西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

高校PTA

2011-08-08 23:42:38 | 日記
PTA活動は地道なものです、というか地道なものほど良いと思っています。
それは、あくまで主役は子供達であり、彼らの成長を守り、促進していく環境作りが役員の役目だからです。

よくテレビドラマで(それも安直な奴)とんがり眼鏡をしたマダムが「・・・ざま~す」とか言いながら、さも圧力団体のような風に描かれているシーンが有りますが、現実は違いますね(といっても、西都のPTAしか体験していませんので)。
何度かここでも書きましたが、PTA活動の目的は子供達の成長のため、そのための手段はその子達を直接教育する先生方の持っている力を100%出せる環境つくり。
簡単言うと、これだけです、私は牧雄先輩にこう教わったし、心底腑に落ちています。

勿論そのために大切なのは、信頼関係です、昔の中国の方も(誰が言ったか失念しましたけれど)「和して同せず」と言っています。
信頼関係を作り上げ、その中で物事を議論し合う(目的を相互理解しながら)関係が大切ですね。
そのためには、徹底した情報開示が前提ですけど、校長・会長互いに情報を共有する関係こそ大切です。

さて、きょうは午後から宮崎県高等学校PTA連合会の平成23年度 普通科・総合学科部会 研修意見交換会交流会に参加してきました(参加校は宮崎大宮・宮崎東・宮崎南・宮崎西・宮崎北・本庄・日南・福島・都城泉ヶ丘・都城西・高城・小林・飯野・高鍋・都農・延岡・延岡青朋・延岡星雲・日向・門川・高千穂・五ヶ瀬・そして我が妻高の23校)。

講演は「最近の中高生に多い「心の病」について」というもので、大変興味深く聞かせてもらいました。

講師は宮崎東病院心療内科勤務の赤松先生でした。
実際の事例を元に、話して頂きました。
いつものようにザックリと書きますね。

児童思春期(自我同意一性の確立の時期)テーマ
①いわゆる軽度発達障害
②虐待、家庭内暴力
③いじめ・自殺問題
④鬱状態・鬱病
を4つに分けそれぞれの対応が必要だと言われました。
いま先生の病院に18歳以下の方が260名ほど初診で訪れるそうです。
中高生で多く見られるのが4番の鬱病と総合失調症だそうで、これは脳の中の変調が原因だそうです。
そういった心の障害を詳しく説明された後原因の多くは「睡眠にあると思います」と言われました。
個人差はあるけれど、睡眠の状況が悪いと神経伝達物質セロトニンが少なくなることによって症状が出てくると思われると言われました。

睡眠の目的は大きく6つあり・心身の休息・記憶の再構成など高次脳機能のため・成長ホルモンの分泌・生長、創傷治癒、肌の新陳代謝・免疫力の向上・ストレスの除去
です。
このなかで特に子供達にとって大切なのはストレスの除去と記憶に関わる部分だと言われました。
それはストレスが脳にダメージを与え、脳を変調させるのだそうです(鬱の原因)。
また、睡眠と記憶・成績の関連にも言及されていました、ぶっちゃけ言うと早く睡眠に入る(10時半くらいには)こと、そして7.5時間位の睡眠をとることが素晴らしい影響を与えるとのことでした。

兎に角睡眠不足は「百害有って一利なし」だそうです。

え~と今時計を見ると、12時半です・・・そう言えば「あれ?昨日何を食べたっけ?」・・、お風呂で髪を洗っていると「あれっ?これ1回目2回目?」、
う~むこんなブログ書いている場合じゃないな、早く寝なきゃ・・。
コメント
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