Natriumさんからご指導いただき、背景の絵を新調しました。酒米の最高峰「山田錦」でございます。うちで写したとは思えないほどいい写真ですわ。って、自己満足ですな。
我が県では越淡麗という酒米が大分普及してきて、山田錦に取って代わろうかというほどかどうかは存じませんが、かなりの酒蔵さんで吟醸や大吟醸などの原料に使われるようになったようです。ただ、歴史の浅い米ですから、その特性を知り完全に使いこなせるようになるまでには もう少し時間がかかることでしょう。
農林水産省のデータによると、平成17年の酒造好適米の作付け面積は、
- 第一位 山田錦 32.6%(シェア)
- 第二位 五百万石 29.5%
- 第三位 美山錦 9.5%
などとなっておりまして、もっと新しいデータを・・・と農水省に問い合わせたのですが、生憎それ以来統計を取っていないとのことですので、5年も前のデータで恐縮ですが参考までに掲載しておきますわ。もちろん山田錦と言っても品質はピンからキリまであるそうですので油断は禁物。なるべく品質の高い山田錦を使っていただきたいというのがお客さんや我々酒屋の願いなのですが、そこは其々の酒蔵さんの考えるところでして・・・。
また、酒造好適米は「良い酒を造るのに適している米」でありまして、良い酒が出来るとは限らないのですよ。そこがまた面白いんですけどね。
そこまでは私の能力では無理でした。
なんだかんだと言っても山田錦のシェアは確保されているように思います。
復刻品種は4位以降の酒米と入れ替わっているようですし。
お見事です。
近年、山田錦のシェアは下がっているのでしょうか。