南富良野の前町長の池部彰が、加重収賄の容疑で再逮捕されました。
先月、官製談合防止法違反で逮捕され、町長の座を追われたのでした。当初から囁(ささや)かれていたワイロを貰っていたことが暴かれたのです。今日の新聞には、ずいぶん昔から臭~い噂が漂っていたとのこと、救いようがないように感じます。そして、一緒に逮捕された取り巻きの“村長”なる存在も大きいようです。取り巻きの選別には . . . 本文を読む
行政によるゴマカシは、この世の中にゴマンとあります。
全国各地で行われてきたダム工事や地下鉄工事はもとより、このマチの病院建設ですらそんな目論見に乗せられていたんです。
一つは最初から高額だと事業そのものの費用対効果を問われ、採択されなくなっちゃうのです。
また、事業費の高騰を資材費の値上がり、なんて詭弁(きべん)に簡単に騙(だま)されてしまう愚かな民衆の姿が見え隠れします。
行政と議会は一体と . . . 本文を読む
コロナ禍に埋もれていますが、我が国には問題山積なんです。
モリ・カケ・サクラ・黒川問題はもちろんです。
前回まで記した黒川問題を含む検察庁法改変は、その典型です。(法案は先送りになりましたが)
米軍辺野古基地問題もあります。
辺野古に基地があっていいのか?ってのは大問題なんですが、今回はすでに始まっている基地造成に限って、ボクが疑惑を抱いている点について記しましょう。
もちろんボクは辺野古への米 . . . 本文を読む
このブログでは、建設業界の談合について何度も取り上げています。
悪辣な犯罪で、撲滅しなければならない、と心から思っています。
ただ、土建屋たる存在、大昔はそれほど悪辣ではなかったのです。
差別を受ける立場に置かれながら、災害時にはボランティアの要素を備えた貴重な存在でした。
現場で働く者も、職人としての気概を持ち、誇りをもって仕事をしていました。
もちろんあくどい業者もいて、ろくでもない職人もい . . . 本文を読む
時々談合で逮捕される者が出ても、談合は無くなりません。
巨大事業でも、スーパーゼネコンと言われる4業者がきちんと四等分して受注する慣例?は守られているんです。たまには挙げられているけど。
公共工事または公益工事は自由競争により受注者を決めなければなりません。
ひところ官製談合が暴かれ、それをきっかけに自由競争入札が当たり前になっているんです。
ところが自由競争入札は名ばかりで、談合がまかり通って . . . 本文を読む
前回、郵政とNHKのやり取りを記していて思い出しました。
ずっと昔なんですかが、NHKの番組で“プロジェクトX”ってのがあって、関西電力が関西の電力が逼迫している現状を打破すべく黒部第四ダムを建設し水力発電を成した際の、困難に立ち向かう経営者や作業員の姿を追っていました。
なにせ当時の関西は電力不足から、週2日の計画停電を行っていたんだそうです。
黒部第四ダムを建設は“黒部の太陽”って映画にもな . . . 本文を読む
昨日ニュースに接したときは、関電が原発の立地するマチの幹部にお金を渡していた、と勘違いしたのでした。
ところがよく聞くと、マチの助役が関電の幹部にお金を渡していたというではありませんか。
どうも、原発関連の工事を請け負った業者が、談合で得た余計のお金を助役に渡し、関電幹部にいくようにルールが出来ていたようなんです。
原子力ムラと呼ばれる、電力関係、原子力研究関係、立地自治体、プラント関係、建設業 . . . 本文を読む
北海道開発局の汚職がまた起きました。
大きな組織ですし職員もいっぱいいるんですから、犯罪人が出てくるのは仕方がありません。
しかし、開発局は談合や収賄など仕事がらみの犯罪が連続した10年ほど前、再発防止を誓って“職務に関する犯罪撲滅”策を講じているはずです。
今回の犯罪はチンケなものです。
発注工事で便宜をはかり、見返りに賄賂を得た北海道開発局釧路開発建設部根室農業事務所元課長が逮捕されたのです . . . 本文を読む
いつまでたっても建設談合は無くなりません。
まるで談合関係者は、談合は犯罪ではない、とタカを食っているかのごときです。
でも時々思い出したように、警察・検察が摘発します。
リニア新幹線建設工事をめぐるスーパーゼネコン4社による談合事件で、リニアのターミナル駅新設工事で受注調整を主導していたとして、東京地検特捜部は2日、独占禁止法違反容疑で、大成建設の元常務執行役員、大川孝容疑者(67)と、鹿島建 . . . 本文を読む
今、建設業業界は鼻息が荒いのです。
東日本大震災があって大量の災害復旧工事が生じ、北海道では2年ほど前でしょうか、台風による大災害が起こり復旧工事がいまだ続いています。
多くの土建屋は仕事に事欠かなくなっているのです。
なもんだから、公共工事の入札があっても、請け負ってやる!みたいな不遜な姿勢が見え隠れしています。
競争入札といっても、99%の落札率ですから、到底 競争原理が働いている、とは言え . . . 本文を読む
官公庁が発注する建設工事は、常に胡散(うさん)臭いのです。
当たり前です。
ほとんどの工事で談合が行われているのです。
2016年度に北海道開発局が発注した落札額1億円以上の土木工事のうち、約1割の110件の総工費が内規に定めた上限を超えて、当初の発注額から大幅に増やされていることが明かされました。
2億4千万円が4億9千万円に膨らんだ工事があったそうです。
・・・
土木工事は多くの場合、設計 . . . 本文を読む
北海道総合開発計画を効果的に推進するため、予算面からそれを担保する手段として、北海道開発に必要な事業費(北海道開発事業費)の一括計上の制度が設けられています。(国交省HP)
そして年末に賑々(にぎにぎ)しく来年度の予算額が発表されるのです。
・・・
いまだに開発予算なんて名がついてることに驚きです。
開発という言葉はとうの昔に、悪いイメージをもたらしています。
北海道が未開の大地であり開発を進 . . . 本文を読む
リニア新幹線建設をめぐってスーパーゼネコン4社の談合が明らかにされました。
4社のうち3社は否定しているようですが、日本国中ピンからキリまで官庁発注建設工事の談合は公然と行われていることでもあり、だれも驚きもしません。
官庁発注の建設工事は常に談合が付きまとうのですが、摘発されるのはマレなのです。(JRは官庁でありませんがリニア新幹線には多額の国庫補助金が投入されており、国策事業なのです)
建設 . . . 本文を読む
近頃さっぱり聞かなくなったけど、甘利元大臣の元秘書がUR(都市再生機構)に口利きをし田舎の土建屋が儲(もう)かった件、いったいどうなっちゃったのでしょう?
ボクは今日の政界と土建業界と行政の腐れた関係を表す、象徴的な事件だと思っているのですが。
事件は、URが発注する建設工事区域内に、地域のチンケな土建屋の土地などが含まれていたことから始まります。
土建屋ってそんなときには協力的だと思ったら大間 . . . 本文を読む
この問題、毎日新事実が出てくるもんだから投稿のタイミングを計りかねていました。
これからも新事実が出てくるのでしょうが、今までの報道から知った範囲でのボクの感想を述べます。
建物下の盛土欠落が大騒動の発端となったようですが、どうも根底には政治家や業界や都幹部職員らが暗躍している談合の様相が窺(うかが)えます。
東京ガスから用地を取得したことからして怪しいのです。
汚染されているのに決まっている工 . . . 本文を読む