シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 長坂 玲 日本橋三井ホール

2013年10月29日 04時43分04秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 長坂 玲 日本橋三井ホール

木曜日の18:30から 日本橋三井ホールという
地の利は 日本橋三越前という地下鉄駅で
かなり 音楽家仲間の間では評判が良いホールですが
初めて歌うホールですから ちょっと 心配です。

だいたい いつも 舞台が終わると
打ち上げするので インターネットでリサーチして
日本橋いちのいちのいち という 日本橋の橋と川の
見えるという 知らない店ですが
興味をそそられたので 予約しておきました。

私は 感性で生きる音楽家気質の癖に そういった 
ツァーコンダクター添乗員
みたいな 事務仕事が 得意です。
マメで 器用貧乏。
ちょこまか ちょこまか 気遣い気配りが 大得意。
都会的な 御嬢さんぽいタイプでも
令夫人タイプでもなく
貫禄皆無。

まさに 下積み兵隊さんタイプですが
忍者のように 黙って即断即決 水面下で事を運ぶのが
得意技なので やたらに 仕事量が増えることはあっても
経ることは 私の人生 まずは 無いと思います。
そして それが好きなのだから 楽しんでいます。 

日本橋三井ホールで歌って 打ち上げして
そして
翌朝は ベルギー在住の30年の友達 日本人女性が来日していて
11月1日しか お互いに都合がつかないので
私は 日本橋に泊まり 翌朝
朝食しながら 会う事に決めました。

そして帰宅して午後から お弟子さんたちにお稽古。

その前に
あー 明日は バレエの稽古が 久々にあるので
なんと幸せなことでしょうか・・・
パリの旅と 多佳子さんの本番と重なったりで
三週間も バレエストレッチしていないので
我が肉体は かなり なまっています。
翌日の舞台前に 体を念入りに 美しい姿勢に 鍛えなきゃー

本日は舞台衣装のチェック・・・・
毎度のことながら 加齢とともに痩せていくDNAなので
あちらこちら 裁縫して 縮めます。
明日のドレスは
私が34才の時 オートクチュールで 作ってもらった
赤と黒のドレスです。
カザルスホールで 留学後 四年半ぶりに日本へ ベルギーから
帰国した時 声楽のリサイタルを開催して
その時の為に 作っていただき 着ました。

そのあと 1999年にヤマハホールで 
声楽家から転向して シャンソンのリサイタル を開催した時
着ました。七年間 亡父の会社に従事していて大舞台は
止めていたので とてもとても 練習して緊張して痩せて
あの時も 45キロでした。

なんと長持ちしているのでしょう。このドレスはまだ新鮮な
デザインです。
芸大の恩師に紹介して頂いた イブニング ステージ衣装専門の
デザイナーでしたけれど おかまちゃんで
センス良かったけれど 既に 引退してしまったわ。

今は パリに行けば ドレスを買うように努力して
異常な程の数の 既に着た過去のドレスの中に 
三枚は 常に
新しいドレスを 貯めてあります。

一年に舞台衣装を 少なくても 四着は購入しているかも・・・
衣装は 大切ですから
曲目と 詩の内容で 決めるのですが
今回のドレスは 私のお気に入りで思い出の深い 記念ドレスです。
見て眺めて 試着しても 愛おしくて 綺麗で 幸せです。
ドレスが 綺麗だわーと思えるのは まだ 女心があるのかなー
と 胸を撫で下ろしていますよ。

58才 昔でいえば 還暦間近 独居老人で・・・隠居年齢
孫が居てもおかしくない私なのに
独身貴族 自由人 ケセラセラ ちゃきちゃき江戸っ子気質の
精神的未亡人 を(恋愛と 結婚には 興味喪失した あるいは
お腹いっぱい満足したとも言える・・・ という意味で)
天国まで続けるぞー 独居人生を・・・・

あれあれ 
それでも私は舞台で 花咲かばあさん スポットライトで化けますよ・・・・