こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

水道料金・下水道使用料大幅値上げ・・・9月議会に上程の動き

2011-09-01 18:25:37 | 市政&議会報告
きょうから9月。
本日1日10時から建設水道常任委員会協議会が開かれました。
日本共産党議員団からは、はまぐち議員が委員として出席。私と森下議員は傍聴しました。

「水道料金平均16.1%、下水道使用料平均14.4%の値上げ」の条例改正が9月議会に提案されるとのことです。

前回の値上げは2008年(平成20年)4月。4年前の、やはり9月議会に料金改定が提案されました。
当初、「水道料金が15%、下水道使用料が16.5%のアップ」で提案されたものを、付託された委員会での審議の過程で「水道料金は13%、下水道使用料は、14.2%」に引き上げ幅を少し圧縮して再提案され、可決しました。

つまり、今回の値上げが来年4月から実施されれば、4年前に比べて2段階の値上げで約1.3倍、3割り増しの負担増となります。

この4年間といえば、多くの家庭で(現役で働いている人も年金生活の方も)収入は増えるどころか減っているのが現実。そのなかで、絶対必要な「水」を買うのに必要なお金が、1.3倍。これを「大幅値上げ」といわずに何と言うのか?

常任委員会のメンバーの話し合いで、値上げ案は議会開会中に、「委員会付託」で審議するようです。
私たちは、「全ての議案を専門委員会に付託して慎重に審議すること」を原則にするべきだと思っています。
「本会議即決」では、質問回数も限られ、十分な審議ができないからです。
「委員会付託」を求めても、他の委員が「その必要はない」と主張、合意できないことが昨年も何度かありました。

公共料金の値上げなど、市民生活に関わる重要案件は「委員会付託」が、ならわしです。

それにしても、9月13日開会の定例会に上程、(正式な上程は一般質問終了後なので、14日か15日の見込み)、それから2週間足らず、30日には議決・・・という、スケジュールだと、「これは、たまらん」と市民の方が思っても、声を上げることさえできずに、決まってしまう。「市民のみなさんにはご理解、ご協力を」ということでいいのでしょうか?

少しでも早く、市民の皆さんにお知らせするのも議員の仕事のうち。ということで、「こんにちは ただち恵子です №798」を、大急ぎで作りました。

以下は、その「ニュース」より転載。

水道料金・下水道使用料 今でも高いのにまたまた大幅アップ?!

9月1日に開かれた市議会建設水道常任委員会協議会で、水道料金、下水道使用料を、ともに大幅に引き上げる条例改正案を、まもなく開かれる第3回市議会定例会に提案する市の考えが示されました。

水道料金と下水道使用料は、今でも「高くて大変」と市民の皆さんの声が寄せられています。多くの世帯で収入が減っている状況で、公共料金の引き上げはますます暮らしを圧迫します。 
 今回示されている値上げ案は、水道料金で平均16・1%、下水道使用料で平均14・4%、実施時期は来年の4月とされています。
 前回の2008年4月の料金改定は、基本料金の設定を変えることで使用水量の少ない世帯では負担が減った場合もありましたが、今回の改定案では全ての世帯で値上がりとなります。実施されると、平均的な使用水量の場合、堺市以南の9市のなかで最も高い料金となります。

(追記)その後の調査で、「堺以南の9市」だけでなく、「府下33市で一番高くなるであろう」ということがわかりました。
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