「国民健康保険料が高くて払えない」というご相談がありました。
家賃や子どもたちにかかる最低限の費用、水光熱費・・・。
今の収入からそれらをひくと、保険料に回せる金額は残りません。
夫婦ふたりの収入の合計は明らかに、生活保護の基準、最低生活費を下回っています。
「若くて健康、少ないけれど働いて収入もある」・・・そんな人は生活保護を受けられないと思っておられました。
だから、その相談者は「生活保護の申請」は選択肢にありませんでした。
生活保護は、できることをして尚、最低生活費に足りないとき、足りない分を補う制度です。
「そんなに誰でも生活保護を受けたら、国や自治体の財政がもたない」という意見もあります。
そう思っておられる方も、以下の学習会にお越しください。
講師のお話を聞くだけでなく、参加者の意見交換の時間もあります。
現に生活保護を利用されていて、「肩身がせまい」と思っておられる方も遠慮なくご参加ください。
そもそも生活保護ってどんな制度なのか?
不正受給ってそんなにあるのか?
なぜ、生活保護基準の引き下げが議論されているのか?
生活保護制度の切り下げは、今、制度を利用している人だけの問題ではなく、国民の暮らし全体に影響があります。
一生、病気をしない人はめったにないように、「生活保護が必要になるとき」は、誰にでも起こりうることです。
だから、みんなで考えたいと思います。
2月23日(土)1時半~
泉大津市民会館 6・7会議室
主催;泉大津社会保障推進協議会
とっても寒い日が続きますね。
私の周りでも、風邪やらインフルエンザやら・・・多いです。
当日、あなたの体調が悪くなりませんように。雨もふりませんように・・・。お待ちしています。