シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ 新橋亭しんきょうてい

2011年06月04日 01時16分08秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ 新橋亭しんきょうてい

六月三日で 銀座の店シャンソニエマダムREI 窓を 全て引っ越しました。
パリから帰り 寝ずに そのまま お店の和食器のバザーをしました。
そして
昼のレッスンの後 夜 引越し屋さん六人と 毎晩梱包し 山ほど廃棄し
そして 2日に白いピアノや ソファー 音響など 全て店のモノを
成城の我が家へ移動。
三日が
最後の 家賃や電気水道 高熱費 管理費 看板料 など 支払い・・・・・
並木通り 金成ピルのオーナーとお別れを惜しみました。
私は とても 良い 店子だったと思います。
良く働き しっかり 真面目に 最後まで 色々沢山支払いも致しました。
まだ ヨロヨロになる前に 閉店をして 新たな芸術活動に挑戦できる事に
感謝しています。

今朝はピアノの調律を 自宅用に丁寧にしていただき
お店のように 自宅が 小さなコンサートホールになりました。
良い音が 成城の家に響きます。
昔は ここ 我が家が 音楽の拠点でしたから 再度戻れて
私はとても 幸せですし お店より 更に 気は良いと思います。
今 庭に葡萄が豊作で 今年は三十個以上実っています。成城では
来週火曜日から レッスンです。

今日土曜日は
昔から 知り合いでお友達が 新橋駅の大きなビルの
高級中華料理の新橋亭シンキョウテイの社長さんで
その別館を 土曜日一日お借りして
午前中から 夜までレッスンをします。
そして 土曜日の「歌う会」も18:00から 開催。実験的 試みですけれど
「窓」の 和食は美味しかったので 美味しいお店で「歌う会」を
致したいと願っていました。
音楽家は美食家です。芸術家・・・特に 声を使う人たちは
美味しいものしか食べません。美食は 良いガソリンだから・・・・
食事とお酒 音楽は 切り離せない 人間の文化です。
さぁー 新たな人生に 乾杯。私の誕生日の前夜祭です。


シャンソン歌手リリ・レイ シャンソン歌手ジャクリーヌ・ダノを聞く

2011年06月04日 00時53分44秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ シャンソン歌手ジャクリーヌ・ダノを聞く

ライブ録音のCDでした。
パリの帰りは いつも 飛行機の中で 私はポータブル
CDプレイヤーを持っているので 直ぐに買ったり
頂いたCDを聞きます。

長南さんから頂いたCDは 衝撃的でした。
聞いたことのないシャンソン歌手です。
ダノの一曲目で 私はワーワー泣いてしまって
その後 ずーっと 涙が止まらないのです。
信じられませんでした。
凄い ・・・・凄すぎました。
結局 全曲 繰り返し繰り返し 聞き入り 七時間も聞き続け
泣きつづけていました。
全て知らない初めて聞くシャンソンばかりでしたけれど
ダノは シャンソン・リアリストです。
女優 のように 歌や声が 芝居しているのです。
声のトーンで内臓やハラワタを感じるのです。
ドラマティックと 純粋性が混ざり合い そして 深い。限りなく深い。
今も 思い出すと うるうる涙が出てきます。

長南さん 有難うございました。私は無知でした。
自分の馬鹿さ加減に 嫌になります。
何を歌って来たのかしら・・・・日本では 何を聞いてきたのかしら。
私はシャンソン歌手面しているけれど ダノの隣では 三歳児。
ダノを知ることが出来ただけでも 人生を生きて良かったと思いました。
魂の声と 魂のシャンソンは これだ!!!!と思いました。
どうしたら あれほどのシャンソンが ライブで表現できるのでしょうか。
あー 人生は短すぎる。
でも 今からでも遅くはない。ダノは 私の神様だわ。
CD嫌いな私が 初めて CDで 泣き続けています。

本物のライブは もっとリアルで迫力らしいです。
是非 ダノのコンサートには行きたいです。
因みに 現在八十代だそうですが
相変わらず パリのシャンソン界では 実力派と言われているらしいです。
売れる歌手と 実力派歌手とは 全く違うって・・・・日本でも
テレビに出るシャンソンタレントが シャンソンが上手いとは限らないのと
同じですねぇ

シャンソン歌手リリ・レイ パリでシャンソンを聞く

2011年06月04日 00時25分55秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ パリでシャンソンを聞く

帰国してから 慌しくて まだパリのエンターテイメントを
全部は 書ききれて居ません。
パリ
最後の夜 金曜日は 丁度 先週の金曜日になりますが
夜七時から
「PADAM 」 パダムという 芝居仕立ての
シャンソン劇を見ました。出演者は 計四人。

ハンサムなピアニスト で作曲家。歌もとても上手いピアニストでした。
美人でグラマーな主役女性歌手。マリリンモンローみたいな
膝丈の真っ赤なドレス 大きく胸がはみ出すようで
豊満な体で タップダンスも クラシックダンスも
セクシーダンスも踊り ピアノの上に寝転んでも 歌います。
太もも 丸出しです。
昔のシャンソンは 最後にピアフの歌をジャズ風に
二曲歌居ましたが 他は 新曲ばかりで 時々 クラシックの歌曲が
ありました。オールマイティー な歌手です。素晴らしいです。
色々な 歌唱が出来て 声を使い分けられて しっかりした基礎力を
感じました。良く勉強している実力派だと思います。
人気があるロングランの演目という事なのですが
昔はスマートな女性だったらしいのですが お腹がぽっこりしていたので
少し 画像的にショックでした。
長南さんに伺うと 一年前は痩せていたらしい。
ベーシストは ピアノも弾きます。とても上手なピアノ。
ギターリストは テクニシャン。芝居も上手いです。
この 四人も全員が歌えて 踊れて 芝居をしていました。
いゃー 楽しかったです。パリのエンターテイメントは 最高!
しかも 安いし 長い時間 休憩無しで たっぷり聞けます。
リーヌルノーが オランピア劇場でS席で一万円くらいでしたけれど
他は小さな劇場で 三千円前後でした。
シャンソンの興奮の後は
バスティーユの駅の 老舗のレストランに 長南さんにお誘いいただき
最高に美味しい 海の幸を 山ほど頂きました。
キールで乾杯。サンセール 白ワインにぴったりの 美味しい牡蠣 オマール
エクルビス 蟹 等・・・・・流石に名店ですから
新鮮で たまらない味でした。パリの最後の晩も またまた元気になりました。
長南さん ワニ子 と三人で おしゃべりして
愉快なシャンソン談義でした。帰りに 長南さんから頂いた
ジャクリーヌ・ ダノという 女性シャンソン歌手のCDを
帰国の飛行機の中で聞きました。これが・・・・・私の人生を変えました。