「高齢者が安心して暮らせるまちづくり」をテーマにして一般質問しました。
「高齢者が安心して暮らせるまち」は、高齢者だけでなく、全ての市民が安心して暮らせるまちです。
いずれは、誰もが(生命があれば)高齢者になるのですから。
そして、高齢者の問題は、支える「現役世代」の問題でもあるのですから。
「高齢者の安心」に、「医療の保障」は欠かせません。
「年金80万円(月額7万円弱)以上で外来と入院の合算の月額上限が、2万4600円。」「70歳未満は、無収入でも3割負担」という医療費負担。
多くの高齢者にとって、限度を超えた負担です。
受診抑制が重症化、医療費総額の高騰を招くのは明らかです。
老人医療無料制度の発祥の地、岩手県沢内村の「生命尊重行政」を報じた「岩手日報」。
2010年12月に沢内村を訪ねた友人がお土産にくれたもの。
沢内村は、現在、隣接の湯田町と合併して西和賀町に。
西和賀町のHPを開くと、「医療費給付事業」とあり、「65歳以上 住民税非課税世帯」は、医療費の自己負担ゼロ。課税世帯でも、「外来1500円、入院5000円」の一部負担。
村を外界から閉ざす豪雪、そうした環境と深く関わる貧困。
社会教育、産業振興にも力を注いだ深沢村長が、まっさきに取り組んだのが「赤ちゃんと高齢者の医療費無料化」。1960年、今から55年前のこと。
住民の誇りとして無料制度は、今も守り抜かれています。
当時の深沢村長の言葉を引用しました。
「生命健康に関する限り、国家ないし自治体は格差なく平等に全住民に対し責任を持つべきであり、それは思想以前であり、憲法以前であり、ましてや政策以前の当たり前の責務であるというのが私の政治理念である。」
今日の質問を前に、読み直した「沢内村奮戦記」
沢内村の「生命尊重行政」に学ぶことは大きく深い。
その理念にも、施策実現の手法にも、住民合意のプロセスにも。
13人の一般質問が、昨日と今日で終わり、来週明けから、予算委員会が始まります。
早速、その準備にかかります。
「高齢者が安心して暮らせるまち」は、高齢者だけでなく、全ての市民が安心して暮らせるまちです。
いずれは、誰もが(生命があれば)高齢者になるのですから。
そして、高齢者の問題は、支える「現役世代」の問題でもあるのですから。
「高齢者の安心」に、「医療の保障」は欠かせません。
「年金80万円(月額7万円弱)以上で外来と入院の合算の月額上限が、2万4600円。」「70歳未満は、無収入でも3割負担」という医療費負担。
多くの高齢者にとって、限度を超えた負担です。
受診抑制が重症化、医療費総額の高騰を招くのは明らかです。
老人医療無料制度の発祥の地、岩手県沢内村の「生命尊重行政」を報じた「岩手日報」。
2010年12月に沢内村を訪ねた友人がお土産にくれたもの。
沢内村は、現在、隣接の湯田町と合併して西和賀町に。
西和賀町のHPを開くと、「医療費給付事業」とあり、「65歳以上 住民税非課税世帯」は、医療費の自己負担ゼロ。課税世帯でも、「外来1500円、入院5000円」の一部負担。
村を外界から閉ざす豪雪、そうした環境と深く関わる貧困。
社会教育、産業振興にも力を注いだ深沢村長が、まっさきに取り組んだのが「赤ちゃんと高齢者の医療費無料化」。1960年、今から55年前のこと。
住民の誇りとして無料制度は、今も守り抜かれています。
当時の深沢村長の言葉を引用しました。
「生命健康に関する限り、国家ないし自治体は格差なく平等に全住民に対し責任を持つべきであり、それは思想以前であり、憲法以前であり、ましてや政策以前の当たり前の責務であるというのが私の政治理念である。」
今日の質問を前に、読み直した「沢内村奮戦記」
沢内村の「生命尊重行政」に学ぶことは大きく深い。
その理念にも、施策実現の手法にも、住民合意のプロセスにも。
13人の一般質問が、昨日と今日で終わり、来週明けから、予算委員会が始まります。
早速、その準備にかかります。