Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

呉服神社(2017年7月29日参拝)

2017年08月26日 | 神社
釈迦院の次は近くに鎮座する五社神社を予定していたが、
やはり余りの暑さでギブアップ寸前。(^^;

そういう訳で予定寺社の参拝を諦めて、
最後に上の宮伊居太神社と対になっている下の宮の呉服神社へ。

呉服と書いて「くれは」と読みます。

どう見ても「ごふく」にしか読めません。(^^;

てっきり着物関係の商人が江戸時代あたりに建立した
神社と思っていたのはここだけの話。(苦笑)


所在地:大阪府池田市室町7-4
御祭神:呉服大明神(呉服媛)、仁徳天皇
創建:仁徳天皇77年(389)
札所:西国七福神集印めぐり


【由緒】
人皇第十五代応神天皇の御代に、猪那津彦命(阿知使主)を、
中国の呉の国に遣わし機織裁縫の工匠をお需めになりました。

その時久礼波、久礼志の二人を案内役として、
呉の国に赴き呉王に乞うて呉服、漢織、兄媛、弟媛の四人を伴い
渡来する事になりました。

仁徳天皇の76年(388)9月18日、呉服の大神は逝去。
その御遺体は今にその跡を残す梅室、御形見なる三面の御神鏡は、
姫室にお納め申し上げました。

その翌年、仁徳帝の勅令を以て御神祠をお建てになりました。

代々の帝、殊にご崇敬篤く、円融天皇の御代には、
鎮守府将軍源満仲公が社祠を修復、下って後陽成天皇の御宇には、
豊臣秀頼公が片桐且元を奉行に命じて再建の事があり、
文政2年(1819)には有栖川宮殿下の勅祈願所となりました。


【鳥居】


昔はこの辺りまで境内だったんでしょう。

周辺の室町住宅は阪急電鉄創始者である故小林一三氏が開いた、
日本で初めての郊外分譲住宅地だそうです。

それにしても池田市は阪神大震災時、震度6強だったそうですが、
この鳥居は無事だったんだろうか。

神戸界隈の神社の鳥居は悉く倒壊したもんだが。


【神門】




神門の横は室町幼稚園で、
車はこの神門を通り境内に停める事が出来ます。


【拝殿】






恵比寿社を祀って西国七福神集印めぐりの札所になっているだけあって、
その影響が強く出た拝殿ですね。

えべっさんで有名な西宮神社の拝殿と同じ配色だもんな。


【ステンドグラス】




上が孔雀、下が鳳凰ですね。

拝殿にステンドグラスが飾られているのは初めて見ました。


【狛犬】



【恵比寿社】



【御神木】



【本殿】



【天満宮】



【御神牛】



【境内社】


伊勢っぽいですね。


【御神石】


玉垣を見ると寛政12年(1800)閏四月吉日、
願主 油屋吉兵と読めます。

調べてみると油屋吉兵衛という人物がヒットした。

子孫の方のブログでは江戸時代に明国と交易を行う等した境の豪商で、
鵜戸神宮に石灯篭2基を献納したそうです。





【稲荷神社】



【狛狐】



【境内社】


大国主命、国常立命、素戔嗚命等、6祭神の祠がありました。




祓戸社。


【御朱印】


二種類の内こちらをいただきました。


これにて本日の参拝終了。

暑さには勝てません。(^^;


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