今野敏さん・・・そして記憶

宮崎カメラに行きました。例の結婚式写真の編集した原稿を渡すためです。
所が、店長が所用で出かけてました、一時間ぐらいで帰ってくるとのことで、私は隣の古本屋に行きました。

そこで、２冊の本を求めました。
夏目漱石「こころ」と今野敏さんの「義闘」です。

編集した写真をK店長に預け（私はK店長に信頼の情を抱いています）ちょっとほっかりした私は、「義闘」を読みました。
今野敏さんは、私より１歳年上ですが、いろんな状況で私と同学年のはずです（違っていたらゴメンナサイ）
「ハンチョウ」とかでTVで有名な今野さんです、彼は上智大学出身です。

私が在籍した、南山大学と上智大学は毎年交流試合をしていました。
行ったりきたりで（東京・名古屋を順繰りと）部活交流していました。

体育会が主催だったので（当然ですが）、体育会所属の部活の対抗戦です。
今野氏のいた空手道部は体育会に所属していなかったので、相まみえることは無かったです。
（上南戦のため、四谷の上智大学に乗り込みました、私は大学の体育会の副会長です）

で「義闘」を読んでいる内、今野さんが書いた「＠沖縄から手バカ一代」を思い出し、久しぶりに学生時代の稽古風景を撮った写真を見ました。
（ここで私に指導しているのは、若かりしの神原会長です）
（船越先生直系の可知師範です、巻きわらで鉄槌うちを私に指導しています。隣の巻きわらを見るとわかりますが、血を吹き出しながら巻きわらを突いていました）

（オーストラリアからの留学生デビットとの組手です、茶帯の時です、二年生ですね）

（懐かしい写真です、現役時代の写真です、一番前の列の向かって右側から大雄先生、可知師範、高校生の師範の息子さん、ちなみに２列目の一番右側が私です）
（同級生、前蹴りしているのが安永、横蹴りが伊藤、ここに写っていないけどもう一人稲垣という同級生がいました）

（空手道部の幹部になったときの合宿の時の写真です、全く脂肪のない体をしていました、今は希望のない体をしていますけど）

懐かしい思い出に浸っていると、BSで「６０歳のラブレター｝が放映されることを知り、さっきまで見ていました。
歳をとると涙もろくなるみたいで「マーチンのギターのエピソード」とか「３０年後の貴方にあてたラブレター」なんて見ていると、涙がちょちょ切れる感傷的な気持ちに浸りました。

そう言えば妻とも「３０年」過ぎました。
自分に置き換え考えてしまいました。という事で、昔の写真を少し・・・。
（卒業時です、（彼女の所属した）少林寺拳法部・剣道部の部員と一緒に何故か写真を撮りました）

（３０年前の妻です）

全国大会

西都市空手道連盟の征柔館の三輪君と川野君が西都市長を表敬訪問しました。
彼らは先日行われた、宮崎県予選を見事勝ち抜き、全国への切符を手にしました。

今週末行われる全国大会の前に、市長に挨拶にきたのです。
征柔館は宮崎県でも１．２をあらそう名門道場です、それだけに今年は２名しか全国大会に送ってやれなかったことを、竹村館長は悔やんでいました。

三輪君は組手の部・川野君は形の部で、持っている力を出し切って欲しいと思います。

しかし竹村館長（写真の髭の方です）はバイタリテイーのある方です。
毎日、率先して道場の子供達を指導している他、ある高校の指導もやられています。
宮崎県の高校のレベルは宮崎第一がトップで（全国的にも強豪）、他の学校は追いつき追い越せで頑張っています。
ただ高校の先生で、専門的に空手指導が出来るのは限られていますし（学業の方もあるし）、いきおい空手道部は外部指導者にお願いする形になります。

県連の先生方がほぼボランティアで指導されている姿をみて、すごいな良くやられているなと感心してしまいます。

以前竹村館長が言われたことがあります「橋口さん、わたしゃ道場で死ねたら本望ですわ、アハハハ」

オールドパワーですね（美術の弥勒先生も）。
たかが５０チョイの私はまだまだ小僧です。