こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

市民の命を守る砦としての市立病院

2016-12-09 21:31:31 | 泉大津市立病院問題
「病院がなくなったら困るけど、別に公立でなくても・・・」と言う声があります。


病院の在り方について、議会でも様々に議論されてきました。


その中で「公立だからこそ、というのは周産期くらい」という意見がありました。


「周産期センタ―」は、たとえば低体重で生まれる赤ちゃんの命をまもる大切なところ。

そして、採算をとるのが難しい。だから国の財政措置も受けならがら、主に自治体病院が担っている役割のひとつです。


けれど、「公立だからこそ」は、それだけではなく、福祉・保健、時には教育など、行政の各部署と緊密に、速やかに連携することができることです。


市立病院も、自治体を構成するひとつの機関であり、子どもから高齢者まで、命と健康を支える医療の専門機関、総合病院を自前で持っていることは、文字通り、市民の財産。

かけがえのない宝です。


市立病院を、公設・公営、市が直接責任を持つ病院として存続させるのかどうか。明後日から始まる市長選挙の争点のひとつです。


伊藤市長は、「病院を単体として考えるのではなく、妊娠・出産・子育てを切れ目なく支えるシームレスケア、発達支援、認知症予防など、行政の施策と深く関わって役割を果たすために、公設公営の運営を貫く」と言い、そのための経営努力を続けることを約束しています。


伊藤市長を応援する会のビラに寄せられたメッセージ、「教育と医療介護行政」は「費用対効果」では判断できない長期的展望に立った大きな投資です」と言う言葉に共感します。
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