シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 長坂 玲 秋風邪シャンソン情報

2013年10月05日 00時43分37秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 長坂 玲 秋風邪シャンソン情報


昨日は 暑かったです。
日本中 真夏日だったみたい。
本日は どどーん と冷え込みました。
明日も 冷えて雨という情報です。

北西の風が吹くと 大気汚染も酷くなり
今年の春も 偏西風の時 アレルギー性の咳が出て
自ら ほっぺた叩いて 気合いで 直した記憶がありますが・・・
この秋の 咳は 風邪と共に喘息風アレルギーも加わり
七転八倒の 高熱と体の痛みも 経験して
毒素排出したいという感じの 気管支の痰が強烈に
音をたてて パダムパダム・・・状態。

自分の気管支が 楽器の様に音をかき鳴らすなんて・・・なんと
気持ち悪い 現象だったことか・・・・・

最近は お医者さんも レントゲンとって 結核でも肺炎でも
心臓でもないと 見なさないと 喘息用ステロイドを
処方しなくなったらしくて
鈴村パパも 私も 偶然別々の医者で レントゲンとられて
ステロイドで  咳が止まりました。
あー 苦しかったわー。

健康保険証を使うことが めったにない 昨年までの私が
この秋の アレルギー喘息風の風邪で 
二度も医者に続けて行ってしまったわ・・・
そうそう
夏に 足をガラスで切って縫ってもらうために
形成外科にも二度行ったわー
やっぱり
今年は お医者さんに救われている。
でも
出来るだけ 薬いらずの自力免疫ででピュアーな体にしたい 
という気持ちは強いです。

声楽家の歌手時代 二十代 三十代は 
ステロイドは 風邪とは関係なく 日常の必需品でした。
喉の専門医に 定期的に 声帯を 見て頂き
無理な発声したり 練習しすぎた時
声帯が充血するので
水蒸気の出る吸入タイプの器具の中に ステロイドの液体を
入れて 過度に練習し過ぎた時や
舞台前で 壮絶に 稽古があった時などは 自宅で毎晩吸入。

地方舞台の時も 午前一回 午後二回という 舞台もあり
カルメンなど 過酷な歌唱の舞台だと
声帯が 降参・・状態になり
お医者さんの勧めで ステロイド吸入で 声帯という筋肉の疲れ充血を
取り除く方法を利用しながら
毎日の本番をこなす・・・という マイクなしのオペラ歌手は
壮絶な仕事でした。
結構大きな 電気コード付きの吸入器は 
いつでもどこでも 自分と一緒に 舞台の旅回りしていました。

声帯には神経が無く 痛いとか感じなくて
声枯れとか 透明なハミングが出来ないというのが
声帯の異常事態 という証拠です。

マイク無しの 声楽フルボイスは オリンピックの競技並みの
ぎりぎり 限界との闘いで
小さな小さな声帯筋肉酷使ですから
マイクがある 現在のシャンソン歌手の生活は
あの時代の私と比べると
微笑みの歌手生活です。
声楽家としてオペラを続けられるのは 体力的に
五十歳までが限界だと思います。

あー 声楽家時代は 良い経験でした。
内面では 四六時中 ぴりぴり かりかりして
健康管理しか 頭になかったもの・・・・
もっと練習したいと思っても 諦めて 練習を止めないと
声帯充血が 起きてしまうから
上手くなるには 練習量だと知りつつも 諦める。
いつも不安。
そんな 過去の経験は 今現在の私には
役に立っています。

声だけでなく 筋肉というのは てくてくコツコツ鍛え
少しづつ成長して 強化されていくので
がむしゃら精神は禁物。
優雅な精神状態で マインドコントロール 健康管理
精神管理 
時として 筋肉に休暇も大切で 焦りも禁物。

なるように なーれ。
今週は 深夜妖怪シャンソン練習魔 返上しました。
ケセラセラ。
咳が 全て止まっても ステロイド使用後は
粘膜が薄くなるので 上手に声帯使わないと
声が駄目になるって 知っているので
今週いっぱい 深夜 根性の歌の練習は 
さぼるぞー と決めています。

声楽家というのは 声が楽器という人の事です。
ピアニストは ピアノという楽器を弾く人。
バイオリニストは バイオリンという楽器を弾く人。
声という 肉体楽器は 本当に体だけが楽器で 声帯は弦です。
そして
弦でなる音を 息が腹筋と横隔膜の筋肉コントロールで
息の芸術である声を 肉体に響かせ奏で 歌わせるわけです。

あー どんなに素晴らしい楽器でも
丁寧に磨き 丁寧に使用し 長年鍛えて
強く丈夫にして 
磨きをかけ続け 使用期間 賞味期限を 延ばすのみです。