１年生が終わりに近づいています。
相変わらず学校にはほとんど行かず、遊んでいるか寝ているか、どちらかの生活でした。
テストだけは少しだけ受けました。
授業に出席しなければ単位をもらえない教科は、もちろんテストも受けません。
なもんだから、最低の成績でした。
工学部は2年生から校舎が変わるため、1年のときにある程度の単位の取得が無ければ進級できません。
最低の単位数、最低の成績で何とか進級しました . . . 本文を読む
ボク達のまち滝川で市立病院の建替えが始まろうとしています。
昨年の市長選で建替えの是非について候補者間に意見の相違があり、結局、建設を進める現職が小差で勝利を収めた経緯があります。
ボクはその時点では判断がつきかねていました。
でも、その後、だんだんこのまま進めていいものだろうかとの思いが強くなってきました。
一つは近隣の赤平市の件です。
10年程前に建替えたんだけど、その借金の影響で財政再生 . . . 本文を読む
先にも述べましたが、学生寮の真正面に陸上自衛隊北部方面総監部があります。
工学部の自治会を握っていたのがブントの一派です。
自衛隊員が出勤するころ、正門の正面に毎日、巨大な縦看板を掲げ、自治会の活動家がハンドマイクでアジ演説を行っていました。
タテカンには「自衛隊解体」とか、もっとひどいことを例の特徴のある大きな字で書いてあります。
アジ演説でも、同様に自衛隊員をわざと怒らせるようなことを言って . . . 本文を読む
学生寮は、その昔自衛隊の独身寮だったとのことです。
真向かいに陸上自衛隊北部方面総監部がありますから、ありうる話です。
寮のトイレの一室が釘を打たれて使えないようになっていました。
自衛隊独身寮のとき、厳しい訓練に耐えかねた隊員がその個室で自殺をしたと言い伝えられています。
そして、その幽霊が出るとも言い伝えられていました。
新寮生歓迎コンパの席で先輩が言うんです。
そして、実際に幽霊が出たとも . . . 本文を読む
5月病じゃないんですが、その頃から学校に行かなくなりました。
第一には、土木工学を専攻したことがありました。
高校最後のどさくさにまぎれ決めた土木でしたが、入学して先輩や同僚生に具体の内容を聞くにつれ、ボクには合わないと思うようになってきたのです。
それと、先に述べた学校校舎の遠さ。
毎夜のように行われるマージャンは朝方まで続きます。
また、近くのスナックへ飲みに行っては二日酔いになるってのも原 . . . 本文を読む
学生時代の続きです。
5月1日は藻岩山の山開きです。
学生寮の恒例行事でもあります。
他大学の学生寮もたくさん参加してましたから、多くの学生寮の伝統行事の一つだったんでしょう。
学生寮は藻岩山のふもとにあります。
ですから、寮から直接歩いて登ります。
4月30日の夜11頃寮を出発して途中、親しくしていた女子寮を訪れ、連れ立って頂上を目指します。
大して高い山ではないのですが、結構時間がかかり . . . 本文を読む
学生時代の回顧録を中断して、例の生活保護費恐喝事件について不穏な動きが見えますのでボクの思いを明らかにします。
ここ数日、新聞の報道では、例の事件での国庫支出金の返還が不可避なこと、計2億4千万円にのぼる市の損害については市理事者を含む市職員が弁済する（一説には市職員のうち管理職職員)方向で検討、と伝えられています。
市当局がリークしたんでしょうか。
このように情報を小出しにしていって既成事実 . . . 本文を読む
入学式の次の日でしょうか、次の次の日でしょうか。
キャンバス内でサークルの勧誘合戦が繰り広げられているなか、ボクは合気道部の部室に半日ほど軟禁されました。
合気道部に入れというわけです。
もちろん脅迫したり、暴力に訴えたりするわけではありません。
ボクの高校の先輩がいるとのことです。
その縁で、昨年ボクの高校の近くで合宿をして、かわいい娘に出会ったとか。
実はその娘さん、ボクの知っている人だった . . . 本文を読む
寮に入って２日目か３日目は入学式でした。
二日酔いで具合が悪かったけど、新寮生が連れ立って参加はしました。
ボク達の寮は山鼻の工学部のキャンパス内にあるんですが、入学式は経済や法学のある豊平の校舎です。
その頃は路面電車が健在で、山鼻線でススキノに行きそれから豊平線に乗り換えなければなりません。
ボクは工学部でしたが１年生はもっぱら豊平の校舎で高校の延長のような授業を受けるんです。
この通学のわ . . . 本文を読む
2.38事件について最近、警察、検察の判断が出ました。
ボクはこのブログの#68から何回かにわたって見解を述べていますが、両者の判断は想定内です。
ただ、この事件の根底にあるはずの“不正義を許す体質”については、両者を含むどこからも指摘がありませんでした。
「臭い匂いは元から絶たなきゃダメ」なのに。
本題に入ります。
学生寮に入ったところです。
どこの男子学生寮も同じようですが、新入生に対し肝 . . . 本文を読む
寮の部屋は全部で10室ぐらいでした。
おのおの2年生2～3人、1年生2～3人で計50人くらいの小規模な学生寮です。
3年生になると追い出されます。
新入生が揃うと歓迎コンパの開始です。
お互いが自己紹介をしてから寮長が歓迎の挨拶をし、寮の決まりごとだとか年中行事だとかを簡単に述べました。
寮は自治権をもっており寮費の値上げを長年にわたり阻止していること、大学当局は寮が古い事を理由に今年でも廃寮に . . . 本文を読む
大学から合格通知がきました。
浪人するとかの選択肢はあったはずなのに、何も悩まずその大学への入学手続きをしました。
受験勉強がイヤだったからです。
とうとう受験勉強なんて１度もしませんでした。
推薦入学を希望したのも、勉強をしたくなかったからです。
通知には、学生寮があることが記されていました。
迷わず申し込みました。
とにかく安いからです。
それほど豊かではない家計をおもんばかってです。
2食 . . . 本文を読む
このブログにはボクの個人史的なことも記したいと思っています。
加齢からか、どんどん昔のことが記憶から失われています。
今、覚えていることを書き残さなくては・・・との思いです。
なぜ書き残さなければならないのか。
ボクのノスタルジアです。
興味の無い方は、読み飛ばしてください。
ボクは50数年生きていますが、その中で大学1年と2年のたった2年間が思い出の6割を占めているほど、いろんなことがあって、 . . . 本文を読む
