勤めを辞めて1ヵ月、歩行もままならない状態が続いたので"まだ1ヶ月"との感じがします。
少しずつ体調が改善してきてますので、これからは体力回復に励みます。
#83~119にかけ30回にわたり学生時代4年間の思い出を記しました。
今回からはその続編となります、36年半の長きにわたるボクの勤め人としての想い・想い出を記すシリーズとします。
初回はこの職場に就職することの発端になった、就職活動・就職試験 . . . 本文を読む
この頃、全国的に山に住む動物が人里に現れているニュースをよく目にします。
異常気象のせいで、山の食べ物が不足しているとの解説がなされています。
何でもかんでも異常気象のせいにするのは安易に過ぎると思いますが、一面においては正解なのでしょう。
北海道にはいないイノシシやサルのことをボクはよく知りません。
でも、報道されているのを観ると結構な迫力です。
1匹のサルに百人以上が怪我をさせられているんで . . . 本文を読む
今年始めに発覚した、前代未聞のとんでもない事件の続編です。
市の第3セクターである農業開発公社の決算を職員(公社取締役)が粉飾し、なおかつ粉飾は社長他に報告済みとの文書を偽造したというものです。
農業開発公社は社長が副市長、常務が農業部局部長、当該職員が取締役となっており市が中心となって経営をしていました。このところは赤字が続き、存廃について議論がなされているところでした。取締役は公社の廃止を避け . . . 本文を読む
前回に引き続き公務員に課せられた禁止行為です。
守秘義務違反と違い、信用失墜行為による処罰は在職中だけです。
しかし、信用失墜行為による処罰は他の処罰とちょっと趣を異にします。
ほかの処罰は(地公法以外の)法を後ろ盾にして行いますが、信用失墜行為による処罰は法の後ろ盾がなくとも行うことが出来るのです。
処分はそれぞれの組織に設けられている懲罰委員会(正式な名称は知りません。)が決めます。
懲罰委 . . . 本文を読む
在職中は地方公務員法の厳しい規制により、言いたい事も言えませんでした。
実は退職後も同法の制約を一部受けるものですから、"腹膨(はらふく)るる思い"は解消されそうにありません。
退職してからも死ぬまで"秘密を守る義務"いわゆる守秘義務が課せられます。(もちろん公務員だけではなく多くの職に課せられています。)
死ぬまで"職務上知りえた秘密を洩らしてはならない"のです。
一方で国は”公益通報者保護法 . . . 本文を読む
ボクが先月まで在籍していた職場に関係する市議会議員たちの多くも、大きな意味での口利きをしています。
貧乏な市ですから、利権やお金の絡む口利きなどはないように思いますし、ないように願ってもいます。
口利きの多くは市民からの要望です。
市会議員が市民の要望を行政に伝えるのは大きな役割の一つです。
ですからたいていの口利きは悪いものではなく、行政の至らないところをカバーするありがたいものなんです。
た . . . 本文を読む
議員の口利きについて、ボクの思うところを記します。
ここでいう議員とは国会議員から道議会議員、市町村議会議員、そして議員ではないけれど口利きを行う"有力者"を指します。
議員の口利きはずっと昔からどこでもありました。
団体や地域のため、あるいは支持者個人のため、議員の口利きは当たり前の行為で、行政等受け手側もそれに応じるのがこれまた当たり前でした。
口利きは一部の議員と支持者の既得権益となってい . . . 本文を読む
詩人サトウ・ハチローは詩のほか童謡や歌謡曲の作詞をたくさん手がけていますが、演歌の作詞をしたかどうかはわかりません。
きっと、していないような気がします。
サトウ・ハチローの詩は素敵です。
「ちいさい秋みつけた」「悲しくてやりきれない」など、素朴で人の感性に直接響く詩は秀逸です。
子供の頃、テレビで毎週彼が出演して(主に?)母親に関する詩を朗読しているのを観て、詩に現れているとおり素朴で純真な心 . . . 本文を読む
ボクの大嫌いな鈴木宗男に、ファンがたくさんいることは承知しています。
でもこのブログでたびたび取り上げていますが、ボクは彼が大嫌いです。
彼の一挙手一投足が鼻についてしょうがありません。
昨日、彼は喉頭癌に冒されている事を表明しました。
胃癌に続き喉頭癌とは、お気の毒だと思います。
でも、テレビで患部のファイバースコープ映像を流すのは魂胆が見え透いていていけません。
そして犯罪者として収監される . . . 本文を読む
新政権は"ひもつき補助金の一括交付金化"を掲げています。
時代の流れとして当然なことですし、地方にとって喜ばしいことに違いありません。
今まで中央は地方に対し、"補助金をめぐむ"的な傲慢な態度でした。
なおかつその補助金は、例えば"道路工事に限る"なんてひもつきなんですから始末におえません。
それを改めて、地方が自由に使える一括交付金に衣替えする方針なんだそうです。
結構なことに違いはありません . . . 本文を読む
前回に引き続いて地籍調査について思うところを記します。
地籍調査の必要性は誰もが認めます。
きちんとした調査が済んでいないため、土地の境界がはっきりしませんし、面積だって正確なものではありません。
土地を分筆し売買するのに要する経費は随分高価になります。
地震や水害などにより土地の形状が変わってしまった場合、境界を復元できないため復旧作業に支障が生じます。
ところによっては公共事業だって、着手に二 . . . 本文を読む
先月の市議会で"地籍調査"について質問がありました。
どんな内容の質問だったのか、どのような答弁だったのかは知りません。
ただ最近、全国的に地籍調査の遅れについて報道されていますので、その係わりではないかと思っています。
地籍調査に関してはなじみの薄い方が多いと思います。
大事な財産である土地の境界と面積を確認(確定)する作業を指します。
たいていの人は自分の土地は確定されているはずだと思ってい . . . 本文を読む
#499サケのなかで"浦河百話"なるもののことを記しました。
当然ですが浦河町には正史として"浦河町史"があるはずです。
確かに市町村史は必要です。
市町村史はその性格上正確さを要求されますので、ボクのように読み物は"面白くなければならない"と信じているものとしてはあまり興味を覚えるものではなく、資料として調べる時以外に読むことがありません。
このマチも正史として市史があります。
分厚いのが3冊 . . . 本文を読む
タイトルにはそぐわないかもしれませんが、屯田割の区画を上手く宅地割し、整然とした区画道路を造り上げた市職員の話を続けます。
彼は屯田割りの間口31.25間に着目しました。間口の両側に区画道路を配します。道路の幅員は11m(約6間)です。豪雪地帯ですので、雪の堆積場を考慮すると必要最小限です。
31.25-6=25.25間(46m)が宅地として販売できる幅になるのですが、両側に道路があるので25. . . . 本文を読む
尺貫法(しゃっかんほう)の続きです。
ボク達のマチは明治20年代に屯田兵により開拓されました。
計画的に道路が配置され、屯田兵には5,000坪の農地と兵屋(へいおく)と呼ばれる住家が提供されました。
この計画的な道路の配置は現在も立派に機能を果たし、整然とした街並みを形成するのに役立っています。
屯田兵に与えられる土地は5,000坪(1町6反7畝、10畝(せ)で1反)(16,530m2)ですので . . . 本文を読む