ダノの涙を 流しながら歌いながら
私の手を 握りながら 教える
瞳の奥を見れば

どれほど 荒波を超えて人生の海を航海してきたか・・
計り知れます。

感激と 感動を 胸に ダノの家から 
バラの花を三輪手に握りしめて
パリへ戻る途中

綺麗な 夕焼けを 電車の中から 見ました。
サンラザール駅前の いつものビストロのテラスで
ウドンコさんと 
ベルギービール ヒューガルデンを 飲みました。

昨日 隣の席の若い女性が 一人で500CC ヒューガルデン
生ビールを二杯も 続けて飲んでいたので
美味しそうに感じましたけれど
 
我々は 250ccサイズにして 
素晴しい ダノのレッスン体験を 思い出しながら
・・・・パリの 経験に 乾杯。

早めに 解散。

明日 の夜は
シャトレ劇場に ジュリエットグレコを
聞きに・・・・

夜空には 北斗七星が 輝いている 晴天の暖かいパリ。
12月のパリの空を 見上げ

神様 ありがとう。私は 孤独を乗り越えて
今 一人
寂しくも悲しくもなく
とても幸せな豊かな気持ちで
夜空を見上げています。だだただ 感謝です。
全てに 感謝です。



夜はテレビっ子して 過ごしています。
 




シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY ジャックリーヌ ダノ

2015年12月07日 05時22分35秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY ジャックリーヌ ダノ




パリのサンラザール駅から 20キロの距離だそうですが
電車で30分 の駅に
ジャックリーヌ ダノの ご主人が メルセデスベンツで
迎えに来て下さいました。

ウドンコさんと 私を ステキなレストランに
招待してくださり

その後 ご自宅で レッスンしていただきました。

夢のような 現実です。
あこがれ と尊敬の念しかないのに
ダノの自宅で
ステキな グランドピアノのある
美しい広い 居間で レッスンでした。

色々 教えて頂きました。

二曲  習いました。
美しい恋物語 と愛の讃歌

ウドンコさんがピアノを弾き

ダノは 私の 真ん前に ずーっと立ったまま
一時間位 丁寧に そして 情熱的に・・

歌って見せて 表現を直しす指摘をしてくださり
私は 音大の学生の様に
必死で 従いました。

私の歌唱は どんどん 変化

幾度も幾度も やり直し やり直し  

フランス語で シンプルに会話するように・・と

心で 話すように・・・と

相手が 目の前にいる男性だと思って 歌うように・・・と

私の持ち声の 強さも 出すところはどどーんと出すように・・と

どの偉大な歌手の真似も してはいけない・・・と


フランス語のシャンソン・・・フランスのエスプリ
フランス的 ニュアンス

あー 色々な歌手がいるけれど
ダノの 歌唱法は 心なのですよ。

何故 私は ダノのシャンソンを聞くと 泣けるのか・・
わかりました。

愛の讃歌
を 教えて頂いている時は 

ダノは 私の手をにぎり
一緒に 見つめ合いながら 一緒に歌いながら  

私と 見つめ合って 歌い方を伝承してくれました。

赤ちゃんの鳥が 親鳥の 真似をするように
口移しみたいに

ダノは泣きながら 私の手を握り
私と 歌っていました。

私の 目からも 涙が こぼれ歌っていました。

歌詞のセリフを 心と涙で 教えてくれているのです。

情熱的で 指揮者の様な 神がかったレッスンでした。 

ダノは 二年前に右肩を怪我して以来 全身が痛いので
もう 舞台は引退したい・・・と
おっしやるのですが・・・・
それに 歩くのも 大変な状態ですのに

疲れや痛みを 感じさせない 気骨のレッスンをしてくださいました。

感謝です。ますます 尊敬いたしました。