田中慎弥の小説”宰相A”の続編です。
劣悪な環境の居住区に押し込められた旧日本人達は、大きな不満を持っています。
そこに、わけもわからずこの国に降り立ち逮捕された作家Tが送り込まれます。
居住区に住む旧日本人は作家Tを、彼らを救済する革命家だと信じ、日本に戦争を挑もうとします。
竹槍と鍬(くわ)しか持たない旧日本人は、エロ、グロを交えた戦闘のうえ簡単に敗れ去ってしまうのだけど、その直後の宰相Aの . . . 本文を読む
ボクが最近読んだ本のタイトルです。
”宰相A”とは、もちろんあのアベです。
人をおちょくることにかけては、人後に落ちない田中慎弥の作品です。
作家の田中慎弥は2007年に初めて芥川龍之介賞候補となり、その後も複数回にわたって候補となりましたが受賞にいたらず、2012年にようやく受賞しました。
賞をもらったことについて「断ったりして気の弱い委員の方が倒れたりしたら、都政が混乱するので。都知事閣下と . . . 本文を読む
あのアベは、政府からの独立性が重視されるべきの組織である、NHK,日銀、内閣法制局などのトップを、自らの意向に沿う人物にすげ替えてきました。
まるでこのマチの前市長が、各種委員会の委員を同級生などのお友達で固めたのと同様です。
このマチの各種委員会はなんら役割を果たしていないので、前市長による独断はなんの影響を与えたものではありません。(委員に報酬を与えましたが)
しかしあのアベが成したすげ替 . . . 本文を読む
先月、飲酒運転の車に衝突されるなどして一家5人が死傷する事故があった砂川市で、64歳の星洋一市議会議員が酒を飲んで車を運転して事故を起こしたのに警察に届け出なかったとして逮捕されました。
星議員は7月23日午前3時すぎ、砂川市内の国道12号で酒を飲んで車を運転し、電柱に衝突する事故を起こしたのに警察に届け出なかったとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。
事故のあと現場に車を放置して帰宅し . . . 本文を読む
ドイツで開かれたユネスコの世界遺産委員会は7月5日、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を全会一致で世界文化遺産に登録することに決めました。
一部の炭鉱などで植民地時代に朝鮮半島出身者が動員された「徴用工」の説明をめぐって日韓が対立していましたたが、合意にこぎつけのです。
政府は「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録が7月5日に決定するまで、可否を審査する世界遺産委員会の . . . 本文を読む
同じゲルマン人なのだけど、ドイツ人はギリシャ人と違い、陰気で頑迷(がんめい)で勤勉なのです。
なもんだから、ギリシャの借金問題にはむかついているのです。
ギリシャ人にもっと働いて借金を早く返すことを強く求めるのです。
EU加盟の各国のうち、ドイツより北にある国は同様な思いをしているようです。
ドイツ人は日本人と似ています。
ですからこのギリシャ債務問題についてもドイツ人同様、日本人もギリシャ人は . . . 本文を読む
EU(欧州連合)が大揺れです。
経済破綻状態に陥っているギリシャの扱いをめぐってです。
放漫な経済政策を続けていたギリシャ、なおかつ粉飾まで行なって正常を装っていたのですから、東芝の親分格です。
EUの試みには大変期待しています。
国の枠組みを越え、新たな概念のもと、世界を一つにする第一歩になるのではないかと期待するのです。
世界規模からみると小さいEUですが、そんな小さいEUでさえ運営するのは . . . 本文を読む
オリンピックを目指して新設されるはずの新国立競技場が、白紙に戻ったとのことです。
事業費が当初案の2倍になったことが主な原因です。
事業費が倍になることなど日本の巨大公共事業では当たり前なんです。
5倍になったり10倍になったりなんてのもありました。
見せ掛けを少なめにして事業着手の承認を得、実施設計で倍増し、工事の設計変更で増額するなんて昔からの建設行政のやり方です。
誰も大して文句を付けなかっ . . . 本文を読む
小樽市議会はチンケです。
小樽市議会は、小樽にある海水浴場ドリーム・ビーチの尻拭(しりぬ)い案を否決しました。
主に札幌市民が利用している海水浴場を、なぜ小樽市がお金を出して管理しなけれならないのか!?とおっしゃっているのです。
観光立市を標榜しておいて、小樽市議会はドリーム・ビーチ利用者を観光客と認めず、邪魔者扱いをしているのです。
運河やガラス工芸館や石原裕次郎記念館を訪れる観光客も、同様に . . . 本文を読む
大分自宅放火:「妻が見送らなかったことに逆上した」自衛官供述
7月5日深夜、大分県杵築(きつき)市の民家で4人が焼死した火災で、自宅に放火したとして現住建造物等放火容疑で逮捕された海上自衛隊1尉、末棟憲一郎容疑者(40)が「妻にかまってほしかった」と供述しているとのことです。
7人の子育てで忙しい妻に末棟容疑者が事件前から不満を持っていたとみて、動機や経緯を慎重に調べているそうです。
末棟容疑者 . . . 本文を読む
ボクはこの世の諸悪の根源は宗教だと思っているほど、宗教に対して否定的です。
ですから、公明党も嫌いな党なのです。
でも立党以来党是としてきた"平和"に関しては、それなりに評価をしていました。
弱者や貧者に寄り添う姿勢に、共感を覚えたこともありました。
何年か前に与党自民党と連立を組みだしてから、公明党は変貌したのです。
池田小作が公明党執行部に語った言葉です。
「かってのような信者の大幅な増大は . . . 本文を読む
安保法案衆院通過
国民の理解が進まないまま、あのアベは安保法案を強引に衆院通過させました。
戦後日本の安全保障政策を大きく転換する、新安全保障関連法が成立しそうなのです。
衆院通過に先立つ委員会で野党が「国民理解が進んでいないのに採決するのか!」と詰問するに、あのアベは、
「残念ながら国民の理解が進んでいない状況だが、だからこそ今、強行突破しなければならないのだ。
国民の理解が進んでしまったら . . . 本文を読む
16.その後の関係者(下)
父親からの最新のメールです。
「志織が事故で亡くなり、裁判を通して人生が大きく変わりました。
私の中の正義感は壊れ、人を憎み、他人の幸福を受け入れられない変人になってしまったようです。
残りの人生は、志織に対する懺悔(ざんげ)の日々ですね。
では。」
父親は志織さんが亡くなっていっそう、後悔の念が強くなり、虚無的になりました。
夫婦の信頼の絆が強くなければ生きていけ . . . 本文を読む
15.その後の関係者(上)
N林某は墜落事件直後、志織さんの両親に土下座までして謝罪の振りをしていましたが、その後一切接触がないのだそうです。
略式起訴後も、民事訴訟確定後も。
損害賠償が確定しているのに、そのことに関してもなんら反応がありません。
志織さんを死に追いやったN林某がのうのうと暮らしているのは、遺族にとってやり切れないでしょう。
志織さんが亡くなる10ヶ月前、父親が裁判に提出した . . . 本文を読む
14.本当に自殺(未遂)だったのか
民事裁判の争点の一つに、「自宅マンションの14階の非常階段に通じるバルコニーから転落し、意識不明の重体に陥った(その後死亡)のはN林某が志織さんを非常階段に追い詰め、転落に至る状況を作り出しながら転落を防止しなかったか、又は、N林某の志織さんに対する一連の暴力等によって、志織さんが精神的に追い詰められ、飛び降り自殺を図ったために発生したものなのか」と判断を問 . . . 本文を読む