こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

高い薬価は誰が決める?

2016-10-06 23:18:34 | 日本共産党
参議員予算委員会での小池晃議員の質問。

予定より遅れて午後1時からになりました。


リアルタイムでテレビで見られなかったので、夜、ネットで視聴。


公的年金積立金の株式運用で10兆円超の損失。安倍首相は「年金運用は長期で見るのが常識」と開き直りの答弁。

介護保険の「軽度者サービス取り上げと負担増。「聖域なく無駄は省いていく」と「福祉用具や生活援助は無駄」と言わんばかりの答弁。

医療保険の「かかりつけ医以外を受診した場合の定額負担の導入をすれば、患者負担は法が定める3割負担を超える」の追求に「財政を預かる立場としてはいろいろのことをやるのは当然」と麻生財務相。

「働き方改革」で「ナショナルセンターの違いを超えて労働組合が反対している法案の強行は矛盾」と「残業代ゼロ法案」の撤回を求める。

そして「政治とカネ」は自民党閣僚の政治資金パーティ券の「領収書」で、自民党内で「白紙の領収書のやり取りが常態化」している実態を暴露。


眠気が吹き飛ぶ迫力でした。



新薬が開発されても、高くて庶民には手が届かない。

そんな高い薬価を決める薬価算定会議は非公開で議事録もない。

ここでも安倍首相は製薬会社の利益代弁か?と思うような「非公開」を正当化する答弁に終始。

製薬会社の言いなりに薬価が決められて、医療費を高騰させる。

医療が庶民から遠くなる。


「国民に痛みを押し付けるまえに、やることがある!」と薬価算定プロセスの見直し、情報公開を求める小池議員。



最後の政治資金規正法に関わる追求で、稲田防衛大臣のビックリ答弁。「祝儀袋に包まれたお金は開封するのに時間がかかる。中身を確認していたらパーティーの進行に支障があるので白紙領収書をもらって、自分で金額を書いて出した。正式な領収書なので何ら問題ではない」

菅官房長官、高市総務大臣も、同じ答弁を繰り返す。

「白紙領収書」に自分で金額を入れて「正式な領収書」と言うなら、「何でもありではないか!」とテレビを見ていた国民は心底、憤りを感じたことだろうと思う。

昨日の国会中継、見逃した方はコチラから。



この「領収書」問題を「女性自身」が報道してくれています。




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