こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

母の納骨

2016-10-29 21:29:14 | 父・母のこと
2015年3月21日、1年半前に急逝した母の納骨でした。


急逝と言っても、92歳の安らかな旅立ちでした。

母は生前に献体の手続きをしていたので、ようやく今月の7日、母が望んでいた「最後の役目」を果たして、骨となって帰ってきました。


白い骨壺がお墓に納められるのを、二人の兄とともに見届けました。


そして親戚の人々と母を偲ぶひと時を過ごしました。


母が亡くなった後、遺品の整理をしてくださった義姉が私にと、まとめてくださったもので帰りは荷物がふくらみました。



手仕事が好きだった母の自作の鎌倉彫の手鏡。毎日、母の傍らにありました。




リュウマチを患って、鎌倉彫の彫刻刀が持てなくなってからは、小さな筆で絵を描きました。

毎日のように、身の回りにある花や野菜を描いていました。


そして、母が愛用していたパジャマ。今の季節に着るジャケット。


母と密度濃く、一緒に過ごしたのは大阪での7年間でした。

私にとっても娘たちにとっても、かけがえのない時間でした。

そして母にとっても、大阪での7年間は、楽しく輝いた日々だったと思っています。



今も、ふと母の息遣いを感じるような気がします。



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