シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ PARISでシャンソンを聞く

2011年06月01日 03時05分47秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ パリでシャンソンを聞く

パリでの四日めのエンターテイメントは「ブレル」の曲ばかりシャンソン
を 歌いながらの お芝居です。
女性歌手と伴奏アコーディオニスト二人が演奏家で
もう一人 太った さえないけれど 味のある真面目そうな
俳優さんのおじさんが 司会風にジャックブレルの人生を語ります。
出演者三人の シャンソン エンターテイメントです。
素晴らしい歌唱と演技力の ソプラノ風の声色の実力ある歌手でした。
繊細な体つきで 繊細な声なのに めちゃくちゃドラマティクな
アムステルダム を 迫力ある歌唱で歌いきりました。ブラボー。
声の質は好きでなかったのに 歌唱力と表現力で 引き込まれてしまいました。
ブラボーっと 声を出している自分が居ました。
自分が歌うより 聞いている方が好きかも・・・・無我夢なって楽しみます。

私は 音楽好きですから 特に 生演奏が好きで
CDやテレビの音楽を 聞いていると 頭の中が イライラします。
ライブのコンサートなら 毎晩でも行きたいです。
パリでは 何時も 驚くのは 伴奏のピアニストやアコーディオニストが
伴奏者としてだけでなく上手に歌い踊り芝居が出来るという事です。
歌手は 踊れて歌えて 芝居が上手くて 何でも出来るという感じです。
皆さん演奏家は 暗譜です。一時間半以上 も休憩無く コンサートするのですから
体力が かなりあるとしか思えません。
私も 体力なら 負けませんが パリのアーティストと比べると
実力不足です。
パリに行くと 自分の勉強不足に唖然。
芸大に受験していた頃のように 頑張らないと あの方々のような
綿密で ドラマ性がある 芝居と歌と踊りは出来ないなーと
思うのです。
過去からずっと 自分が受けた音楽教育やプロとしての長い道のりの
お陰で 今 自分の実力や これからの課題や やるべき訓練が
はっきり分かります。
シャンソンは 奥が深く 素晴らしいです。
日本語では 到底 表現しきれないフランス語文化がシャンソンですねぇ。
パリは 芸術の都。パワフルです。