私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

大正ロマン館で 古今を結ぶ 日本の心を伝える水引展

2020-03-18 15:53:47 | ギャラリー散策
 3月18日(水)   天気:晴れ    室温:20.6℃

 きょうは たつの市へ ”ひいな展” を見に行ったついでに 大正ロマン館で 同時開催されている
”古今を結ぶ 日本の心を伝える 水引展” を見てきました。 たつの市龍野町中村出身で 現横浜
市在住の水引折方講師・中村瑠水子さんの作品が展示されています。

 水引の材料は 和紙。 細く切った紙縒り(こより)を 糊で固めた上に 色を付けたものや、糸や
紙などを巻き付けて 彩を加えたものがあり、500種類あるともいわれています。
 水引は、1000年以上続く 日本の伝統文化です。 結ぶという言葉は・・・。


  日本の心を伝える水引は
 一説には、古代、遣隋使の帰国の際に 答礼使から 贈られた品に 赤く染められた麻ひもが 掛け
られており、それから 水引が生まれたといわれています。 以来、宮中や武家社会でも 発展し、
小笠原流や伊勢流などの流派が伝統を伝えています。
 水引の赤と白、金と銀の2色に分けられた色は、「陰」と「陽」を表し、5本の水引が 一組に
なっているのは 「五行」を表すなど、水引は、古来より 日本文化に影響を与えてきた 陰陽五行
説と 深い関係があるといわれています。


<水引折方講師・中村瑠水子さんのプロフィール>
 1999年 横浜・東京で ラッピング講師を始める。
       東京・両国で故・平沢直子に師事、小笠原流水引折方を学ぶ。
 2012年より 自宅で 水引折方教室を開く。
 2016年 センター北駅前に アトリエ教室 開催、講師を担当。
 2018年 東京・自由ヶ丘で 個展開催。
 2019年2月 著書 「みずひき」 を出版。 


 「水引は 学問である」
 ただ 作るだけではなく、作る意味・意義を知り、精神をたどる。
 入門以来 学ぶことが楽しくて、水引に打ち込んできました。
 恩師が亡くなり、思いがけず 表舞台に出てしまったことに 今でも 思い悩むことがありますが、
 私のやるべきことは、初心を忘れず 学ぶ姿勢を持ち続けることだと思います。






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 カフェ・ギャラリー結は 行くときには 閉まっていたので きょうは 休みかと思いましたが 帰る
ときには 暖簾が出ていました。 せっかくなので 寄って コーヒーをいただきました。 お雛様の展
示は 片付けられ 藍染の展示が行われていました。 藍染作家の村井弘昌んは 西脇で 育てた藍の葉か
ら 染料すくもを作っているそうです。 2018年のバンカルに 詳しく載っています。


 
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